皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
28日はAndros島、Fellosビーチのアンカレッジで一日を過ごしました。船の上からみても海の透明度がよく魚も結構いて、シュノーケリングが楽しみでした。結果は期待以上でした!
28日は、朝ごはんの後、テンダーをおろし上陸準備。朝がとてもゆっくりだったので、すでにこの時点で11時近くになってましたけどね。ヨットの上から小魚が結構いるのがわかったのでパンくずをあげてみました。
主人はシュノーケリングでアンカーを見に行きました。残念ながら砂地だけの場所に下ろしていたと思ったのですが、実際は海草が少し生えている場所だったそうです。でもちゃんと突き刺さっていたし、強風じゃないから問題ないとのこと。「魚が結構いるよ。」とのことで、私も早速マスクをつけてヨットの周りをシュノーケリング。本当だ!これまでギリシャでシュノーケリングした中で魚の種類が一番沢山いました・・・・といっても3種類ぐらいかな。砂地が広い場所だと、ギリシャではあまり魚を観ないんですよね。海水がきれいならきれいなほど何もなかったりします。でもここは海草もそこそこ茂っているから大丈夫なのかな。
近くには寄ってこないのですが、少し離れたところにチーズのかけらを投げたら、結構くいついてきた。
ビーチで遊ぶ人たちも、まばら。ここまでやってくる観光客はあまりいないんでしょうね。だって、近くにミコノス島がありますから、みんなそっちに行っちゃうだろうし。でも私ならこういう場所の方が「エーゲ海の島でのホリデー」っていう感じを満喫できると思います。
11時半ごろ、岸からこちらに向かって泳いでくる娘さんとお父さんがいました。声をかけて、よかったら休憩していきますか?というと、やってきました。イギリス人の方で、娘さんはまだ6歳か7歳ぐらいでした。ビート板をもっていたので、小さくてもこんなに遠くまで泳いできたんですね。なんとビーチ沿いにホリデーハウスを所有しているそうです。今は亡くなれたお父さんが何十年か前に買ったお家だそうです。素晴らしい場所に別荘があって最高!もうすぐ夏休みが終わるね、学校が恋しくない?と主人が聞くと、娘さんは「学校には行きたくな~い。」って言いました。こんな素敵な場所で夏休みを過ごしたら、それは帰りたくないでしょうね。
さて、お昼ご飯を食べる前に、ひと泳ぎするかってことで、前日来るときに眼を付けていた湾のすぐ外の岩場にテンダーで向かいました。
洞窟かな?って思ってたのは、単に岩が重なって陰になっていただけで、あまり面白くなさそうだったので、その次の入江みたいな場所を見に行きました。
ここも悪くなさそうだね。外からの波をあの岩がブロックしているから泳ぎやすそう。
緑のアンカーマークの場所にアンカリングしていて、シュノーケリングをしたのはそこから左側橋のくぼんだ場所でした。かなりアンカリングした場所からはちょっと離れているので、自分で泳いでくるのはちょっと遠すぎ。テンダーがあってこその場所でした。
小さな小石のビーチを見つけて上陸しました。
波も来ない穏やかな海面。
外の方はちょっと風があって波が少し経っているのですが、ここは両側の岩にさえぎられていて海面が乱れていません。シュノーケリングには最高の条件。
面白そうな岩場が沢山あって、小魚が泳いでいるのが見えました。
本当にきれい!ここは期待を裏切らず、魚の種類はヨットの周りで見たよりもさらに多くて楽しかったです。しかも海水温度が少し暖かかった。それと滅多に人が来ないからなのか、魚たちが私達を気にしないんです。傍によっていても逃げたりせずに私達の周りを泳いでいたり近づいてきたりするんですね。我感ぜずって感じだった。サイズ的にも一番大きいのは30㎝ぐらいのもいました。これまでよく見たのは真っ黒な魚が多かったんですが、真鯛みたいな銀色の魚や、尻尾の近くに黄色と黒っぽいラインが入っているものもいました。防水の携帯カバーに入れて水中で写真を撮ろうと意気込んでいたのですが、水中になるとカバーの上からスマホの画面をうまく操作できず、カメラが勝手に閉じてしまったり、やっと映せるようになってもシャッターが押せませんでした。もうすごく残念。そういえば昨年水中写真が撮れるゴープロ買ったんだけど一度も使ってなかったね~とあとで思い出し。こういう時に使わないと意味がないじゃないか!ヨットに戻って探してみたら、まずは充電しないといけませんでした!せっかく買ったけど、泳いでもあまり面白い場所がなくて、ずっと忘れてたんですよね。まだ遅くないな、これから使ってみよう。
浅瀬の岩に囲まれたところなんかは、魚のねぐらみたいで、何匹がが泳いでいるというより「浮かんで」くつろいでいる感じでした。勿論私が入って行っても逃げる様子はありませんでした。無邪気だねぇ。もし私がスピアガン持っていたら刺されちゃうよ!
