船体研磨してコッパーを表面化させます

皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！

8日土曜日も朝から晴天！先週の予報では雨模様だったのに。いよいよコッパーコーティングしてあった船体の研磨を開始しました。これが今年のメンテナンスで一番の大仕事。

コッパーの埃から身を守るため全身をカバーします。マスクは実際はちゃんとした防護用のマスクをつけました。

午前中は主人がデッキでキャノピーの下のライトの接続をしていました。私はお天気がいいなら船体の研磨をスタートさせたかったので、やり方を主人に教わって自分だけでやろうと思っていました。コッパーを表面化させるだけなので、それほどしっかり削る必要はないので、電動サンダーを平行に支えながら軽く船体に当てて研磨するのですが、電動サンダーの重さで支えながらまっすぐに保つのが私には難しく、結局、主人がやることに。というのも、今日当たり、マリーナに作成依頼をしていたメインハリヤード用ウィンチのモーターの部ラッシャーが出来上がってくる頃だったのですが、まだ届いてなかったのです。そこで二人して船体研磨をすることにしました。

最初は要領がわからなかったので、ちょっと削りすぎちゃいました。こんなにコッパーをエクスポーズさせる必要はなかった。

電動サンダーは主人に任せて、私はサンダーでできないカーブした場所、例えばハルからキールにつながるカーブの部分などを、サンドペーパーを使った手動で研磨する担当になりました。

バウの方はちょっとやりすぎというのがわかり、それ以外の部分はもっと粗目に削ることにしたので、結構すいすい進みました。

開始してから2時間ぐらいでスターボード側は３／４ほど仕上がりました。

私はひたすらこんな風に、電動サンダーだと削りすぎになってしまうような部分をサンドペーパーでゴシゴシ。やっているうちに加減がわかってきました。キールの前の方も全部終えました。

さらにラダーの下の部分とか動く部分などもマニュアルでやらないと届きません。主人が梯子を使っているので、私の背で届く限りの場所は全てやり終えました。お昼からスタートして、気がついたら4時ちょっと前。お昼ご飯も食べずに頑張りました。軽食を取りちょっと休憩してから主人は引き続き残りを研磨し続けました。私は担当箇所で、この日できる部分はやり終えたので本日のお仕事は終了。

主人は休憩後もどんどん作業を進めて、午後5時半過ぎにはスターボード側の大半を仕上げました。

このカーブの部分は私担当の箇所ですが、この日は主人が梯子を使っていたので私には届かず、翌日回しの部分です。

スターボード側はこの部分を残して全部完成。そろそろ夕飯の時間になってきたし、主人のかなりお疲れ気味になっていたのでここまでで終了。

でそこからディナーの支度をするのは、私も疲れていたし、最大の大仕事にかかり始めたのをお祝いするためにプレヴェザに繰り出しました。お気に入りのプレヴェザマリーナレストランに行きました。前菜はいつもはビーフカルパッチョにするんですが、この日はタコの酢漬けサラダ。ここのタコの酢漬けは大好きなファーバ豆のピューレに乗っかって出てくるのです。パンと共に豆のピューレがまた出てきたけど。

私は前に来た時に目を付けていた「真鯛のオーブンアーモンド焼き」。オーブンでカリカリに表面が焼かれていて、中はしっとり、で本当に美味しかった！一番下にはマッシュポテトが敷いてあります。魚も2段重ねなので結構ボリュームがあるんですが、これでたったの10ユーロ！！タコの酢漬けの方が高いんですよ！！！

主人はチキン。これもお値段が通常のギリシャタバーン並みのたったの11ユーロ。でもこのプレゼンテーションぶりで、お手製のニョッキまでついている。本当にコスパのいい店だ。

いつもだったら外食大好きの主人ですが、この日は本当に疲れていたみたいで、アルコールも頼まず、食べている間にもう眠そうでした。かわいそうだったので、早めに食べ終わってすぐに家路につきました。

体調はほぼ完全に戻ってきたので、久しぶりにしっかり働くことができました。私自身は3時間ほどしか作業をしませんでしたが、背伸びをして上を向いたままの姿勢だったりもしたので、腕が結構疲れましたが、ずっと気になっていた大仕事にやっと取り掛かる事ができて、気分は最高です。

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