2022年6月19日日曜日

素敵な偶然!日本人セーラーのグループとマリーナで遭遇

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




ロードス・マリーナでの素敵な思い出がまた一つ増えました!マリーナで日本人セーラーの皆さんのグループにお会いしたんです!


先週末のことですが、ヨット関係のFB内の投稿に「ロードス島でヨットをチャーターしました。ロードスマリーナにいます。」というのを見つけました。驚いですぐに「私今ロードスマリーナにいますよ!」ってコメントしたんですね。その日はそのままだったのですが、翌日、ゴミを捨てに行った帰りに、前方にアジア人のグループの方がマリーナのワーフを歩かれていました。ギリシャではアジア人を見ること自体が珍しく、さらにエーゲ海の島々ではほとんどありません。ただロードス島は有名な観光地だからクルーズ船とかでいらしているのかなって思って、少し後ろを歩いていました。すれ違いざまに聞こえてきたのが日本語だった!うれしくなってしまい、思わず「日本人の方ですか?」って声をかけちゃいました。「ホリデーでいらっしゃったんですか?」と聞くと「ヨットをチャーターしたんです。」と言われたので、FBで見た投稿のグループの方だというのがわかりました。

丁度彼らが旧市街地の方向に行かれるみたいだったので、SATOMI号の前までご一緒すると、すでに前日ご覧なっていてSATOMIという名前だから不思議だったようです。
その日は係留場所の後ろから吹いてくる風ちょっと強く、パッサレルが岸から離れ気味になっていて、SATOMI号への乗り降りが不安定な状態でした。そこで、外でお話しただけで終了。翌日からセーリングを開始されるということで、泊地情報のアプリなどをご紹介して終わりました。

みなさんは8名のグループで1隻を一週間チャーターされていました。最初にSim島に行かれたとのことで、戻ってらした時に「マリーナで夕食をしています。」というメッセージをいただいたので、丁度またゴミを捨ていに行こうと思っていたところだったのでご挨拶にいくことに。その日は風が弱くなっていたので、食後にSATOMI号によっていただきました。

何度も何度も「いい船ですね。」ってほめていただき、本当に嬉しかったです。やはりヨッティーの方に言っていただけるのは格別です。日本でもレースをされたりして常にセーリングをされているベテランの方達に言っていただけるとなおさらです。

船内をご案内してから、チャーターされてるヨットを見せてもらいました。築30年のSATOMI号とは違い、とてもモダンな最新型のヨットで、中もとってもきれいでした。チャーター用の作りなので、ベッドルームが4つあり、トイレも3つ!すごいなぁ。

その後、中で皆さんにまじってちょこっとお酒をいただき、楽しくおしゃべりをしました。まだお会いしたのが2回目で、最初はご挨拶程度だったのに、みなさんとても気さくに私と主人を迎えてくださいました。Sim島の様子とかも教えていただき、いいセーリングだったことがお話しぶりからわかりました。翌日も皆さんはセーリングに出るのであまり長居をしないように帰ってきました。

それから最終的に戻ってこられたのは3日後でした。朝またメンバーの方のお一人と偶然シャワー室の建物でお会いして、「あ、お帰りなさい!」とまたおしゃべり。するとその方が「明日帰るんですが、日本食などいりますか?」って聞かれて「はい、勿論!」と即答しちゃいました。その日は最後のクルージング日ということで半日セーリングを目一杯楽しまれて夕方帰ってこられるとのことでした。

