皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
昨日5月14日(土)お昼ごろに、5日間滞在したイカリア島から出発しました。無料で係留できしかも水も使いたい放題のマリーナだったので、移動せず島観光も存分にできました。それだけでもありがたかったのに、なんと出発前日に、マリーナ内に温泉が湧いている事を知ったのです。
SATOMI号から見ると、正面の2隻のボートの間ぐらいの岩場に、その温泉はあります。
緑色のコンテナからちょっと左側。この位置からだと岩に隠れて見えないので、偶然に見つけるというのは難しい。
近づいてみると、結構深さがありそうなちょっとした露天風呂風な場所を発見。
コインランドリーに洗濯をしに行こうと思って外にでたら、ちょっと先のワーフに係留しているヨットの方が、水着とタオルを肩にかけ、さらに手にはゴミ袋をもってSATOMI号の前を通りかかりました。私たちもゴミ袋を持っていたので、その男性が「ここ、ゴミ箱はどこにあるんですか?」と聞いてきたので、「港の端っこに行かないとないみたいです。」と答えると「え~そうなんだ。今からお風呂に入りに行こうと思ったのに。」と言われるんです。それで「私たち、どうせゴミ捨てにいくし、コインランドリーにも行くのでゴミ捨ててあげますよ。」と言うと、最初は遠慮されていたのですが最終的には「じゃあ、お願いします。」となり「これからお風呂に行きます。温泉あるの知っているよね。」と言われたんです。知らないです!と言ったら、場所を教えてくれました。どうも、この無料マリーナに来る人はみんな知っていて、この温泉に入るためだけに来る人達もいるよう。道理で、一泊だけして出ていくヨットがほとんどだった。イカリア島が初めての私たちは、いろいろ島観光をしかったし、滞在中に発見した小さな修理部分(また前のトイレが調子悪くなったので、交換用部品を手配しまたり、冷蔵庫のサーモスタットもちょっとおかしい。)を対処したりして、5日間はあっという間に過ぎました。そうでなければ、天気が悪くなければ何日もいる必要はない場所です。このエリアをウロウロするなら、買い物と洗濯、そして水の補給のためによるだけで十分でしょうね。
近くにいくと、湯気がたちこめていました。おそるおそる入ってみると、これがまあ、何ともいい湯加減。実家のお風呂が常に42度に設定されているのですが、それよりあったかいでした。ちょっと熱めのお湯かなぁ。もう湯加減が、まるで日本のお風呂そのもの!
ちゃんとボートランプもあります。
温泉につかりながら、SATOMI号の方を眺めるとこんな感じです。
SATOMI号が係留するのにぴったりの隙間が空いていたワーフ。ここ以外はみんな使われていたんです。入港してから横向きに接岸しないといけないので、使いにくいからかな。おかげで丁度いい場所が開いていて、私たち的にはとてもありがたかったです。この日の夕方、網1隻入ってきたのですが、SATOMI号と同じぐらいのサイズだったので、ぐるりと見渡してからスペースがないと判断したようで、出ていきました。ラフティングさせてって、声かけられるかな?って思ってたんですけどね。
街の港もそうでしたが、マリーナ内も水はとても澄んでいます。魚も15㎝ぐらいのサイズがいて、ギリシャでは珍しく大きめだと思いました。
水深3メートルぐらいなので、海底がはっきりくっきり見えます。
マリーナの水道の水質がとてもよくて、キオスのボートヤードで満タンにしたものより良かったんですよ。特に、バックタンクはハードスタンド上に上がっていた時も使っておらず、昨年末にレスボスかどっかで入れてきた水がそのままになっていました。そのためちょと痛んでいたようで、水質の数値が「なんかいろいろわいてまっせ!」的な数値になっていたんですね。そこでバックタンク内の水を全部出して、(SATOMI号に存分にシャワーを浴びさせました。)さらに数回ちょっと入れては流して・・・を繰り返し、ようやくきれいになってきたところで満タンにもどしました。そんなことができるのも無料で水が使えるからこそ。山道を、ドライブしていた時、何か所か清水が湧いている場所をみたので、この島はきれいな水が豊富にあるんでしょうね。だから無料で提供してくれるんだ。ありがたいありがたい。
ということで、まる5日間滞在したイカリア島を14日に出て、すぐお迎えにあるFournoi島にやってきています。
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