2023年4月28日金曜日

異常はスロットルじゃなかった&近い将来個人ヨットはお断りになるレフカス!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




26日(水)にマリンエンジニアの方が、新しいスロットル交換に着ました。丁度やってきたその頃にちょっとした騒ぎが発生。レフカスのタウンバースはもう個人ヨットが係留するのは不可能に近い感じ。近い将来全くお断りになる日が来るでしょう。


さっそく古いスロットルを取り外します。
 やってきたのはパノスさんではなく、助手のニコさんと、電気系統接続の時きたマリンエンジニアの人でした。あ、そうかスロットルはギアとかに接続してるかならね。
取り外した古いスロットルの本体。消耗してる部品がありました。そこだけ交換する、というてもあったわけですが、何しろ古いものだからやはりここらで新品に、というのが主人の判断。
大丈夫な部分もあるから予備部品として古いのも取っておくことに。
ちょっと残念だったのは、スロットル自体(レバーの部分)がカーブ具合が合わず付けれなかった事。短すぎてラットの邪魔になってしまうんです。後で加工すれば使えますが、仕方なく古いのをまた付けました。
取り付け作業を終えて、ギアがちゃんと入るかどうかテスト。
ニコさんに主人真剣に眺めてます。

でも、カタカタ音は治らず、どうもギアボックス内の油圧が低い事が原因だったよう。

ギアボックスは古いもののままですが、パノスさんが外して整備してくれてたはずなのに!スロットルの部分が異常音(上手くギアが噛み合わない)の原因ではなかったよう。すぐに結果をパノスさんに連絡してもらいました。あーあ、レフカス滞在がまた延びるって事か。心配したのは、ギアボックス外すのにまたハードスタンドに上げないといけないのか?と思ったんですが、それは必要ないとの事で、ほっとしました。ギアボックスのマニュアルをパノスさんにメールし、すぐに必要部品を手配してもらいました。パノスさんはギアボックスのチェックはしたけどシールパーツの交換まではしてなかったとの事。

パーツが届かくのは来週の火曜日だそうです。(ため息)
エンジン自体は使えるので、作業修理後、係留場所を移動しました。というのは、ニコさん達が来る直前に私達が係留していた場所はダウンバースなのに私設業者が管理してるエリアだから予約なしで勝手に係留してはダメだ、と言ってきた人が来たんです。ちゃんと看板でチャーターヨット&個人ヨットが係留していいエリアだと言う事を確認してるんですけど。確かにお隣のスポットにはブルーの「〇〇専用」と書かかれたコーンが置いてあったけどそこは避けてるんですよ。でも結局その範囲一体だからSATOMI号がいる場所も含まれているという事でした。モーリンラインがあるからアンカーが引っ掛かってるかもしれない、といわれましたが、私達の場所には無いことは分かっています。で、ダウンバースじゃないなら幾らなんだ、と聞くと、なんと一泊50ユーロ!冗談じゃないよ!ダウンバースと同じ並びで、しかも電気水料金は別でタウンバースと同じプリペイドカードを買ってくるシステム。モーリンラインがあるっていうだけでタウンバースよりも一日30ユーロ以上高いんですよ。昨年の11月はその場所は普通にタウンバースだったんですよ!チャーターヨットのシーズンが始まったからかもしれないけど、そのエリアにはモーリンラインはなかったと思う。ということは、今シーズンスタートの前に設置したのかな。だとしたら、今後もシーズンオフでも怖くてアンカーを打てないから、その場所にはシーズンオフでも一泊50ユーロ払わないと係留できないってことですね。

で、業者の人に「エンジニアが修理をしているからここにいるんだ。どこに移動すればいいんだ。」と聞くと「あっちなら大丈夫。」という場所を教えてもらい、早速そこに移動しました。新しい場所の方がちょっと街に近い場所ですけどね。SATOMI号の左隣りは空き空きに見えても、ここにはフェリーやでっかい観光帆船が入ってくるので黄色と黒のシマシマペンキが塗ってあり係留禁止エリアなのです。
さっきまであっち側にいました。あそこから端っこまで全てチャーターヨット及び予約した個人ヨット用バース。純然たるタウンバース部分はおそらく4隻分ぐらいしかスペースがありません。数年前まではここは全てタウンバースだったのに!年々タウンバーススペースが減少しているので、このスピードで行くと来年はゼロになるんじゃないでしょうか。レフカスはチャーターヨットビジネスで生きている街だから、仕方がないのかもしれませんでけど。近い将来、個人所有のヨットはプレヴェザマリーナとあまり変わらないぐらいの値段を払うか、さらに高いレフカスのマリーナを利用するかしか、レフカスには係留できなくなると思います。でも正直私だったら、よほど用事がない限りレフカスに立ち寄ることはなく通過していくと思うけどね。運河を出たらアンカレッジは沢山あるし。

移動してホットいきついたら午後1時半でした。ランチにでかけます。レストランやカフェなど街の中心エリアはレフカスマリーナがある方角。レフカスマリーナを眺めながら。

すっごいお腹が空いていたわけではなかったので、私はポークスブラキ1本だけオーダー。

主人はハンバーガー。相変わらず。

この水上カフェ、3年前に来た時もあったけど、一度も稼働している所を見たことがないんだけど、今も相変わらずあるな。夏のシーズンになると動き出すのかな。

スロットル以外にも、バウトイレがうまく機能していないので(毎回の事です。)その修理があるので30日の日曜日ぐらいまではいるだろうな、と思ったのですがギアボックスの修理は来週水曜日以降となるので、レフカスに足止めになりました。エンジン交換ってこんなにもいろいろ後々いろんなことがあるんですね。主人いわく「エンジン変えるって大仕事だから、一度に全てがうまくかなくて当然。」だそうです。せっかちな私はちょっと納得できてないけどね。タウンバースはSATOMI号のサイズだと一日15ユーロ。50ユーロよりはましなので、その分は納得できてますけど。電気や水料金は別なんですが、昨年11月に買ったプリペイドのカードがまだ残っていたのでそれを使い続けております。さらに、レフカスに着いた25日の係留代は払っていないんです。夕方に着いたので翌日支払いに行くつもりだったのが、その場所は別業者の管轄だから移動しろ、って言われたから。移動することになったのでその業者にも払いませんでした。とうことで一日係留代は節約したので、その分ちょっと気分がいい私・・・ちっちゃいなぁ。

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