夕方、ディナーに出かけた後、もう帰られたかなぁっと思ってチャーターヨットのバースを見に行くと、みなさんがデッキでくつろいでるのが見えました。私達が車でLindosに行ったときは、大型クルーズ船が3隻も入港していて、旧市街もLindosも物凄い人出でした。湾内に係留するヨットやパワーボートも沢山いて、とてもここにはSATOMI号で入ってくる余地がないなぁって思ったんです。泊地情報のアプリにも「物凄い混んでいる。」とか「大型観光船がどかっと目の前に碇をおろして前からいたボートのチェーンを全部引っ張った」というコメントがなどがあり、混雑する場所なんだなぁと思っていました。でもチャーターされた皆さんが行ったときは、4隻ぐらいしか係留していなかったそうで、余裕でスターン・トゥーができ、2日間も滞在されたとのこと。確かにその週はクルーズ船が常時1隻ぐらいしかおらず、どこにいっても前の週より空いているなっていう印象でした。だから最高のタイミングだったようです。もう一週間早かったら、Lindosに碇泊することは多分難しかったでしょう。私達は行けてませんが、わざわざ日本から来られた方たちが、タイミングよく入港できて、しかも観光もゆっくりバッチリ楽しむことができたのを聞いて、すごく嬉しくなりました。皆さんのロードス島の思い出はきっと最高のものになっているでしょうね。ロードス島の観光局のまわしものではないですが、なんだか島側の人間みたいな気分になっちゃって、みなさんがロードス島でクルージングを楽しまれたことがすごく嬉しかったです。


で、出発日18日、船内に残った食糧品を大量にいただいちゃいました!しかも、隣に係留していたスイスから来た学生さんグループからも余っている食料品、調味料などをいただいていしまいました。パスタとか調味料、缶詰な度日持ちするものが多かったで半年ぐらい買わないくていいんじゃないっていうぐらい。勿論ワインもどっちゃり!!!日本のお煎餅に、フリーズドライのお味噌汁などもいただき!やっほー!クリスマスがやってきたみたいだねって主人と二人で大喜び。

だいぶ片付けた後で、これぐらいです。運び込んだ時はテーブル一杯うめつくしていました。

さらに、日本のお薬もいただきました。グループのお一人にお医者様がいらっしゃって(シャワー室であった方。)、解熱剤などを持ってきていらっしゃったんです。その方は出発が他の方達よりも早く、すでにその時点では出発されてしまっていたのですが、ちゃんとお薬の説明書きを入れくださる心遣い。もう大感激です。本当に合わせたら数時間しかご一緒したことがなかったのに。

最終日、2名の方が先に出発されていましたが、午後便の方達と一緒にマリーナのレストランで朝ご飯を食べました。滞在中に数回お会いしましたが、ゆっくりお話ししたのはこれが初めて。でも本当に皆さん、出会ったばかりの私達を始終暖かくグループに向かえていただき、全員の方とあっという間に打ち解けることができました。

グループ全員がいつも一緒にセーリングをされているかと思いきや、このチャーター旅行に参加することで初めて会われた方同士もいらっしゃると聞いて、驚きでした。だって、みなさん和気あいあいで、息もピッタリだったからです。朝食後は、お買い物に行くグループとゆっくりされたいグループにわかれて、ゆっくりされたいグループは、SATOMI号にお越しいただきました。連日のセーリングと夜はギリシャ時間でディナーが遅くなり、お疲れがたまるのも不思議ではありません。

船内でお休みいただくことをお勧めしましたが、「外のこの感じが心地よいんです。」とのことで、デッキでお昼寝されていました。

お買い物グループの方が戻られて、いよいよ出発です。直接日本に戻るのではなくこれから経由先のイタリアやフランスで数日過ごした後で帰られる方もいらっしゃるとのこと。素晴らしいホリデーを、これでもかっていうぐらい満喫されていますよねぇ~!

日本でもまたお会いできるといいなぁ。こんなギリシャの島で日本のヨッティーの方に偶然お会いできるなんて、ロードス島に来る前は夢にも思っていませんでした。

2週間以上も一か所に滞在するのは、私達にとって物凄い珍しいことなんですが、お誕生日に一生の思い出のディナーができたり、いい先生に巡り合って急遽外科処置をしもえたり、極め付きは最高のヨッティーグループの方達に出会えたり・・・・ロードス島は私と主人にとって、ギリシャの中でも、物凄い特別な場所になりつつあります。

ちなみに、18日午後の時点で、期待していた主人のパソコンは、すでにロードス島に届いているはずなのですが、取り扱い代理店では「なんか届いてるけれどそれがお宅のパソコンなのかは不明。確認した後連絡します。」という返事になっております。はぁ~月曜日までに受け取れなかったら、トルコ行が延びちゃうなぁ。このパソコン会社だけはロードス島の唯一のマイナス点かも。

 本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村


             





0 件のコメント:

コメントを投稿