Card No.21 ブレンズとブレンダーペンは同時に使えますー桜のスタンプで新生活のお祝い

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

3月は、卒園卒業そして就職など人生の新しい門出が多い月ですよね。日本ではそろそろ春めいた陽気の日もあるとか？ここギリシャは今月に入ってから雨続きのお天気で、2月より寒いぐらいです。それでも晴れ間が出る時は20度近くまで気温が上がります。そんな中、桜のスタンプで「春」一杯のお祝いカードを作りました。

随分前に作り置きしていた桜のスタンプのダイカット。ブレンズで着色してあったのですが、カラーがちょっとピンク系が強い色味だったので、カードベースに選んだペタル・ピンクとはちょっと違和感がありました。そこで、上からブレンダーペンとペタル・ピンクのインクパッドでペタル・ピンクを付け加え。アルコールマーカーのブレンズは水溶性のSUインクとは混ざらないので上から塗り重ねると、下のカラーをカバーする感じになるんですね。試したことがないからはっきりとは言えませんが、下のブレンズのカラーが濃い場合はちゃんとカバーできないかも、ですけど。この場合は、下が薄いピンクで塗られていたので上からペタル・ピンクを重ねたら、重ねた部分はしかりカバーされましたし、ちょっぴり下のカラーものぞいたりして、奥行きが出てすごくいい感じのカラーリングになりました。

ブレンズの色数に限りがあるので、インクパッドのインクを上から重ねるっていう方法を使えば、かなり沢山のバリエーションが作れる気がします！ちなみにウォーターカラーペンシルでも重ね塗りして、さらに水で溶かしてもブレンズとは混ざらないので便利ですよ。

センティメントを2つのスタンプセットから使ったので、全部で３つのセットを組み合わせた形になりました。

実を言うと、これDSPから桜のイメージ、エンボスしたパネルとも、全て「予め部品」を組み合わせて作った「ちゃちゃっとカード」なのです。組み立て時にスタンプしたのはセンティメントだけ。

内側にはカードベースと同じ色のペタル・ピンクを重ね張り。薄いカラーだからメッセージを書いてもちゃんと読めますね。いつもはホワイトペーパーを貼るんですが、薄いカラーだったら同色でも素敵。カードベースには表紙に使った桜の枝のスタンプを地模様としてスタンプしました。

ＤＳＰにカラーにコーディネートしたプール・パーティーのエンボス加工したパネルを見つけた時は、「やった～！」と思いました。

先月だったかな？｛「実際に使える」カードのパーツを作りだめする時のコツ｝という記事を書いたんですが、（読んでなかった方はこちらからどうぞ。）　　エンボス加工したカードストックは、このDSPのカラーを参考にして選んでいたのでDSPの端切れと共に保管しておきました。それと余分にスタンプしてダイカットしておいた桜も入れてちょっとしたキットにしておいたんです。もう1年以上ぐらい前に作っていた「簡単キット」、やっと日の目を見る日がやってきました！やっぱ、予めキットは便利だなぁ。このカードは作った翌日、早速差出人めがけてギリシャを旅立ちました。

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