2022年3月19日土曜日

風力発電スイッチボックスこんな大事だったんだ!ー自分でできる有難さを痛感


皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




気温は少しづつ上がってきましたが、強風がまたやってきて昨晩は船体が小さい地震のように揺れっぱなしで、あまりの強風で停電したほど!

昨日は朝から風が強かったので、主人はほとんど船内で作業をしていました。風力発電のスイッチボックスもほぼ完成に近ずいてきました。っていうか、まだ完成していなかったんだ、と機械の事が全く分からない私は驚いた。

風向き的に正面から吹いているので、ドッジャーに守られているコックピット内は平和なのです。風がなければまあまあ暖かいんですけどね。スイッチボックスの内側のバリ取りかしら?微妙にサイズを小さくしたかったようで、削っていました。これかなり細かい削りカスが飛び散るので、外でやってくれてありがたかった!

で、その後室内にもどりなにやら沢山のコードが箱から出ておりました。スイッチの部分取り付け完了していた。

内側はこんな感じ。なんだか物凄く複雑に配線されていますねぇ。思えばこれ、何から何まで主人が全部自分で組み立てていました。空のボックスを買って、中に入れる部品を買って、それぞれを機能的にボックスの中に納まるように配置を考え、それに合わせて穴をあけて・・・と物凄い手間がかかっています。

形が整ってきたので「あとはこれ、SATOMI号の後ろに穴をあけて設置するだけだよねぇ。」と言ったら「まあねぇ~。でもその前に配線の仕方をデザインしないといけないしねぇ」となにやらまだまだいろんな工程があるようなのです。

ひぇ~!!!想像以上に大変な作業だったんだということがやっとわかってきました。主人はIT関係の技術営業職に30代で転職したんですが、その前は電気技師でした。自営業として電気屋をやる国家資格を持っていますが、お父さんの跡はつがず企業にエンジニアとして就職して会社員の道を選んだのですが、もともと機械いじりが大好きなので、家の電気の配線は全部自分でやっていたので、我が家では、電気屋さんをよんで何かを設置してもらうとかっていう事がありませんでした。オーストラリアでは電気屋さんはとても高く、一回出動してもらうと作業の内容にかかわらず「出動代」だけでも1万円近くかかることも珍しくありません。さらに、予定した日に来てくれる人はほとんどまれで・・・・これはオーストラリアの職人系自営業の業界では珍しくなく、とても不便なのですが、それが当たり前だから文句言えないんですよね。そういう不便さが一切なく過ごしておりました。主人の実家の改装工事をした時なんかは、エアコンの設置を専門業者に頼んだら、家の土台の関係で配線が物凄く面倒なので設置してほしい位置には「付けられません。」と断られたんです。それも何社も。で、結局主人が自分でやることに。屋根裏で埃まるけになりながら奮闘して、ついに希望していた壁にエアコンをつけることができました!自分でやれなければ絶対にかなわなかった、または相場の何倍もの費用をかけないといけなかったのでおそらく普通の人だったら諦めていたと思います。

SATOMI号の電気配線も同じ。今回の風量発電のスイッチ設置だって、業者に依頼していたらきっと物凄い時間と費用がかかったいただろうなっていうことが、作成過程を観ていて痛感しました。やってくれたらいいけど、もしかしたら「無理」って言われたかもしれないし、時間と費用の事を考えたら、あきらめて「ま、全然風量発電の電力が無駄になっているわけではないから現状のままであきらめるか」ってなっていたと思う!

つくづく、主人が自分でやれることの有難さが身に沁みました。なので、夕飯は好物のラビオリトマトソースソーセージ入りを作ってあげよう!

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