皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
メインセールとジェノアの総点検&クリーニングをしてもらうためWAY POINTセールのスタッフがセールを下ろしにやってきました。さすがプロ、見事な手際の良さでするすると完了。日本のアニメ好きなスタッフの方もいてのおしゃべりも盛り上がりました。
なるほどぉ~こうやってやるんだ。セールを全部だしておいて、シートを引っ張って端っこを地上に下ろしています。
そのタイミングに合わせてジェノアハリヤードを下げています。
地上にいるスタッフはセールが降りてくるにつれてたたみ始めました。
さすがプロ。きれいにたたんでるな。たたみ係は一人です。主人と二人でやった時は二人がかかりでたたんでも大変だった!少しづつ下ろしながらっていうのがコツなのかも。二人でやった時は、一旦全部外してしまってからたたみ始めたのです。
あっという間にきれいに折り曲げられ、クルクル回していきます。
スタッフは全部で3人います。確かにこれを主人と二人だけでやるのは大変だけど、手際のいいやり方を知っておくのは大事だと思ったので、じっくり観察しておきました。
こんなにコンパクトになりました。
お次はメインセール。メインの方はレイジージャックも修理に出します。
まずはレイジージャックを全開にしています。二人でやった時はレイジージャックは半分だけ開いただけだったなぁ。
その後、ブームを利用して一番下から反対側にたらし、重力で落としながらたたんでいました。この時、スタッフの方達が「何人ですか?」と私に聞いてきました。「日本人です。」と言うと「なるほどぉ~。」と。その前に作業をしながら3人がギリシャ語で何やらお話していて「なんたらかんたらアメリカン」と何回も「アメリカン」が聞こえてきたので、主人の事とアメリカ人だと思っているのかなぁって想像しながら聞いてたのです。
順番に外しながらバテンを取りはずします。セールは一方側に落っことしてる。
その後、ブームを利用して一番下から反対側にたらし、重力で落としながらたたんでいました。この時、スタッフの方達が「何人ですか?」と私に聞いてきました。「日本人です。」と言うと「なるほどぉ~。」と。その前に作業をしながら3人がギリシャ語で何やらお話していて「なんたらかんたらアメリカン」と何回も「アメリカン」が聞こえてきたので、主人の事とアメリカ人だと思っているのかなぁって想像しながら聞いてたのです。
私が日本人と知ると、「日本はどんな感じですか?ギリシャと比べてどうですか?」と盛んに質問されました。「日本とギリシャは戸籍の制度があるのが同じですよ。家族のつながりも地方だったらまだ強いし。あとうちの実家は弟家族と私の両親の二世帯住居です。」というと、アレクサスさんが「家と同じだ!私も二階建ての上で、私達家族が上の階で、下が私の両親の家なんです。」とのこと。家族のつながりが今でもとても強いギリシャでは、アテネとかの大都会は別としても、地方都市なら二世帯同居は一般的なんですよね。それと、スタッフの中で日本のアニメ好きな方もいました。ドランゴンボールが特にお好きだそうです。アニメ好きはディミトリさん。(ギリシャではとってもポピュラーな名前。だいたいディミトリ、スタボラス、二コラ、コスタス、ヤニス、のどれかといっていいぐらい。)写真では背を向けている人です。私が東京だとアニメであふれた場所がありますよ、カフェとかでもウェイトレスさんがコスプレみたいな場所もあります、と言うと「ディミトリが次はどこの国にホリデーに行こうかなっって言ってたから、それなら日本に決まりだなぁ。ディミトリは独身だし。」とアレクサスさんが茶化していました。私がメイドカフェの写真をネットで探しお見せすると、「わ~すごい!」と驚いてました。あとの二人も見に来て「こんな場所があるなら、絶対行かないとなぁ。」と大うけ。ディミトリさんも「日本遠いけどなぁ。東京か~。」と照れてました。
なごやかにおしゃべりしながらも、さっさと手際よく作業は続いております。
なるほど~これならセールを持ち上げながらたたむ必要がないから、力のない私でもできるかも。それにブームをまたぐことでセールが平になった状態でたたむことができます。広い場所も必要ないし、海上に係留したままでもできるね。
ジグザグ具合は必ずしも完璧に幅が同じじゃなくてもいいんですね。多分レイジージャックの中でたたまれている時の「たたみ癖」がついているからかな。あとはくるくる回して俵型にします。
それをひもで縛って終了。実際に主人と二人だけでこの通りできるかどうかはわかりませんが、少なくともプロの正しいやり方を知ることができて、すごく勉強になりました。
ジェノアシートはかなり古くなっていて、その分手に掴んだ感触がとてもいいんですが、痛んできている部分もかなりあり、新しくすることも考えています。
メインもジェノアもなくなってかなりスッキリしちゃいました。
SATOMI号のセールを積んで帰るWAY POINTの皆さん。本当にフレンドリーで、それでいてプロ意識の高いスタッフで、いつもとても感心します。
俵になったメインセールをメインハリヤードにつけてウィンチして下ろします。
レイジージャックごとなくなってすっきり。レイジージャックも摩擦で穴が開いてしまった部分もあるし、ファスナーが後ろまでありすぎて扱いにくい部分がありました。それに吊り下げのベルトの位置も変えてほしい部分があったので、それも修理改善してもらうことになっています。
私たちがいない間にセールの点検、補修、クリーニングをやってくれて、さらに戻ってくるまで無料で保管しておいてくれるのが本当にありがたいです。取り付けも当然やってくれるし。また一つ大きな仕事が片付きました!
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