皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！
先週金曜日17日にヤンマーエンジンの設置会社パノスさん達が、やってきました。新エンジンインストレーション開始です。
前日に「明日朝伺います。」という連絡が入ったのですが、何時に来るかはわかりませんでした。業者さんや職人さんは「来る」って言っても来ない事があるのは珍しくなく、（オーストラリアでも、ギリシャでも）私的にはあまり信用していなかったのですが、朝10時ちょっと前にやってきたので、ちょっと驚き。しかも社長さんのパノスさん自らが、スタッフを5人ぐらい従えてやってきました。
新しいエンジンを設置するという作業は、おそらくそう何回もある事ではないので、きっとパノスさんご自身もワクワクする仕事なんでしょうね。
エンジンルームにフルアクセスするためには船内から外に出る階段を取り外すことになるので、船内にいると何かと不便＆作業のお邪魔になってしまいます。週末ということもあり、買い物に出かけることにしました。（この時Vodaphoneでお得な契約をしたのです。）
2時間弱してから帰ってくると、作業は終わり後片付けに入っているところでした。まだ全て終了したわけではなく、週明けにまた戻ってくる、ということでした。
さて作業はどこまで進んだのでしょうか？すぐ気が付いたのは、外にあるエンジンスタートのパネルが新品になっていました。考えてみれば当たり前なんですが、私はエンジンを変えるということは、エンジンそのものだけを変えると思っていたのでモーターをスタートさせるスイッチや計器のパネルまで新しくなるとは思っていませんでした。この部分にエンジンを何時間使用してきたか、が表示されるわけだから新しくなって当たり前だった。
エンジンマウントが新しいものになっていた！古いものの上に新しいものが設置されていました。
作業が終了するころにタイミングよく帰ってこれたし、社長のパノスさんもいたので、誤ってカットされていた冷凍庫のコードの事を言うのかなって思ったていたら、主人は何も言いませんでした。なんで？ってい聞くと「みんな今日はいいムードで仕事していたし、パノスさんも上機嫌だったから、仕事前にムードを壊したくなかったんだ。それにまだ仕事は完了ではないからね。」とのこと。まだ配線工事が残っているのです。なので全部終了してから、何気に聞いてみる作戦みたい。いずれにしても黙ったままでは済ませないようです。新しいエンジンマウントになっていたり、追加オーダーした2個目のオルタネーターが設置されているのを見て、主人は大満足。作業の後ちゃんとエンジンルームも掃除してくれてたのも、いい印象でした。最終的には海上に戻ってから、テストランをしてみて最終的にOKとなるのですが、ちょっとの間なら陸上でもエンジンをスタートさることができるらしく、またちゃんと接続しているか確認する機械もあるらしいので、次にパノスさん達が戻ってくる時には、真新しいエンジンの音を聞くことができるかもしれません。
この日のディナーは日本から持ってきたクリームシチューの顆粒を使って白菜とチキンのクリームシチューを作りました。（珍しくLidlで白菜を売っていたのだ！）焼き立てパンをパン屋さんでゲットしたので、パンと一緒に。ツナ缶のサラダも添えて！セーリングを開始すると買い物のタイミングとかで、いつでも作りたい料理を作りたい時に、というわけにいかないのですが、陸上にいる間のメリットでちょっとお料理するのが楽しくなっています。（といっても、私は決して料理が好きではないので普通のものしか作れませんけどね。）
気が付いたらプレヴェザに戻って来てから一週間、まだ一度もおでかけディナーをしていませんでした！
先週の一週間はまだ旅疲れや時差ボケが残っていたのでほとんど作業らしいことはしませでしたが、今週から本格的に作業開始となります。そうなるとますますお家ごはんの機会が増えるねぇ。さて、今日のディナーは何しようか。
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