皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
レーダー用のブラケットに接続するステンレスのプレート、今のだとメインセールの角度によってはレーダーがセールにあたってしまう位置だったんで作り直すことに。新しいのをオーダーしようと思ったのですが、いろいろ考えてた後主人が自分で加工することにしました。
外してきたレーダー
それを大きな方眼紙に当てて、なにやら図面を描いている主人。この方眼紙は普段私がペーパークラフトの時に使用しているA3よりちょっと大きいぐらいのサイズの用紙です。こんな事で私のペーパークラフト製品が役に立つとは!あ、そういえば時々ヒートエンボス用のヒートツールも貸してるな。
考え中・・・・考え中・・・・・。
今現在のステンレス製のプレート。これがレーダーとマスト上のブラケットを接続しているもの。
プレートの型紙を作り、私に「まっすぐにこの通りにカットして。」といってきました。ペーパートリマーを持っているので真っすぐカットなんて簡単簡単。カーブの部分は細部をカットする時に使うとてもシャープな小型ハサミで手切りしました。
最初はこのプレート、セールに触らないようにレーダーを設置するために、穴の位置を変えものをステンレス職人に作ってもらおうと考えていた主人でしたが、考えているうちに、ほんの少しずらすだけでいいので、今のを利用して自分でできる!と思ったそうです。で、穴を開ける位置の型紙を作ったらしい。
翌日はちょっと曇りがちの空で、朝方は雨が降っていました。でも午後になって曇り空になったので、主人は活動開始。今日は作業をお休みするかと思ったら、午前中休んでいたらやる気が出てきたみたい。
作成した型紙に沿って新しい位置に穴を開けるんですが、その前に、穴を開けるドリルを研磨する必要があったそうです。ステンレスは固いので、シャープなドリルじゃないと穴がうまく開かないらしい。今あるドリルはちょっとさびているというか、シャープじゃないようでそのままでは使えなかったそうです。あいにくギリシャは連休中だったので、シップシャンドラーとかハードウェアのお店は閉まってました。火曜日5月2日まで待って新しいドリルを買うという手もありましたが、研磨できるならそれでやってみよう、となったのです。タウンバースなので、後ろは普通の歩道なのですが、幸いSATOMI号が係留している場所のすぐ近くに廃油廃棄の場所があるんですね。だからこのあたりで作業をするのは、それほど不自然じゃない雰囲気なのです。どこで見つけてきたのか、それともそこに前からあったのか、木のすのこ?パレット?もあり、その上で作業をやっていました。
主人ががーっとドリルを研磨している間、何気に外をみたら、なんか変な場所でアンカリングしている船を発見!
あれ?あそこって、チャーターヨットのワーフの正面あたり。だいたいレフカスの運河内ではアンカリングしていい場所ってないんですけどねぇ。しかもワーフの正面というのはバウモーリンのチェーンが海底に通っているから、やたらにアンカーを落としたらチェーンに引っかかって上がらなくなる危険が大。ワーフ前方30メートルぐらいしか離れていない場所だだったので、微妙な位置。あれがあるので、私達がいるタウンバースも一番右端は一見開いているに見えても誰も係留できないのです。
大丈夫かな~あの船…と老婆心で見ていた間も、主人はがーっと作業を進めており、1時間ぐらいやっていたら終了しました。
ドリル研磨だけ今日やっていると思っていたら、穴開けまで全部終了していた!
回転跳ね橋のオープンを待っていたようで、微妙な位置にアンカリングしていたヨットはいつのまにかいなくなっていました。でもかなり危ない位置にアンカーしていたから、もしかしたら絡まなかったのは単にラッキーだっただけかも。アンカーしちゃい行けないエリアだったと思うから、私だったら誰かになんか言われるんじゃないかって心配で、とてもできません。30分ぐらいしかいなかったと思うから、私達ならきっと海上でウロウロして待機してたと思う。いろんな人がいるもんだ。
この日のディナーは、チキンをペストとお醤油でマリネしておいたものを、野菜と共にオーブンで焼きました。なんちゃってベークドチキンかな。ベークド料理も主人の大好物。毎日頑張って作業をしている主人へのご褒美としては、これぐらいしかできませんが、適当に作った料理でもオーブンで焼くと「美味しい!」と言って食べてくれるので、助かります。
前にマストに登った時、変な姿勢で2時間ぐらい作業をしていたので、筋肉痛になっている主人。大好きなベークドチキンで元気を取り戻してくださいませ。
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