2022年11月27日日曜日

オーストラリアで今年初泳ぎ!やっぱオーストラリアの海はいいなぁ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





26日は朝一でお気に入りのNora Head海辺散歩に行きました。オーストラリアでの今年初泳ぎは思ったよりも海水が暖かくて驚き。ここ数年のラ・ニーナの影響かな?


パームツリーもあって南国風のお家。このあたりはホリデーハウスも多いのです。

Nora Headというのはセントラルコーストではちょっぴり名前が知られたホリデータウン。勿論常駐の人も沢山いる普通の郊外の街ですが、キャラバンパークやホリデーハウスも沢山あるので夏のホリデーシーズンは人口がちょっと増えます。それでも超有名リゾート地ほどの派手さや賑わいはないのですが、その分自然のワイルドな海辺ライフを体験できる、とてもリラックスできる場所なのです。シドニー市内から車で2時間半ぐらいなので、週末プチホリデーにもピッタリな距離。ちなみに、ハイウェイを利用してシドニーまで毎日通勤している人も少なくないんです。住むのは土地も安いし恵まれた環境ですが、職探しとなると・・・ちょっと難しい。通勤時間が長くても海に近い場所にマイホームが持てる魅力がまさるんでしょうね。私も最初のヨットを買った当時はまだ働いていて、住んでいるマンションを売って購入したので、ヨットがシドニーにやってくるまでの2週間ぐらい主人の実家から通勤していました。電車でも2時間ぐらいなので、通勤客で午前6時台の電車は通勤客で一杯でした。皆さん乗車と同時に仮眠に入ります。朝起きてシャワーを浴び着替えてそのまま出てきた風の人もいました。市内に入る30分ぐらい前に起き上り、それから化粧をし始める女性も結構いましたし、その頃には髪も乾いているしね。市内の電車内ではそういう光景は見ませんが、長距離列車の場合はみんな朝早いのは同じ、誰も気にしていませんでした。

お気に入りの散歩道は、まずキャンプもできカフェもある場所に駐車しておきます。それからぐるりと岩場伝いに海辺を歩き、終点地点にあるキャベッジ・ツリー・ベイでひと泳ぎをして戻ってくるコース。義実家からは車で5分ぐらいの場所です。ここから徒歩距離に叔母さんの家があり、現在そこには叔母さんの息子さん家族(主人の従弟)が住んでいます。主人の家族も20年ぐらい前まで、ここから徒歩数分の場所にホリデーハウスがあり、毎年サマーホリデー中はずっとここに滞在。朝から晩までサーフィンをしたり海辺で戯れていたそうです。

ボートが置いてあるあたりからブッシュの中に入って行くのですが、おっとブッシュターキー発見!本当の名前はBrushturkey(ブラッシュターキー)なのですが通称ブッシュターキーです。日本語ではヤブツカツクリというそうです。なんかそれそのままの名前みたい。だってブッシュターキーは藪の中に住んでて、巣は塚みたいに葉っぱなどを盛り上げて作るんですよ!

あらここにも2匹目。
そして3匹目発見。

海辺に続く道は、けもの道みたいになっているんですが、知る人ぞ知る散歩道なので地元の人が利用しています。そのためちゃんと草とか藪を刈り取って有り「道」になっているんですが、ここところの大雨続きで草木が生い茂ったり、土砂崩れがあったりして地形が変わっていたんですね。それで長年通っていた道が途中でなくなっており、最初迷ってしまいました。子供のころから何十年も来ている主人でさえわからくなっていたんです。昨年来た時は大丈夫だったのに!今年もこのあたりは頻繁に大雨が続き、洪水被害も多かったからねぇ。

やっと別の道を見つけました。きっと誰かが変わりの道を作ったんでしょう。枯れ木がきれいに片付けられてましたから。

最終的に海辺に出てきた場所は以前の場所と同じ場所みたいでしたが、昨年はもっと砂地が広がってました。こんな枯れ木の枝いったいどこからやってきたのかな。

砂地の丘が結構削られていた。雨で流されちゃったんでしょうね。

グラブリービーチ。相変わらずここはいつも波が激しい。太平洋に直結だからというのもありますが、風向き的に常にここは風が強いのです。

そしてこの日はかなりな満潮。ビーチ全体まで波が押し寄せてきていました。という事は岩場の散歩道、半分ぐらいの幅しかなくなっているだろうな。

ここはなんか「親知らず子知らず」の岩場っていう感じで、歩いている途中でも足元まで波場ザブン押し寄せ、岩場に弾ける波しぶきをかぶりました。初めて来た人だったら怖くて通過できなかったかも。
ぐるりと岩場を回ります。

