皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
一昨日は燃料タンクへのリターンの不具合を修理した主人。今度は何やら配電盤を開いてゴソゴソ始めました。電気系統で故障はないはずだけどね。
先日念願のハンドクリーナーを買ったんですよ!ずっと欲しかったんですが、既に中型サイズの業務用みたいな掃除機があるのと、お値段の関係でさらにハンドクリーナーを買う気にはなれませんでした。なので今までは陸電に繋がってない時はホウキとチリトリで掃除してました。でも先日ドイツ系ディスカウントスーパーで26ユーロで売ってたから即買い!充電器をナビゲーションデスクの椅子の後ろに設置して常に出てても邪魔にならないようにしてくれました。
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充電器が設置された位置のすぐ近くにエアコンの吹き出し口があるのでそこからコードを配電盤の裏の方に通しています。
普通ならこういうのは専門の電気屋さんにやってもらう必要があるのですが、主人は専門が電気技師。オーストラリアで電気技師の国家免許を持っていて若いころは、エンジニアとして電動レジの修理をする会社に勤めていましたが、途中でテクニカルセールス&マーケティング分野に転職したのです。その後、ずっと営業分野で活躍していましたが、その間自分で勉強しながらパソコンの組み立てやプログラミングもできるようになったので、パソコンが故障した場合でもほとんどの場合は自分で修理することができるんです。
今後はハウスバッテリーでハンドクリーナーが充電できるということは、アンカリングが続いている場合でも、お掃除する時にハンドクリーナーが使えるということ。船内のお掃除だたらハウスクリーナーで十分なのです。それにこれまで通りホウキでお掃除したとしても、最後にハンドクリーナーで吸い取れば、とっても便利に仕上げができるし、テーブル上や棚の上なんかも手軽にひょひょいと掃除ができるようになるのが本当に嬉しいです。
最初は別物に繋がっていたらしい、配電盤上のこのスイッチ。今は何にも使用されていなかったので、主人が新たにハンドクリーナー充電用のスイッチに変えました。こういう「使用されていないスイッチ」というのが沢山SATOMI号の配電盤にはあるので、これまでも使っていなかったスイッチを数々別の用途に変更しました。今後はハンドクリーナーを充電したい時は「VAC CHRGR」のスイッチをオンします。
メカニックではないですが、若いころは自分で車のエンジンを組み立てたりもしていた主人は、船に乗るようになってからもほとんどの修理を自分でしています。私達みたいにフルタイムでヨットに住んでいる人たちは自分でいろんなことができる人が多いんですが、それでも電気系統の配線や修理などは、感電の危険もあるから、素人だと難しい部分が多くほとんどの方が、マリン・エレクトリシャンに依頼するのです。でも主人はそれが自分でできるので物凄く助かっています。というのはヨットってその船によって電気系統の配線が物凄くユニークらしく、専門家でもしっかりとはわからない部分が多いようなんですよね。だから
主人が、マリーナに滞在中に自分で電気系統の修理をしているのを見て、周りの人達から「仕事でやったらすごくもうかるよ。」と言われたりしますが、主人いわく「船が違うと仕組みが違うから、その都度新しいことを考えないといけないからすっごく面倒。自分の船だからやれるけど、お金貰っても他人の船はやりたくない。」だそうです。
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