2023年6月15日木曜日

Afionas湾隣の小さな入り江を偵察

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!




Afionas湾で過ごす2日目は、シュノーケリングを楽しんだり気になっていた隣の小さな入り江を偵察しました。とっても穏やかで静かな湾なのですごくリラックスできました。


明るいブルーは海底が砂地、濃い部分は海草が茂っています。透明度がいいので、どこが砂地なのかよくわかるから、選んでアンカリングするのが簡単です。昨日よりもうんと海面が穏やかになっていました。湾内へのウネリは、気になるほどではなかったのですが、海流があるのか、風はほとんどないのに、グルグル回転しました。なので船体がウネリに対して横向きになった時は、ちょこっと横揺れになりましたが、気になって眠れないほどではなかったです。14日は風向きがちょっと変わっており、湾の入り口方面を向いていたのでウネリが全く気にならずさらに快適な一日でした。

物凄くゆっくり過ごして、お昼寝したり日本にいる友達とライン電話長電話でおしゃべりしたりと、レイジーな一日。天気予報をチェックするのが朝の日課になっているんですが、昨日の予報より木曜日の北風が弱くなっていたので、セール走行にしてものろのろになるようです。そこでもう1日滞在して、金曜日に一気に南下しようかなと思いました。なので湾内探検も次の日に伸ばそうかなと思ったんですが、午後3時過ぎぐらいに退屈してきて、やっぱり探検開始。

青丸にSATOMI号がアンカリングしています。赤く塗りつぶしたところが偵察に行った場所。こちら側の小さな赤い部分はビーチみたいで隣の、入ってみたかった入り江みたいなところに通じているようです。そこから上陸すれば湾の外までぐるりと回らなくても大丈夫。

で、小さなビーチにいってみたら・・・人人人・・・・そっかビーチから頻繁に出ていた小型ボートはここに人を運んでいたんだ!

綺麗で泳ぎやすい場所ではありましたが、こんなにも沢山の人がいるとは思わなかったので、テンダーを係留するのも、砂利ビーチの端っこの岩場に遠慮がちに繋げました。泳いでる人が沢山いたので、すぐにエンジンを止めて手漕ぎで中まで入りました。

そこからシュノーケリングマスクとかフィンを運んで反対側の入江に向かうと・・・・思ったよりも広くてキャタマランが1隻アンカリングしていました。スペース的にはSATOMI号が入って来てもアンカリングする余裕は十分あるねぇ。でも、やっぱたくさんの人たちがすぐ近くにいるんですよ。夜になったらホテルに帰るとは思いますが、それでも日中はずっと人に囲まれるわけですね。海に入って泳いでいる人はあまりいなかったので、せっかくなのでシュノーケリングすることに。

魚はそこそこの数がいて、楽しめました。海底も岸から近い場所には平たい岩が重なっているだけでしたが、深くなるにつれて砂地だったのでアンカリングするにはよさそうでした。主人が「明日ここに移動してこようか」と言ったので最初はその気になっていたのですが、シュノーケリングを終えたら、なんか満足しちゃって、それよりも日中ずっと沢山の観光客に囲まれる(といっても船のすぐ隣に来るわけではないですが)んだな、と思ったらちょっと興ざめ。誰もいない場所にひっそりとっていうのがいいのだ。

で、今度はAfionasの湾の内側に戻り、来るときにみた洞窟みたいに見える場所に行ってみることに。


これで行きどまりでした。

こういうところの方がシュノーケリングが面白そう、ということで先に主人が入りました。

でもすぐに上がってきた。海底は大きな岩があったのですが、それ以外は水深がすごく深いようで何も見えなかったとのこと。予想ですが、周囲の岩が天井が陥没したような形だったので、昔は洞窟みたいだった部分の天井が落っこちたんじゃないかな。

で次の洞窟もどきに移動。


あら、まだ奥につないでるねぇ。

でもぐるりとしたら行き止まりでした。洞窟部分は岩場の上にあって、上陸しないとけませんでした。ここは狭い場所なので入り込む海流があるのか、テンダーが結構ゆれたんですよね。軽く洗濯機の中にいるような感じ。なので上陸するのは止めました。

なんか飽きてきたので、SATOMI号に戻りました。シュノーケリングは久しぶりにちゃんと泳げたので気持ち良かったけどね。湾の反対側にもう一隻ヨットがいました。

ぐるりと偵察したら、なんか満足しちゃったので途端にこの場所への興味がうせてしまった私。主人も同じだったらしく「明日はやっぱ、のろのろ走行でもいいから別の場所に行こうか。」という話になりました。小さな入り江、思ったより広くてアンカリングもしやすそうだったのですが、かえってそれがなんか興味がなくなる要因で・・・さらに日中沢山の人がすぐ目の前にいるか、と思うとそれもちょっと興ざめでした。

大きな湾にいると、周りに人がいないので、その解放感が溜まりません。こういう時オーストラリアでのセーリングが恋しくなるな。オーストラリアは大陸なのでアンカレッジも大きな場所が多く、ギリシャに来てから密集地でアンカリングするの事、今一つ慣れない私です。

前日二日間の夕食はお家ディナーだったので、今日はおでかけです。主人は初日に上陸して(私がお昼寝中に)ゴミ箱の位置とかを確認しておいてくれました。なのでゴミ箱に一番近いビーチに上陸。なるほど、岩肌が砂岩だったからビーチも砂地。前にも言いましたが、砂地ビーチはギリシャでは珍しいのです。特にエーゲ海の島々はもともと火山が爆発して隆起した島とかも多いので砂ではなく、岩ごろごろ、砂利のビーチがほとんどです。

ビーチ沿いにはレストランが20軒近くありました。ほとんどが宿泊施設を伴うもの。メニューをみながら入る場所を決めました。デルフィーネというお店がいい感じだった。あとは、カフェ&バーやスブラキなどの軽食のお店が多く、タバーン(レストラン)は意外と数が少なかったのです。

主人がオーダーしたのは巨大ハンバーグ。中にチーズが挟まれています。ポテトも野菜もちゃんと付け合せで着いてきたのでお手頃価格。コーフ・タウンのレストランだと全部別料金だったりする!

私はツナステーキ。こちらもグリル野菜とライスが含まれていました。前菜をオーダーしなくて丁度良かった。

代わりと言っては何ですが、主人はデザートでチョコレートスフレアイスクリーム乗せをオーダーしていた!

レストランの前にはパラソルとサンベッド。

お腹いっぱいになって大満足で家路につきます。夜になると気温がまだ下がるので、涼しくて(半袖だと肌寒い)寝やすいのがありがたいです。

この夜は、風は全然なかったのですが、そのためか前夜よりも船体がウネリに横向きになったままだったので、結構揺れました。その都度目が覚めたけど、いつの間にか眠ってたみたいで、夜中に雨が降り出して主人が天井ハッチを閉めた事全然気が付かなかった。

さあ、本日15日もコーフ島周遊クルーズ3日目開始です!


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