それからしばらく歩くと、Nora Headの灯台が見えてきます。この灯台は結構年季が入っていて、有名です。シドニーから見に来る観光客もいます。特に何ということもない灯台ですけどね。灯台からもビーチに降りれる階段があるので、そこからこの海辺散歩コースにジョイントするのが普通です。

ビーチ沿いをぐるりと回るにつれ風がさえぎられるようになり、波も穏やかになっていました。
干潮時だとずっと先まで海底の岩場が露出されて、小さな魚やヒトデ、貝なんかが沢山いるのでミニ水族館があちこちにできるのです。


次の角を曲がると、なにやら素潜りしている人たちが見えました。このあたり、アワビが取れる場所があるんですよね。波も結構荒い場所らしく地元の人しか知りません。主人の従弟も秘密の場所があって、大漁の時は招待してくれてアワビの唐揚げをふるまってくれます。これがもう超美味!レモン汁でサッパリといただけ、何個でも食べれちゃうのだ。

ビーチ沿いの木に貝殻とかを吊り下げた場所がありました。誰かここでパーティーでもしたのかな?

こちら側は風がさえぎられているので穏やか。ここでも泳げるんですが、まだ終点じゃないので先に進みます。

この砂地に突然現れるサビた「ウィンチ」、もう何十年も前からあるそうです。ボートをウィンチして引き上げるものだと思うんですが、こんな場所に引き上げても他へのアクセスがないから、このあたりにおいて置くしかないはず。一体だれが設置したんだろうか。ずっと昔から来ている主人にもわかりません。

そしてその先にはボミー(海底に丸くてデカいサンゴの塊とか岩)があるので、そこに打ち付けていい波が発生する場所があります。主人もここでよくサーフィンしていたそうです。乗りやすい波なので、どちらかというと初心者向けだったり小さい子や年配サーファーに人気らしい。

この日も何人かサーファーがいました。

そして散歩道終点手前にあるロックプール。満潮なので岩の仕切りが海面下になっていました。でも色が違うのわかりますね。薄緑部分がロックプールの部分。普段は膝のあたりぐらいしか深さがないので、小さい子のパラダイスですが、この日はまだ夏休みが始まっていなかったのと満潮過ぎるので、誰もいませんでした。

ロックプールのすぐ先がキャベッジ・ツリーベイ、散歩コースの終点です。ここは普段から風の影響があまりないので、大きな波が押し寄せることが少なく、このあたりのビーチとしては珍しくいつも穏やかな場所なのです。まだギリシャに引っ越す前に来た時、ここでギリシャ出身の人に会いました。ここはエーゲ海を思い起こさせるので毎日泳ぎに来ているって言ってたなぁ。確かに。波が立たない辺りはそっくり。でもシュノーケリングすると魚も沢山いるし、ロックプールの辺りはサンゴもあったりして(グレートバリアリーフのような綺麗なもんじゃないですけどね。)結構楽しめる場所なんです。そういう部分ではエーゲ海よりもいいんじゃない?

早速海に入って行きました。オーストラリアの海、特にNSW州では夏でも結構水温が低く、長い間入っていることができないんですよね。まだこの時期だとかなり冷たいんですが、なんと今年は結構暖かかった・・・といってもエーゲ海ほどじゃないけど、それでも例年と比べたら、全然ましで、ちょっと長めにぷかぷかしておりました。

波が荒くて水も冷たかったりするけど、魚も一杯いるしビーチはどこに行ってもサラサラな砂浜。私はやっぱオーストラリアの海の方が好きかも。ギリシャでもトルコでも「海がすっごくきれいだよ。」って言われ続けてましたが、密かに「それはね、まだオーストラリアに行ったことがないからそう思うんだよ。」って思ってました。

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