皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
昨年デロス遺跡の古代港で座礁した時に傷をつけたキールの底部分の補修作業を開始しました!他にもラダーとか船体とか舗装が剥げてきていた部分があったので、塗り直し前の削る作業も。
ちゃんと下塗りがきいていなかったのか、ラダーにコッパーコーティングの部分が剥がれ落ちてきていた部分がありました。そのまま上塗りしてもまた剝がれちゃうのでまずは削り落とし。ほら、古いペンキで剥がれてきている場所に、そのまま上塗りしてもダメですよね、それと同じなのです。
船底にも数か所、同じような感じになってい場所がありました。キオスのシップヤードで昨年4月にコッパーコーティングをしてもらったのですが、あまり丁寧な仕事ぶりではなかったようで、所々塗装が剥がれ落ちてきていました。毎年アンティ・ファウルをしないくて済むようにコッパーコーティングしてもらったのですが、残念ながら隅々まで下地が塗られていなかったみたいで、その部分の補修が必要です。ま、船底全体をサンディングしてから全部を塗り直すことを考えてたら、全然簡単な作業ですけど。
ここは座礁した時にこすって傷をつけてしまい、塗装も剥がれ落ちていたのでその周囲を削り直さないとけませんでした。
表目の塗装を削ってからも何やら縦に切れめを軽くつけています。少し削れちゃった部分を埋める樹脂を付け足すためです。地面にはいつくばっての作業、ご苦労様です。
エポキシ樹脂を塗りつけ形を整えました。
私もちょっとだけ作業をしました。ラダーの動く部分と本体の隙間に小さい貝とかがびっしりくっついていたんです。
陸に上げた時、高圧洗浄してもらいましたが、この隙間にはなかなか届かなかったようで、結構残っていました。こんな隙間だしやっかいだなぁって思っていたのですが、何気に手で乾いたフジツボを触ってみたら、ポロっと簡単に落っこちたんですよ。
で、ちょっと面白くなってきて、少し固めの細いものでこすったらもっときれいに落とせるんじゃないかな?と思い、刃の部分が長いハサミを使ったら、あっという間にきれいにこそげ落とすことができました。
落とせてない部分。ラダーの根っこの部分なので、そこまで背が届かないのです。
届く範囲はこんなにきれいに落とせました。簡単すぎて拍子抜けした。コッパーコーティングにしたお陰かな?昨年は確か電動の機械で削り落とさないといけなかったと思うけどな。自分達でやるのが大変だったから、シップヤードの人にお願いしたはず。コッパーコーティングのために丸裸になるまで削る必要がありましたしね。
週末にはアンカーチェーンの色塗りもしました。昨年よりも、ペンキのハゲ具合はましだったのですが、それでもワンシーズン酷使したので色が薄くなってたので塗り直し。これ色分けしてあると本当に便利で、やらないわけにはいかない作業。ペンキは少ししか必要じゃないので、昨年の残りを取ってありました。まだこの先数年使えるぐらい残っています。
それにしても、一か所にこんなに沢山ヨットが陸の上に上げられている光景は、何度見ても不思議な感じがして、飽きないなぁ。
日中は20度近くまで気温が上がり、すでに春の訪れを感じさせるポカポカ陽気なので、SATOMI号の周りもあちこちで作業が行われています。
これは臨時の物干し場。マリーナの洗濯物干し場が補修のため、解体されてしまったのです。コインランドリーは事務所の近くになので、車に乗って移動ですが(それだけでっかいシップヤードなのです。)洗濯が終わった後、そこに干しておくと、後でまた取りに戻らないといけないので、私的にはSATOMI号で干しておく方が便利。物干し場が直った後も、ここままにしておいてもらおっと。
というわけで、2月もすでに残すところあと1週間となりましたが。ようやくここに来て修理作業のエンジンがかかってきました。ま、お天気がいいとはいえ、まだまだ海上は寒いからねぇ~、そう急いでクルージング再開しなくてもいいと思っています。何しろ今年は「他人の作業の都合」でクルージング開始ができない、という理由はないはずだから。新エンジンのインストレーションが約束通りに進めばね・・・20日に月曜日に作業の続きをするって話だったけど、月曜日には結局来なかったんですよねぇ。
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