2023年3月7日火曜日

エンジン設置されていないからビルジは手動でポンプアウト

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




先週はほぼ毎日雨が降っていました。一日中降り続くのではなくパターンとしては午前中雨で、午後になってから晴れ間が出てきて、また夜半に雨が降り始めるっていう感じ。だから塗装関連の作業は一切できません。

午後の晴れ間に、船の上で外したバウスラスターのプロペラを研磨。埃になるけど、地上は雨水が引いてなくてちょっとした洪水状態になっていたのです。

さっきまで大雨だった名残。
あっという間に1個きれいに研磨できました。

こちらはまだ研磨前の状態。

さて、一昨日の事、例によって午後になってから日差しが出てくると主人が何やら外でごそごそし始めました。何とごかなと思って見に行くと、ホースを吸い込んでいます。

そのホースはスターボードのスターンバースのポートホールから出ていて・・・


エンジンルームの中に差し込まれていました。主人が今度は室内側のホースを吸い込んでいました。

何をしているのかというと、ビルジにたまった汚水をポンプアウトしようとしているんです。新エンジンインストレーションのためビルジに繋がっているパイプが外されているので、ビルジポンプが使用できないのです。それに使用できたとしても、陸上でポンプアウトすると汚水がラダーを伝って排出されるため、ラダーが汚れてしまうし汚水を陸上に垂れ流してしまうことになります。キッチンの排水は地上に垂れ流しているのですが、基本的にそちらは水なので(食器洗剤は一応バイオディグレーダブルを使っております。)。でも油交じりのビルジの中の汚水はさすがにねぇ・・・・。ということで、なんとか手動でポンプアウトしようとしているわけです。

結構溜まってしまっています。新エンジンインストレーションの際に、ここも関係してくるので次にパノスさん達が戻ってくる前にきれいにしておいてあげようというわけです。




ホースは外のポンプに繋がっていて、これで汚水を吸い上げているわけです。でもなかなかうまくいかない。特にだんだん汚水が少なくなってくるとホースの位置を少しづつ動かしながら汚水が溜まっている部分にホースの端を固定しておく必要があるので二人の人手が必要となりました。

途中私が呼ばれ、ポンプ係となりました。これがなかなか力仕事なんです。ハンドルを上下させるだけなのですが、結構力をかけてやらないと動かず、数回往復するだけでもう腕が痛くなってくるんですよ。前進の体重をかけて上下するんですが、あまり体重をかけすぎると細いポンプ自体が安定せず、結局腹筋少しとほぼ腕の筋力だけでやらないといけません。10分もかからずギブアップ!

で主人に「なんでか弱い私がポンプ仕事なの?中でホースを支えている方が楽でしょ。」と文句を言って交代してもらいました。主人いわく「汚い仕事はやりたくないかなと思って。とのことでしたが、汚水に手を突っ込むわけじゃなくホース支えているだけなので手が汚れるということはないんです。

主人にポンプ係が変わってから、どんどん汚水が吸い上げられて、努力と工夫のかいあって、見事汚水をポンプアウトすることができました!

ポンプアウト終了したのち、夕方になるとお決まりでまた雨が降り出しました。もうこういう状態が1週間近く続いております。なので塗装関係の仕事は全くできていません。

昨日月曜日は朝からお天気が良かったので、ここぞとばかりに溜まっていたお洗濯を朝一でしました。それから食料の買い出しに出かけたんですが、船に戻ってくる頃にだんだん雲いきが怪しくなってきて・・・なんとせっかく乾きかけていた洗濯ものが雨に降られてしまったのです!残念。で、車で20分ほどの場所までコインランドリーに行くはめになりました。さらに運が悪いことにランドリー使用中に晴れ間が出てきて、結局そのまま日が暮れるまでお天気になってしまったのです。雨に振りまわされた一日でした。

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