30分ぐらい泳いだかな。疲れてきたので、テンダーに戻りました。帰り道に、来た時に興味があった、アンカレッジの湾の入り口付近でも泳いでみました。
でもここは見かけは面白そうだったのですが、海中はそうでもなく魚ももほとんどいませんでした。いてもすごく小さなものばかり。一番大きいのでも10㎝ぐらいだった。
ちょっと見掛け倒しって感じだったな。洞窟もなかったしね。
あれが洞窟に見えたんですよ。
ヨットに戻ってたら、午後2時ぐらいだったので私はランチをしました。主人はシュノーケリングに出かける前にビスケットを食べていたのでお腹が空いていない、ということでビーチに行ってみる!とすぐまた出かけていきました。
1時間ぐらいで戻ってきた主人は、昼間泳いでやってきたイギリス人のエイデンさんのお家に顔を出してきたとのこと。後で奥さんと息子さんがパドルボードでヨットを見に来るかもって行ったので、急いで簡単にお掃除した!5時近くになってもやってこなかったので、もう来ないかなって思ったら、外で女の子の声がしました。エレノーラちゃんは最初に来た時は恥ずかしがって、ヨットに上がってきても後ろを向いたままだったのに、今度はとっても元気で、ママと一緒に船内まで見てくれました。男の子の方は、お父さんのエイデンさんとパドルボードに乗ってきましたが、ヨットに上がるのは怖かったようで、スイミングラダーの上まで乗ったけど、結局だめでした。すごく小さい時に船で怖い思いをしたことがあるそうです。「この船は大きいから大丈夫よ。」ってママが行っても「やだ~!怖い!」となり、パパと一緒にパドルボードに乗ったまま浮かんでいました。
エイデンさん奥さんはヨットにとても興味深々で「すごい、こんなに大きいし中もひろい!」と興奮した感じでSATOMI号を見てくれました。夕食はタバーンに行く予定だったので、その前にエイデンさんのお家に食前酒でお邪魔することになりました。
お家はビーチの真ん前にあってとっても素敵でした。
庭もすごく広くてオリーブの木も沢山!
おしゃべりを楽しんだあと、私達はタバーンに向かいました。このあたりではここしかないので、付近にホリデーに来ている方はみんなここに来るのです。エイデンさん達も後ほどここにやってくるとのこと。
私はお腹の調子がすっかり戻ったので、子牛のレモンソース。やわらかくて美味しかったです。全部は無理かなって思ったのに、ぺろりと完食してしまった。
前菜として葡萄の葉っぱ巻。ギリシャ典型的料理ですが、意外にこれが美味しい場所って少ないんですよね。ここのは本当の美味しかったです。
主人はスパゲッティミートソースの気分だったらしい。私達が食べ終わったぐらいの時間がピークで、予約席を含めて満席となっていました。
丁度食べ終わったころにエイデンさんたちが到着したので、帰りがけに記念撮影!シドニーにも行ってみたい、とのことで、連絡先を交換してわかれました。こういう特別な出会いが、この場所をさらに特別な思い出にしてくれます。
さて、29日はお隣のTinos島に移動する予定でしたが、朝起きてから気持ちが変わり、中間地点ぐらいにある別の小さな島に行き先変更しました。こんな風に、気分次第でいきなり予定変更出来るのも気ままな漂流生活だからこそ。
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