2023年6月13日火曜日

お肉とお酒の買い出しのために選んだアンカレッジ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!







5泊したMandrakiマリーナを12日の朝出発しました。コーフ島での最初のアンカリングの場所に選んだのは・・・・フェリーの港のちょっと先。上陸してからお気に入りのLidlというスーパーに徒歩で行けるからです。それと、入国管理局も近いのでギリシャから出国する時のために偵察です。

6月11日(日):午前中にコーフ・タウンの日曜日でも開いているスーパーにいって食料を買い出しました。他にも開いているスーパーがあるんですが、イオニアンスーパーはうどんを売ってたり、冷凍だけど枝豆や韓国餃子も置いてあるので、他では買えないものを中心にお買い物しました。野菜とはこの先の街でも買えるし。なにせ徒歩なのでバックパックやお買い物バッグに入れて運んで来れる程度にしておかないといけません。

買い物を終えて帰ってきたら、どんどん気温が上がってきたのでキャノピーや船体に水をかけて冷やしました。暑さがちょっとおさまるまで船内でぐだぐだしていて、暑くてたまらなくなったらマリーナとなりの小さなビーチに泳ぎに行く、と言うルーティンができつつあります。

そして夕方6時半すぎ、コーフ・タウンでの最後のディナーにお出かけです。(もしかしたらまた来るかもしれないけど、取り合えず最後になるかも。)

とにかく今のうちにイタリアン料理を食べ貯めという感じで、この日もまた別のイタリアンレストランに行きました。グーグル評価では4.7と高評価。


ちょっと辺鄙な場所、というか街の中から遠くないんですが、裏通りにあるんですよね。

ガーリックブレッドとビーフカルパッチョ。ギリシャでガーリックブレッドをオーダーすると、イタリアンレストランであってもピザみたいなのにガーリックバターが塗ってあるだけのものが出てきたりするんですが、ここのはいわゆるお馴染みのガーリックブレッドでした!ビーフカルパッチョは、生肉というより、熟成したハムみたいな感じ。味的には柔らかいビーフジャーキーを思い起こさせた。茶色のお皿に張り付くように薄いお肉が並んでいるので、どれが肉なのかわかりませんね。
ここのパスタは全部ペンネ。私はアマトリチャーナ。ピリ辛トマトソースにベーコンや燻製豚がはいったもの。イタリアで食べてから好きなソースになりました。

主人は珍しくクリームソースで、スモークサーモンが入ったもの。ソースにウォッカが使われているので選んだそうですが「ウォッカの味がしない。」とちょっとがっかりしていた。アルコールを飛ばしてるんだからウォッカの味がするわけないでしょ!と思ったけどね。で、本来トマトソースの方が好きな主人は、私が選んだほうが気に入っていて「良かったら途中で交換してもいいよ。」といってきましたが丁寧にお断りしました。だってトマトソースが食べたかったんだもん。

普通ならパスタは二人でシェアするんですが、一人ずつオーダーして、しかも私は食べ切ったのでかなりお腹いっぱいでした。でも主人はデザートのクラム・ブレが楽しみでこのお店をチョイスしたので、デザートをオーダーしてました。主人の大好物なので、私が「お腹いっぱいで一口しか食べれないから私はオーダーしないよ。ちょっと味見させて。」と言ったらかなり抵抗していおりました。「クラム・ブレはシェアしないよ!自分でもオーダーして!一口って言って沢山食べるんでしょう、結局。」と言ったので「じゃ、一口食べてそれ以上食べたかったら後から注文するから。」ということで納得してもらいました

で、本当に一口だけでもうこれ以上何もお腹に入らない状態でした。「もういらないよ。」と言うと、テーブルの真ん中に置いてあったクラム・ブレを素早く自分の方に移動させた主人。

見て、この満足そうな顔。

広場の向こうの建物、すごい古いけど売り物だって!所有者は先祖代々受け継いだ建物かな。

食事を終えた帰り道、なんとキャンディー屋さんに吸い込まれた主人。

60才を軽く超えているおっさんですが、心は少年のまま・・・というか5歳児ぐらいです。

腹ごなしに古城を見に行くことにしました。


この時間(夜9時ぐらい)は入場チケット入らないみたい。素通りしていく人がいても受付の人は何も言ってませんでした。昼間だと「チケット買ってね。」と声をかけます。勿論私たちはマリーナの写真を見せてフリーパス。

