2022年6月9日木曜日

Lindosー物凄い綺麗だからわかるんだけどねぇ・・・ロードス島観光Part3

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




昨日8日は私のお誕生日だったので、レンタカーを借りてちょっと離れた場所の観光名所Lindosに行ってきました。でもねぇ~正直ちょっとがっかりだった。

朝食の時にお誕生日の一日をどう過ごすかを計画。昨年はまだ本土に近いレフカス島のニジュリという街にいて、ドッジャーのフレームを新しく作ってもらうのを待っていた時でした。あれからもう1年か~。今年はロードス島というドデカニーズ地方で一番の観光島でお誕生日を迎えることができ、最高の気分でした。ロードスの街の旧市街地が世界遺産になっていたり歴史的建造物も沢山あり、それをすでに網羅してしまっていたので、島の違う場所に行ってみたくなりました。マリーナのレストランの人にお勧めを聞いたら「Lindosという村がいいですよ。」との事。実はすでにトリップアドバイザーでもそれを調べていました。で、朝食後早速レンタカーを借りて出発!(といってもすでに時間は11時ぐらい。)

マリーナからは車で1時間ぐらいの場所です。

あ、なんか遠方に古城みたいなのがある!あれがLindos Acropolisだね。ということはあのあたりがLindosの村だ。

まず、最初にLindosの村とその港にいったんですが・・・村の中は狭い道なので、車では行けません。丘の下になっている村、丘の上に数か所駐車場があるので、そこに車を置いておきます。が、その駐車場にも大型観光バスが何台もとまっており、駐車場も一見空いているかのように見えて、実は付近にあるホテルのお客さん専用だったりしてロープで通り抜けできないようになっていました。村に向かって丘を降りていく道に、数台車が降りていったし「パーキング」っていうサインも見えたので私たちも前の車に着いていくことに。すると、折り切ってLindosの湾がすぐ見える位置になった場所は行き止まりで欄ドアバウントになっておりました。ぐるりと一周してきた道を戻ろうとすると、また別のパーキングのサインが見えました。そこに立っていた交通整理係らしきおじさんに「パーキングこっちですか?」と聞くと「そうそう。」というので、来た道を登らず右折。でも道の両側にはびっしりと駐車されていて、行けどもいけどもスペースがありません。湾沿いに移動していて、湾の端っこまで来たら一台分だけスペースがありました。ラッキーっと思って駐車したら、すぐに男性が近寄ってきて「ここレストランの駐車場なんです。止めたいなら10ユーロ払ってください。でも後でレストランで食事をしてくれたら返金します。」と言われました。ま、それでもいいんですが、ここにたどり着くまでに物凄い人込みを目撃したてたんですね。Old Town内でクルーズ船からの何百人という人込みに交じって観光してたのが、あれは序の口だったと思うぐらい。だって、もっと狭い場所だから混雑ぶりは相当だったんです。で、正直その場に長くいるのが嫌になってきてたので、退散することにしました。

主人が「泳ぎに行きたい。」と言ったので「St. Paul`s Bayてのがいいらしいよ。」と提案。すぐ隣の湾のようでした。

ここも丘の上部分に駐車するのですが、Lindos村よりは混雑しておらずすぐに駐車できました。

駐車した場所からSt. Paul`s Bayを見下ろしたら、なるほど綺麗!ここアンカリングできるらいいですが、かなり狭そう。


降りていくと、ロードスのマリーナ外で見た「潜水艦か?」と思った底がグラスになっている観光ボートがいました。泳いでる人はあまりおらず、Lindosより人込みがないのかなって思っていたら・・・・

なんとビーチが見えないぐらいぎっしり並んだビーチベッドの下に、うじゃうじゃ人がいたのです。しかも、それを管理しているらしいビーチの端っこのカフェに飲物を買いに行ったらレジにサインが出ていて、そこには「このビーチではデイベッドが置いてある以外の場所にタオルなどを置かないようお願いします。」って書いてあるではありませんか!つまりビーチから海に入りたかったら、デイベッド(勿論有料)を利用して入れ、でなかったら端っこの岩場から入れってことなのです。どうりで、坂道を下ってきたら、わざわざ足場の悪い岩場から海に入っていく人たちばかりが目についたわけです。そのサインを見てまたまた意気消沈。写真だときれいに見える水も、実際はちょっと濁り気味でした。
そこで写真だけ取って退散することに。かなり小さいアンカレッジだし、たとえ入れたとしてもきっと毎日ツールストボートが周りを行きかうことになるんだろうな、と思ったらSATOMI号で来ることは絶対ないな、と思いました。

