皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
トルコ旅行中に楽しみだったのは、SATOMI号の船底塗装が始まっていること。どんな具合かな?とトルコにいる間にボートヤードに連絡を入れていました。
残念ながら最終コーティングのコッパ―塗布まではいきついてませんでしたが、下塗りの防水塗布は全て終わっていました。これ4回塗り重ねております。とってもスムーズでいい仕事をしてくれていました。キール下は、削り作業からスタートしないといけなかったのですが、ちゃんと下塗りまで終了していました。
月曜日の午後遅くにようやく晴れ間が出てきましたが、夜は日中最高気温は15度ぐらいまでしかあがりませんでした。なので、コッパ―塗装はスタートできず。
天気の関係で、水曜日以降にしかコッパ―塗布作業は開始できないのですが、今週はギリシャ正教のイースターにあたるので、金曜日からホリデーになるのです。そうなると、木曜日一日だけでは全ての工程が終了せず、一旦塗布したら2回目の塗布を決められた時間以内にしないとけないので、週末をはさんでする、というわけにはいかないのです。今のところの予報では、来週水曜日以降は最高気温が20度を超える暖かさになるので、コッパ―塗布には最適です。まさか、ここまで予定が遅れるとは思っていなかったのですが、仕方がありません。それに海上に戻した途端、ギリシャのクルージング税を支払う必要が出てきます。月ごとで支払いなので、4月の最後一週間だけだとしても一カ月分まるまる払わないといけないから、どうせなら5月の最初に海上に戻った方がお得。
火曜日19日、朝ごはんを食べていると外から「ガガー」という大きな音が聞こえてきました。来週のコッパ―塗布に備えて、下塗りをサンディングしているんですね。こうすることで塗料がのりやすくなります。
あっという間に、スターボード側がきれいにサンディングされていました。
本当にねぇ~、まだ完成しないの?って思いますが、防水塗料に関しては一番最初は予定に入れてませんでしたが、前に塗ってあったものがもう機能していなかったので、近いうちに塗り直しが絶対必要でした。52フィートのSATOMI号の船底、本当に面積が大きくて昨年アンティハルを主人と二人で塗った時も2日がかりでした。その時は2回重ね塗りしただけだったのに。今回は4回重ね塗りする必要があったので、自分達でやる気にはとてもなれませんでした。その上にコッパ―塗りは3回重ね。本当にボートヤードにやってもらうことにして良かった。その分人件費はかかってますけど、自分でやらなくていいことを考えると安いものでした。
心配していた、風量発電機の本体も無事戻ってきました!トルコにいる間に戻ってきてたので、月曜日に主人がクーリエの集配所まで取りに行きました。
ちなみに、バウスラスターのバッテリー充電のためのミニソーラーパネルは、トルコ出発っ前日に設置完了しておりました。
接続も全て完了。これで常にバウスラスターはハウスバッテリーの充電に頼る必要がありません。自然に単独で充電し続けるので、ハウスバッテリーが減っていた時でも影響されることはありません。
まさか、2月に戻ってからまるまる3カ月もボートヤードにいるとは思ってなかったのですが、細々な部分も含めていろいろアップグレードができたし、しっかり防水してコッパ―塗装されれば、来年は好きな時に海上に戻ることができるようになります。私達の地中海クルージングはまだまだ今年が2シーズン目、始まったばかりです。だからこそ今のうちにいろいろ長期的対策を取っておくのが、最終的に正解だと思います。そうやって早く海上に戻りたい気持ちを慰めておりま~す!
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