皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
5月17日(火)にFournoi島のアンカレッジを出発して、サモス島に移動しました。なんとここにも無料マリーナがあって、電気接続さえも無料でできるのです!バウスラスターなしでスターン・トゥー、ちょっと苦労したけどなんとか接岸しましたよ。
5月16日のディンナーは冷凍ラザーニャにモッツアレラチーズやサラミ、トマトをプラスしたものをオープンで焼きました。付け合わせにこれまた冷凍の枝豆とサラダ。このラザーニャ、Lidlスーパーのものでお気に入りです。
この日は前方のからの風でした。そのため最初、ちょっとヒールしてたんですが「朝ごはん作るのにやりぬくいから調整して。」とお願いし、スピードが落ちてもセールを出し気味にして傾きを減らしました。最初は6ノット近く出てたけど、その後はもっと遅くなりましたがその分平行に近くなった。
安定している間に、朝ごはんです。メニューはスパニッシュオムレツっていうと聞こえがいいけど、ペーコン、玉ねぎ、ピーマンが入ったオムレツです。食べてる間になんか忘れたなぁと思ってたんですが、チーズを入れるのを忘れていた!
食べ終わって一息ついたころ、少しづつ風が強くなってきたので、スピードはまた6ノット近くになりました。これで本日も予定到着時間より早く着くこと間違いない。
SPF50のメッシュのシャツは、クリスマスプレゼントとして昨年、主人のお義母さんにリクエストしていただいたものです。これで日焼け対策バッチリだ。
後ろに見えるのがFournoi島。
そして本日入港予定のMarathokampouの港に近づくにつれて、どんどん風が弱くなりヘッドセールがへた~となってきました。
いつもならバススラスターを使って、まっすぐに後進して接岸していましたが、使えないので左に曲がってしまうプロップウォークを調整しながらのスターン・トゥー。風が収まったとはいえ、全然影響がないという状態ではなかったので、結構苦労しながらの後進でした。やはりまっすぐにはバックできなかったので、アンカーを下ろした位置からすると斜めに接岸になってしまったので、スターンラインを引っ張ってまっすぐになるように直しました。
イカリア島の無料マリーナでみたBlue Pearlというババリアのヨットのお隣に。覚えていてくださり、接岸も手伝ってくれました。バウスラスターの修理のために来ましたというと、「どの部品?」と聞かれ、なんと「うちも同じ事が起きたので、予備の部品があると思う。」とわざわざ探してくれて、譲っていただけました!有難い。というのはこの港、一件あるはずの船具やさんが、シーズンオフでまだ休業中だったのです。ここのマリーナ、まだ新しいみたいなんですが、イカリア島と同じく無料です。多分夏のシーズンになると有料になると思うんですが、ここは水だけじゃなくて電気接続まで無料でできるんですね。だからなのか、結構長期滞在しているみたいなヨットが何隻かありました。さらにキオスのボートヤードであった人もいました。このエリヤは移動距離が少ないので顔なじみが増えていくみたいです。
まるで絵葉書みたいな風景。
旅番組に出てきそう。
メニューも、どのお店も英語で看板が出ていました。サモス島って、位置的にミコノス島ともそんなに遠くないんですよね。だからギリシャ以外のツーリストが多いのかな。(キオス島と比べてね。)
こんなお茶目な看板も!「ご主人デイ・ケアセンター」ですって。
「自分だけの時間が欲しいですか?リラックスしたいですか?ゆっくりショッピングしたいですか?だったら、ご主人はここに置いていきましょう。私たちがしっかり面倒をみますよ。料金はご主人が飲むドリンク代だけ。」笑えるぅ~!!!
お買い物を終えて帰るころには、かなり気温があがっていました。最高気温が26度ちょっとになるんです。ボートヤードであった人が「キオスよりあったかいでしょ、ここ。」って言ってました。南下しているからかな。こんなきれいなビーチがね、マリーナのブレークウォーターのすぐ隣にあるのです。
すぐそこがマリーナ。
到着した17日は何もせず、夕食も前日のラザーニャの残りを地元ワインと一緒につまんだ程度でした。バウスラスターの修理は18日からスタートです。
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