階段を上っていくと、反対側の湾が見えました。眺めはいいねぇ。



ですが、見れる場所が非常に限られていて、入場料がいくらかわかりませんが、これでお金払ったらちょっと嫌だなと思った!行けそうな場所は結構あるんですが、そこにたどり着く前にフェンスがしてあって、それ以上奥に入れないようになっているんですよ。ま、これまで本格的中世の古城はいろいろ見たし、特にロードス島の中世騎士団の古城は本当に素晴らしく、あれをみたら他のどれも貧弱に思えてしまう。SATOMI号に戻っても、お腹が一杯だったので夜中ぐらいまで眠れませんでした。


6月12日(月):夜更かししたので起きたら9時だった。それから朝ご飯を食べてゆっくり出発準備をしたので、実際に出たのは10時半過ぎ。

バイバイMandarakiマリーナ!すごく素敵な場所で滞在を楽しみましたよ。

他にも同じ時間帯に出発する船が3~4隻いて、マリーナ内は出発ラッシュでした。


さて、本日向かう先は、ほんの少し先です。30分もすれば着いちゃいます。フェリーが入港する本港の反対側のアンカレッジに行くだけ。

11時には着いてた。前方に見えるのはコーフのボートヤードです。

ここを選んだ理由は、ドイツ系のディスカウントスーパーLidleに近いから。Mandarakiマリーナは、どこにお買い物に行くにも非常に時間がかかりちょっと不便なんですよね。ここから後方にあるビーチに上陸すると徒歩10分ぐらいでLidleに行けるんです。

入国管理局にも近く、ここにアンカリングしてコーフにチェックインしたりアウトしたりする船が結構いるんです。なので私たちもうそうするかも、と思い偵察も兼ねて来ることにしました。泊地情報アプリでは、この近くに下水放出口があるので臭い、とかフェリーの立てる波ですごく揺れるっていうネガティブなコメントもあったので、その辺りも調べてみようと思ったわけです。

ついてから小雨が降り出したので止むまでちょっと待ってから行動開始しました。

茂みみたいんなんですが、丁度この下に道路に上がる階段があるので上陸しやすかった。

大きな道を歩くこと10分ぐらいLidleが見えてきました。ここではお肉とお酒、そしてスパークリングウォーターを買い出しました。保冷剤を入れたバッグに折り畳みトローリーを2個、そして私はバックパックをしょって。

前日にも他の食料品を買っていたので、それほど荷物は多くなく、お肉や冷凍サーモン、チーズにプロセッコを何本か、そしてビールにスパークリングウォーターの大びん6本はそれほど苦労しないで運んでくることができました。

テンダーに乗り込む時になんか空が暗くなってきて、雨が降りそうな感じになっていました。急いで帰ったら、間一髪セーフ。荷物を運び入れようとしたら雨が降り始めました。


その後、どんどん激しくなってきて、風も出てきて雷までなり始め本格的なスコーレ状態。

本当は、このアンカレッジはお買い物のためだけで、次に移動しようと思ってたんですが、結局夕方まで雨が降ったりやんだりを繰り返したので、今夜はここで泊ることにしました。


泊地アプリのコメントにあったほど、フェリー出港時の揺れも気にならなかったし、飛行場の騒音も全然問題ない程度。そして「臭い」も全く気になりませんでした。風向きにもよるかもしれませんけどね、少なくとも滞在中は全然におわなかった。

最近、なんとなく感じているんですが、コーフ島の泊情報にコメントをしている人たち、すごく要求レベルが高いなってこと。私達のスタンダードよりも厳しいみたいなんですよ。Lidleに行く道路も「すごい交通量でしかも整備があまりされていな道路を歩かないといけない。」と書いてあったんですが、私達的にはちゃんと歩道もあったから別に危険だとは思わなかったし、坂道でもなくアスファルトの平坦なちゃんとした道路だったらお買い物とローリーを引っ張っていても大変じゃなかったのです。ギリシャの他の島々の道はこんなもんじゃありません。石だたみでガタガタ、車一台しか通れない狭さなのに地元の人は猛スピードで通り抜けるし、しかもだいたいお店が坂道の上だったりする・・・・というのが私達のスタンダードなので、それに比べたらコーフは天国です。

もしかしたら、コーフにいるヨッティ―は、他のギリシャの地域には行かずにこのあたりだけにとどまっている人が多いのかな。確かにエーゲ海ほどメルティミの影響を受けにくいみたいだし、本土側に行けばどんな時でも結構守られた安全なアンカレッジが沢山あるしね。エーゲ海だと、島しかないので、ウネリに悩まさせるアンカレッジの確立が高いんです。それに強風が吹きまくるし。そういう意味では、ギリシャクルージング一年目にエーゲ海の真ん中あたり(メルティミ街道)を経験しておいて良かったなと思いました。

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