あれ、洞窟みたいになってる。

で、さらに車で次のビーチに移動。ここは特に観光名所ではなくリゾートホテルが一軒建っていました。
砂ビーチですが、海に入るのには岩場を超える必要があり、だから人気がないのかなぁ。ホテルのプールでこの景色を眺めんがながらくつろいでる人の数の方が多かったみたい。
勿論私達は泳ぎに行きましたけどね。海水がエーゲ海特有の暖かさになっていて、すごく気持ちよかったです。でもこれまた正直いうと、マリーナの近くに見つけた大きなビーチの方が砂場ビーチでいい感じですけど。


ひと泳ぎして気分もよくなりましたが、Lindos観光はもういいかなっていう気分でした。でもせっかくなので風景だけは写真に収めたかったので、帰り道に丘の上で車を止め、よく見える位置まで荒野を進みましたよ。

これグーグルでも出てくる風景。St. Paul`s BayとLindosの村が両方見える位置だ。


その左側にはこのアクロポリスがある高い丘があって、そのふもとに広がる村。屋根がフラットなのが特徴です。

さらにその左側に、Lindosの湾があります。


ここもほぼ全部の位置から守られている素晴らしいアンカレッジなのですが、それほど大きい湾じゃないので、アンカーできる範囲はあまり広くないのです。なので、ほとんどは写真左のようにアンカーを下ろして後ろを岸に結び付ける方法で碇泊しています。海底が岩場が多いので、アンカーが岩に絡みやすく、安全にアンカーを下ろす場所を探したい場合は、観光シーズンが始まっていない時じゃないと難しそうです。さらにNavilyというアンカレッジ情報のアプリによると、大型チャーターボートが入ってくることも多く、すでにそこにいるヨットを無視してクロスアンカーになってもおかまいなく係留してきたっていうレポートも数軒ありました。そうなでんですよね。観光地アンカレッジにありがち。観光船は夕方帰るので夜は静かだと思うんですが、また翌日10時ぐらいにやってくるので、そのたびにアンカーが絡まるのを心配しながら滞在するっていうのは、本当にストレスになります。

オフシーズンに来るのがベストなアンカレッジみたい。5月の最初に係留した人は、まだ大丈夫だったみたいですが。

アテネでパルテノン神殿を見たし、レスボスで立派な古城跡もみたので、ここのアクロポリスはこれでおしまい。そそくさと家路につきました。

ロードスの街に戻ってきたのは午後3時ぐらい。ついでに新しい方の街を見に行くことにしました。お誕生日プレゼントとして何かお買い物をしようと思ってショッピング街をぶらぶらしたんですが、ピンとくるものがなくマリーナに戻ることに。

車を止めてた場所に戻る途中、こんな路地を発見。これトルコ風の建物だ。

オスマントルコに占領された後の影響を受けた建物でしょうか?このエリアだけ他の場所とは違う建物がある通りでした。こういうの面白いと思うんですよね。観光客もほとんどいませんでした。レストランが夜まで営業しないからかな。

このレストランは古い写真がいろいろ貼ってありましたよ。映画のセットとして使われたのかしら?


マリーナに戻る途中、旧市街の外壁の周囲を通るのですが、こんなゲートの下を車が通り抜ける場所もありました。結構狭いんですよね。大型車だとサイドミラーをこすりそう?!


Lindos以外には特に見どころがあるわけではなさそうなロードス島、いつもなら島の反対側とかもドライブに行くのですが、なんか殺風景でわざわざ行く必要もなさそうでした。というのも、島の反対側にはアンカレッジがない!私達の島めぐりの目的の一つはアンカレッジを偵察に行くことなんです。「なんかロードス島、他のアンカレッジに行く必要もなさそうでだねぇ。」という話になってきました。ライフラフトは多分来週金曜日までには戻ってきそうで、パソコン修理だけが時間がかかるかもしれません。その場合は、ロードス島のアンカレッジ巡りをして時間をつぶそうかなって思ってましたが、近くの別の島に行こうかなっていう話になってきました。それと予定よりも早くトルコにいっちゃうかも?!

期待していたLidos、あまりの人の多さと超級に観光地化されていて、ちょっとがっかりして帰ってきました。この時点ではお誕生日のウキウキ気分が少し減ってしまってました。ディナーの場所も決めておらず、SATOMI号に戻ってからちょっと悶々としてたんですけど・・・・グーグルでいろいろ調べているうちに、ちょっと面白そうなレストランを見つけたんですね。翌日の朝まで車がつかえるので、徒歩で行けないレストランに行くことに。その模様は明日のブログに続きます。

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