皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
8月29日Giaros島に向かいました。Giarosは無人島なのですが、その昔は刑務所があった島で、今でもその建物が残っており、そこがアンカレッジになっているのです。最近ではギリシャ軍が砲撃の練習をした場所で、今でも不発弾が残っていて立ち入り禁止区域があるのです!
8月29日朝9時ちょっと前に二泊したAndros島のFellosビーチを出発しました。
9時50分ごろ、5ノット弱だけど15マイルちょっとぐらいなのでこのスピードでもOK。
テンダーをけん引してなかったら、もっとスピード出てかも。
あまりにも平和で久々のFBライブをしちゃいました。メインセールだけでもすいすい進んでいるセーリング風景をお楽しみくださいませ。
12時14分ごろ、島のアンカレッジを目指すために方向転換したので、前方90度の風になりました。相変わらずメインセールだけなのに、7ノット弱のハイスピードです。
ここでもちゃんと湾内なのですが、あの角をぐるりと回って、多少ウネリの影響がありかも。ま、今日はこれから夜にかけて風がどんどんなくなっていきますけどね。
1時間ぐらいしてから、先にいたヨットはヨット出ていきました。私達も入れ替わるように上陸して刑務所あとを見学です。
この赤い看板は、ギリシャ海軍がここで爆撃訓練をしたことがあるためで、ここより先は不発弾を回収していないエリアなので入らないようにという注意喚起のもの。結構あちこちにありましたが、刑務所の建物に入るまでの道とか、見学に来た人が歩きそうな場所にはありません。その辺りはちゃんと回収されているのです。
ランチ中にキャタマランが1隻入ってきてました。キールがないからかなり浅い部分までいけるんですよね。
建物の中に入って行きます。この島は無人島ですがイノシシがいるっていう話で、建物内で寝ていることがあるので、入る前に音を立てていくようにっていうアドバイスがありました。先に見学いていた人たちがいたので、多分大丈夫だよねと言いながら入って行きました。
中は結構広い。
段々になっていて奥まで繋がっています。天井とかが崩れていて、大丈夫かな?って思う場所も。
ここはお手洗いだったみたい。トイレの仕切りがなさそうだった。中庭がありました。
ちょっと横にそれた場所には必ず赤い看板がありました。なので大通り沿いしか歩けません。
ビーチは砂利ビーチですが、とても透明度が高くてきれいな海でした。ここでちょっと泳いで涼みました。すぐに深くなっていて薄いブルーの砂地になっている部分は、背が低い私はもう足が着かないぐらいでした。
夕方5時頃、キャタマランも出発していき私達だけになったので、アンカリングの場所を移動することに。外からのウネリを多少感じていたので、もっと内側にいったらどうなのかなって思いました。どうせ他に誰もいないからね。1回目はなんとなくアンカーがうまくきいてない気がしたので、2回目に挑戦。今度はさらに少しビーチに近い位置で、絶対ここは砂地だっていう場所に落としました。海水がクリアだったので、アンカーが落ちた勢いで砂地にグサッと埋まったのが見えました。水深も、最初にいた時は12メートルでしたがここは4.5メートルぐらいだったので海底がしっかり見えました。主人が念のためアンカーを見に行きましたが、しっかり埋まっていたそうです。
無人島でしかも他に一隻もいないアンカレッジなので、正真正銘私達二人だけ。刑務所あとの建物内も、暗くなってから見るとなんだか異様な感じがして、主人は「ちょっと気持ち割る感じがした。」とのこと。反対に私は、とっても静かで波もたたなかったので、いつも以上にぐっすり熟睡しちゃいました。湾の奥の方に入ったらネットが通じなかったので、夜はいつもより早寝だったのに、翌日は起きたら8時になってた!
30日はミニミコノス島と呼ばれるTinos(ティノス)島のタウンハーバーに向かいました。
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