2022年3月17日木曜日

SATOMI号にペットができた?!&いろんなタイプのご近所さん

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




今週になってから少し気温が上がってきたキオス島。それでも最高気温は11度とか12度。塗装するためには17度以上にならないといけないので、まだまだ当分作業は進みません。長期予報では3月最終週からようやく最高気温が15度を超える日々になるよう。つまり当分Tholosボートヤードに足止めというわけです。ボートヤードでの日常生活はこんなです!


月曜の夜はお家ごはん。主人がローストチキンを作ってくれました。

火曜日はいいお天気だったので、朝一でお洗濯。天気がいいといっても一日中太陽が照っているわけではなく、すぐに曇り空になってしまったり、風が物凄く強かったりで、船体のライフラインに干すのはためらわれました。そこで、防水キャノピーにカバーされているコックピット内にひもを渡して、即席お洗濯干し場ができました!

これなら絶対風に飛ばされることもないし、急に雨がふってきても慌ててしまう必要もなし。

さて、最近SATOMI号にはペットができました!ボートヤードに住み着いている猫ちゃんが何匹かいるんですが、この子は人懐こいほうで、以前からトイレに行ったりしたときに、付かず離れずでついてくるのです。で、とうとういつもSATOMI号の辺りをウロウロするようになりました。

鳴き声がとても可愛くて、なんと、この梯子を上ってデッキまで上がってきたりしちゃうんです!

もう1匹似たような模様の子がいるので、きょうだいかな?梯子の途中の高さの所にある、足場に乗り移ったりしていました。

梯子に誰かが昇っていると、カタカタっと音がするので船内にいてもわかるんですね。私たち以外の人間が昇ってくるはずがない時に音がしたので、デッキを除いてみたら、なんとこの子がSATOMI号を訪問してました!一応「しっし」っと追い払ったんですが・・・多分夜とかは登ってきていると思います。天井のハッチに猫の足跡があったって主人が言ってましたから。


結構急な梯子ですが、にゃんこは平気みたいです。ローストチキンの骨の部分にちょこっとお肉が残ったりするので、夜、にゃんこにあげました。SATOMI号の近くで餌をあげると癖になるかなっと思って、食べ物を上げる時は、ちょっと離れた場所に置いておくことにしています。

SATOI号のすぐとお隣さんのヨット。フルキールのケッチで、これなら長距離航海も安心なタイプ。

このボートヤードは、キオス島自体がギリシャの中でも本土がから離れているから保管されているヨットも、年季が入ったタイプのものが多いです。クレオパトラマリーナや、アテネに近いマリーナに係留されいたヨットは、夏の間だけちょこっとセーリングを楽しむ感じのヨットが多くて、その違いは装備や型式なんかを見るとわかります。さらにチャーター用のヨットも多いし。ここまで来て越冬するヨットは、派手なタイプのものはありませんが、冬の間以外はきっとずっと船上生活をしているんだろうなっていうタイプのものが多いです。

SATOMI号の後ろは丘になっているので、こっち側の風からは守られています。

赤いヨットは売り出し中!スチールボートだと思います。結構いいサイズ。でもアンカーがこのサイズのヨットにしては小さい気がするから、大きいのに買い換えないといけないよねぇ・・・って私にはまったく関係ないんですが見るたびに思う。



このパワーボートは、16日にやってきました。

これは船籍がアムステルダム、オランダになっていますね。パワーボートも何隻もいます。

そして、これが新築されたトイレ&シャワー施設。

写真左奥がSATOMI号で、距離にしたら100メートルぐらいかな。すごく遠いわけじゃないけどすごく近いわけでもない。
前のトタン屋根のトイレと比べたらかなりなアップグレードです。奥2つがシャワー。

シャワーの中にはタオルとかをかける部分がないので、ちょっと不便。なので、シャワーはSATOMI号で使っています。

反対側の奥二つがトイレで、突き当りに洗濯機があります。以前はこの洗濯機は外に出しっぱなしでした。

あっちがボートヤードの入り口で、この入り江の行き止まりとなります。

岸沿いにはキャタマランが並んでいて、その奥には35フィートぐらいのモノハルヨットが置かれています。

あれが、ボートヤードの湾の出入り口。いきなり外海じゃなくて実際は曲がりくねっているので、外から大きな波がいきなり押し寄せてくるっていうことはありません。なので、風がかなり強い日でも、それほど大きな波が立ちません。ぐるりと小高い丘に囲まれているので、だいたいどの方角から風が吹いてきても、直撃というとはあまりありません。

地形的にいって、キオス島ではここが一番ボートヤードとして適した場所だと思います。島の規模として、ちゃんと修理ができるタイプのボートヤードは2つは不要なのかもしれませんが、地理的にもここ以外にはあり得ないと思う。だからこのTholosボートヤードはオーナーが変わったりはしましたが、ずっとこの地に長年存在しているんですよね。しかも大昔、ギリシャ神話の時代から、ずっとここがボートヤードだったという話も納得できる!

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