皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
ギリシャで日本食にお目にかかるのは、アテネなどの大都市でなければかなり珍しいこと。それだけまだ日本人に馴染が薄い海外渡航先なのかもしれませんね。ではロードス島のアジアの影響具合はどれぐらいかな?っていうレポートです。
エーゲ海諸島の中でもサイズが大きいロードス島はミコノス島やクレタ島と並んで世界的に有名な観光地です。つまり世界中からの観光客がやってくるわけです。食文化で言えばギリシャの人は保守的で、あまり外国の料理を取り入れないなっていうのを強く感じています。歴史的な理由でイタリヤ料理の代表的なミートソースパスタとか、トルコ料理のケバブとかはギリシャ料理みたいになっていていますが、それ以外は外国料理のレストランをほとんど見かけない事から、一般のギリシャ人の方にはなじみがないことがわかります。移民の国オーストラリアはシドニーなんかだと、あるとあらゆる国籍のレストランがあって、レストランで世界一周ができそうなぐらい!それに慣れていたから、ギリシャに来てからバラエティーの少なさにちょっとがっかりでした。だって、世界中どこにでもあるであろうチャイニーズレストラン自体も、アテネとかカラマタなどの大都市を離れたら、ほとんどお目にかかりません。
それが、トルコに近いほうの島々に行くようになってから、少しづつチャイニーズレストランを見かけるようになり、トルコを通じた貿易の歴史を垣間見るようになりました。
エーゲ海の島々ではまず、ギリシャ料理以外のレストラン(タバーン)はありません。勿論マクドナルドもなし。マクドナルドがあるのは、かなりな都会または海外旅行者がやってくる島だけです。同じ島でも、ロードス島みたいに海外からの旅行者、特にイギリス人、アメリカ人が沢山やってくる場所だとレストランのバラエティーもちょっと増えますが、ここでいうバラエティーっていうのはアジアン料理のレストランがどれぐらいあるかってことで測れます。つまりアジアンレストランが沢山あればあるほど、海外旅行者率が高い!というのが自論。
ロードス島もしっかり期待に応えてくれました。ググったらかなり何軒もヒットしましたが。メニューをチェックするとアジア料理と名乗っていますが、ほとんどがチャイニーズ。そこに「寿司」を置いているのが一般的。さらに名前が日本風であってもメニューはチャイニーズだよねっていうのも数軒。その中で、レストランの名前もメニューも「これは期待できそうな日本食レストランかも!」って思えたのが1軒ありました。その名も「Tokyo Yaki」(東京焼き?!)
旧市街を抜けて、新しい町の方、おしゃれなショッピング街にあるお店です。ジャパニーズレストランとは名乗ってませんが、入り口にあるのは灯篭?でもドアがちょっと中華風?
食器もこんな感じで、最初からお箸が並べられていました。でもこれ違う組み合わせのお箸だ。主人のと一個づつ交換するとちゃんとした組み合わせになるんですが、ペアになっているって気づていないのかも。
外のテーブルを選びました。
マグロとサーモンのお刺身。
ここはカクテルも評判が良かったので、珍しく私もカクテルにしました。名前は忘れた!ベリー風味のなんかだったけど、美味しかった。お刺身はとても新鮮でおいしかった!餃子は大丈夫だった。ちゃんと餃子でした。
これ以外のアジアレストランは試していないのですが、メニューを見る限り、チャイニーズレストラン風なので、行く予定は特になし。
マリーナのレストランにも、実は和風なメニューがあるんですよ。
前菜の中で、SASHIMIとかTatakiっていのがあります。
マグロのタタキ、ワサビにワカメ。ワカメっていうのはワカメではなくメカブの酢の物。ヌルっとシャキシャキの食感で美味しいです。これはシドニーでもシーフードマーケットで売っていてい結構好きでした。ワサビはワサビ風味のマヨネーズって感じ。でも美味しかったですよぉ。カルパッチョやマリネした魚が大好きなので、これはかなり気に入りました。
やっぱ、ロードス島、ギリシャの中でもアジアの影響が結構ある・・・というよりは海外からの観光客が多い島だっていうことが、レストランのメニューからもわかりました。
これを書いているうちに、また「Tokyou Yaki」に行きたくなってきた!ロードスでディナーするのは(順調にいけば)あと2回だから、もう一度行ってみよう。もう醤油ラーメンは頼まないけど、「とんこつ」ってうのがあったんですよねぇ。一か八か、リベンジしてみようかなぁ。
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