2022年11月12日土曜日

つり上げたままテンダーをスターンからバウに移動

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




オーストラリアへの出発は11月19日のフライトなのですが、アテネまで車で行くので前日18日にプレヴェザを出るのです。なので作業ができるのは17日まで!ということでラストスパート、どんどん作業が進んでおります。

テンダーをスターンに吊り下げておりましたが、船体の上に乗せて保管することに。

SATOMI号への上り下りはスターンに梯子をかけていましたが、後日エンジン総点検の時のためにも梯子はサイドに変えました。こちらの方が慣れているので上り下りしやすいです。

さて、このテンダーかなり重量があるので主人と二人で持ち上げるのは不可能。なので吊り下げた状態でスターンからバウまで移動させないといけません。ここで問題は、両隣りにお隣さんがいて、隙間があまりないこと。ひょいと乗り移れるぐらい近いのです。

メインハリヤードを使いウィンチして移動させるのは最初から決めてましたが、その時は右隣に誰もいなかったんですよね。お隣のヨットを触らないようにするためには、こんな風に縦向きにして移動させる必要があります。取り合えずもともとつり上げていたロープ、片方だけにして縦向きにして宙ぶらりんにしました。

繋がったまま、メインハリヤードを付けて元もとのプーリーのロープから切り替えました。地上すれすれまで下ろして一番狭い部分も楽々通過。

無事バウの方まで移動することができました。私はハリヤードのウィンチ係。電動ウィンチなのでらっくらくぅ~!

バウのメインベッドルームのハッチの上あたりに乗っけることに。そうなるとハッチが開けられませんが、今は開ける必要がないし寝室だから暗くなっても全く支障がありません。オーストラリアでクルージングしていた時のヨットでは、毎回その場所にテンダーを置いてました。前のヨットにはダビッドがなかったのです。
ここまで引き上げれば、もう大丈夫。メインハリヤードはそのままで、もう一方にスピニハリヤードを付けて下側を持ち上げました。

はい、無事テンダーをバウに移動させるの成功!案外簡単にできたなぁ。

その後、ブームの下にラットを移動させました。来週エンジン総点検作業が始まるので、コックピット内のスペースをできるだけ確保しておくためです。ラットは専用カバーがあるのでその中に入ってますが、さらにその上からビニールシートをかけて濡れないようにしておきました。

この状態で越冬するのです。最終的にはテンダーにもカバーをかけておきます。

作業が終わったころに、2年前ドッジャーやビムニーを作ってくれた業者さんが来ました。今年こそ、日よけのサイドカバーを作りたいのです。ご夫婦でやっている業者さんで、実際にカバーを作るのは奥さんで、型紙を取るのも奥さんがします。欲しい形を説明し、サイズを測っていきました。

生地見本からベージュのメッシュを選びました。見積もりをもらい、OKだったら型紙を取りに来てくれます。14日の週に帰国することを伝えているので、それ前に型紙を取りに来るということなので、見積もりは週明けぐらに届くかな。

それと落水した時に投げる救命道具のバッグがベルトが切れちゃったので、スターンに付けられなくなったんですね。それの修理もお願いしました。

今週に入って、セール下ろしとか業者さんに依頼するメンテナンスや修理事項が次々と進行していきました。ハードスタンドに来てから2週間目だったのですが、最初の週は全く何も進まず、かなり焦っていましたが、ここに来てトントン拍子にいろんなことが進み、里帰り前に予定していたことが全て終了できそうです。実際に業者さんが作業を行うのは、私達がいない間なのですが、出発前に手配しておかないと、来年2月にプレヴェザに戻ってからが大変。今年の初めは、コッパーコーティングが実際にされたのは気温の関係で越冬中にはできず、暖かくなるまで待たないといけなくて予定以上に長い間キオス島に足止めになっていました。来年こそはそういうことがないよう、戻ったら私達自身の都合でクルージング開始時期を決められるようにしておきかたったのです。この調子ならいい感じ!

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