皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
10日間ぐらいずっと天気が悪い日が続いてましたが、先週末からやっと回復してきたので、船体のかすり傷部分の塗装作業を開始しました!でも初めてのことだったので失敗しゃちゃった。
スターンは結構傷があちこち傷がついてたので、一挙に塗装し直すことにしました。
専門のペンキ屋さんに見積もりを頼んだら、なんと3000ユーロもかかることがわかりぎょっとしました!さすがに塗装だけに3000ユーロはかけられません。新しいエンジン買っちゃったしね。そこで、一番上の塗料だけ配合してもらい、実際に塗るのは自分達で(といっても実際は主人だけ。)やることにしたのです。日曜日12日にバウから試験的に塗装を開始しましった。
まずはアンダーコーティングのブラックを塗りました。SATOMI号の濃いブルーは規制のペンキカラーだと合う色が見つからなかったんですよね。何しろ購入した時に、前オーナーからの引継ぎ全くなし、だったのでペンキの品番なども全く不明。2年前ペンキ屋さんに依頼した時、下にブラックを塗ってから上にネイビーブルーを重ねるといいよと教えてもらいました。
遠目に観るとちゃんと塗れているように見えていたのですが、主人はがっかりしてました。
この角度だとわかりやすいですね。スプレーガンを使って薄く塗り重ねていかないと、最終的な光沢が出ないとのことで、初めてスプレーガンを使って塗ったんですが、ギリシャ語で書いてあったのでスプレーガン自体の噴射の調整の仕方が今一つわからなかったのと、やっている途中でマリーナの電気ポストのヒューズが飛んでしまい、スプレーガンが塗っている途中にストップしバッと塊でペイントがかかってしまったとのこと。最近よくヒューズが飛ぶんですよ。というのは、ご近所さんの船で電圧が高すぎるヒーターとか家電を使う人がいるようで、その人が着けるたびにヒューズが飛ぶんです。そこで主人はうちとお迎えのヨットの方(イギリス人のご夫妻で常駐しています。)がつながっている部分だけオンにして、その他のヒューズは全てオフにしたままにしてあるそうです。週末だけやってくる人たちがいるので、週末にヒューズが飛ぶ頻度がとても多いんです。
練習のつもりでバウの部分だけやったんですけど、表面が盛り上がった部分ができちゃったのでやり直す羽目にになり、主人は非常にがっかりでした。だって単に塗り直しではなく、また研磨してから塗り直し、ということですから。
この日はお家ディナーの予定だったのですが、「気がめいっているからでかけるぞ。」とのことだったのでプレヴェザにお出かけすることにしました。前回(私たちにとって)新しいレストランを開拓したエリアにまた行ってきました。チャーターヨットのワーフのエリアなんですが、シーズンオフだからチャーターヨットは一隻も係留されていません。
主人がシーフードが食べたいとのことだったので、初めてのお店に行ってみました。前回イタリアンに行ったときに前を通っていて、気になっていたお店。外観もおしゃれ。
オーダーした時に「魚スープはいかがですか?」とのことで無料だったので試してみることに。そしたらもうこれ、すごく美味しくて、これまで食べたフィッシュスープの中で一番美味しかった!魚の旨味タップリですが魚くさくなく、濃厚なのにあっさりな、なんとも言えない美味しさでした。
付け合せの焼き野菜も美味しくて完食しました!
またしても新しいお気に入りレストランが増えました。しかもこれまたお値打ち。主人はビール2杯飲んでたんですが、それでも全部でたったの55ユーロ!これだけの料理の質を考えるとかなりお値打ちレストランです。プレヴェザ、結構いいレストランが沢山あったのかも。私達が見つけられてなかっただけかも。
ペンキ塗装の失敗で、ちょっと気落ちしていた主人ですが、美味しくてお値打ちなレストランを発見したことで一気に気分が上がったよう。立ち直っていました。
昨日13日も朝から晴天。やっと悪天候の波が過ぎたよう。どこからか一匹の猫ちゃんがやってきました。
凄く人懐こい猫。3年前はこのシップヤード、ステンレススティール業者さんのワークショップが敷地内にあって、SATOMI号も新しくドッジャーフレームやスターンのソーラーパネルのフレームを作ってもらいました。そのワークショップには1匹のワンコと数匹の猫が住みついていたんですよね。子猫もいました。猫好きなのでワークショップに立ち寄るたびにかまっていたんですが、もしかしてその時の子猫が成長したのかしら?今ではワークショップはなくなっていますが、野良ネコや犬が住める場所は敷地内他にも沢山あります。誰かかが餌をやっているみたいで、この猫ちゃんも健康そうでした。
私の事覚えていたのかな?単に人懐こい子?
人懐こいですが、キオス島のシップヤードの野良ちゃんとは違い、船まで上がってくることはありませんでした。ちなみに、野良犬ちゃんとも友達らしく、2匹が仲良く一緒にいるところを後日見ました。
何か修理するたび、新しいことだと最低3回はやり直しになるって、常日ごろ主人が言っています。これが素人と専門家の違いなんですけど、3000ユーロを節約するためには、失敗も経験の家。広範囲塗り直しのスターンに取り掛かるころには、主人もペンキ職人見習いぐらいの腕になってるかなぁ。
本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
0 件のコメント:
コメントを投稿