皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
風力発電スイッチボックスの取り付けも終わり、接続も無事完成!と思ったら、風力発発電の本体が動かないのです。
今週水曜日30日夕方、ついに風力発電スチッチボックス設置が配線も繋いで完璧に完了しました!大喜びでテストしたところ・・・あれ????風力発電本体の動かないんです。風に向かって自動的に頭の部分がクルクル回転するはずなのに、手動でも15度ぐらい動いたらそれ以上ガンとして動かないんですね。5か月近く使用していなかったのですが、その間無駄にクルクル回ることがないようロープで羽根部分を固定してしました。それは以前からあまりに風が強い時とかはやっていたのですが、それよりも、本体の首の部分が回転しないんですよ。そこで、早速メーカーのサポートセンターに電話。うちの風力発電機はサイレント・ウィンド・プロという製品でポルトガルのメーカーのもの。こちらでは人気ブランドみたいで、同じものを付けたヨットを沢山みかけます。購入からまだ1年未満なので保証期間内です。サポートセンターの方は、一度分解してみてください、とのことで、一旦電話を切った後再度かけ直しました。
この首みたいな部分が動かなくなったのです。
羽根の部分は全く問題ないよう。
中を開けたら何が問題かすぐにわかったようです。どうも水が浸入していてYAWベアリング(回転する部分のベアリング)がサビてしまいダメになっていたのです。水が浸入してはいけない部分なのですが。
サポートセンターにその旨を伝えると「水漏れするはずがないので、不具合だった可能性がありますね。至急返送してください。」とのことでした。購入代理店はイギリスの会社だったのですが、製造元に返品することになり、ギリシャからポルトガルに送付となったんです!保証期間といってもこっちからの送料は自腹。重量があるのと特急で送り返したかったので200ユーロもかかりました!安全にトラッキングができる形で送るのでクーリエを使用したから仕方がありません。部品を取り換えるだけなので作業自体は1日でできるそうですが、輸送に時間がかかるのです。幸い、ギリシャでは冬でもシエスタといってお昼の2時頃から5時ぐらいまでお昼休みになることで、営業時間が夕方8時近くまでやっていることが多いんですね。そこで、水曜日の夕方のうちに、発送することができました。なので、今日4月1日には到着予定です。
部品取替えが終わったら、すぐに返送してもらえますがこちらに戻ってくる送料はメーカーが負担してくれるそうです。それにしても戻ってくるのは来週後半になると思われます。風力発電機なしで出航するのはあり得ないのです。というのはSATOMI号にはでっかい冷蔵庫や冷凍庫がついているし、まだまだ真夏じゃないからソーラーパネルだけだと電力不足になること間違いなし。(冷蔵庫以外にもパソコン、ネットをよく使っておりますので~。)風量発電なしの場合、結局どっかのタウンバースに繋がってないといけなくなるので、ボートヤードのハードスタンド上にいる方が安上がりなんですよね。
それに、船体の塗装ものびのびになっております。天気の条件さえ整えばすぐに下塗り(オズモシス)を開始できるよう、すでにテーピングも終わっております。
昼間の最高気温は18度弱になってきましたが、朝はまだまだ15度以下。それとお天気が曇りがちで急に雨が降ってきたり、異様に風が強くて砂埃が物凄かったりしております。本日も風速は時速70キロを超えているんです。ノットでいくと37ノット越え。実際にはもっと強いかも。北風なので丘に囲まれていない方向から吹いてきます。そのため一日中、船体は揺れ続けております。弱い地震みたい。揺れているって感じるほどの揺れですから。
ボートヤードの技術責任者のヤノスさんとも今週にはいってから打ち合わせをしていますが、失敗できないので風もない完璧な天気になるまで待ちたいとのことでした。私たちにとっても風力発電機の故障という予想外の自体が今になってわかったので、来週いっぱいは必ずいることになってしまったので、丁度いいと言えば丁度いいけど。キオス島に来てから丸2ヶ月もたっているので、もっと早くに風量発電本体の不具合がわかればよかったのですが、そんなこと夢にも思いませんでした。前のヨットの時の風力発電機、まる2年間雨風吹き曝しだったのに全く問題なく・・・・・今度のだっておそらく本当なら全く問題ないのですよね。だから最初から不具合があったんだと思います。
むき出しになっている部分はビニールでしっかりカバーをしてあります。一日も早く戻ってきてほしいなぁ。だってせっかく主人が完璧なスイッチボックスを作って、風力で発電した分も無駄なく全部バッテリーに取り込めるようにしたんだからねぇ。
滞在が予定より伸びちゃいましたが、その分ボートヤードの可愛いお友達と仲良くできる時間が延びました。この子はまだ子猫みたいでいつもお腹が空いているよう。私が外に出るたびにどこからともなく現れてきてにゃ~と可愛い声でおねだりします。トイレに行く時もつかず離れずでついてくるんですよね。まだ触らせてはもらえませんが、かなり慣れてきて、外で運動している時、近くでひなたぼっこしながらお昼寝をし始めまるぐらい慣れてきました。
私たちがここを離れても、ボートヤードの事務所のお姉さんが餌をやっているのし、住み込みスタッフの方も食事のあまりをあげているようで、食べ物には困らないと思います。できれば、連れていきたいけどねぇ。
ということで、結局出発は4月の半ばぐらいになっちゃうみたいです。
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