皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
17日の夜にやってきたOrmos Ypsosのアンカレッジ。翌日18日にアンカーの具合を確認したら完璧には砂地に落としていなかったので夕方までにリアンカーしようかどうか迷っていましたが…ドタバタ救助劇のためアンカーを上げることになったので、結果的にはもっといい場所にリアンカーすることになりました!
6月18日(日):お昼ごろに主人がシュノーケリングでアンカーの様子を見に行きました。
17日の強風時、この日よけをつけっぱなしにしていたので、これがセールみたいな役割になり負荷が余計にかかったんではないか、と思いました。風通しはいいのですが、それでも余分なものが着いていると言えばついているわけです。なのでこれからは強風が予想される時は日よけをたたむことにしました。
徒歩10分弱といっても、丘の上にガソリンスタンドがあり、結構な運動でした。幸い荷物が重くなる帰りは坂道を下るだけでしたけどね。お迎えにミニマーケットがあり、そこで牛乳2本にメロン、トマト、ヨーグルトなどを買い足しきました。最近トマトはサラダに使うだけではなく、パスタソースにも利用しているのでよく消費しております。ギリシャのトマトは美味しい!
荷物があったので、取り合えず一旦かえって、夕方涼しくなってからディナーついでにまた街に戻ることにしました。主人はテンダーの給油をついでにしておくということで、しばらく外にいました。私はなぜかすごく眠くなってきたので、そのままうとうと・・・。主人も室内に戻ってきてお昼寝を始めました。で、30分?1時間じゃくかな?私が気持ちよく寝ていたら突然主人が外に出ていき「ちょっとちょっと、起きて。テンダーが。」って言ってるではありませんか!半分起きただけのボーとした状態で外に行くと、なんかはるか遠方に浮遊しているテンダーを発見!!!ヤバイ!!!うちのテンダー漂流してるじゃないか!
いつもテンダーから乗り移る時、私がラインをもって一旦先に降りてラインは仮固定した状態で主人に渡し、荷物がある場合は私が受け取って運び込んでいました。その後主人が乗り移った時に、私がいればまたラインを受け取り長さを調整してクリートに結び付ける、という流れ。何も考えなくて自動的にやっていました。この日は、珍しく私が乗り移った後に主人がテンダーに残っていたので、仮固定のまま主人もしっかり結ぶのを忘れていたんですよ。で、船内でお昼寝しようと思って落ち着いた時、ふと、あれ?自分はラインをしっかり結んでなかったし、私も結んでなかったな・・・ってことは!もしかして・・・と気が付いたそうです。
無事テンダーを保護してまたYpsos湾に戻ってきました。今度はもう少し湾の右端に近い位置に移動してアンカーすることに。そちらの側の方が深い位置でも大き目の砂地が何か所かあることがわかったからです。再度砂地をめがけてアンカーダウン。水深は5メートルほどですが、今度も40メートルのチェーンを出すことに。風は20ノットぐらいになっていたので、バックギアに入れなくても自然に後退していき、アンカーチェーンの突っ張り具合からアンカーが効いているのがわかりました。一日のうちでその時間が一番強風になる予報で今回は予報通り。突風時は25ノットぐらいなっていたでしょうか。でも、Barbati-Northで計測した26ノットよりうんと弱い体感でした。やっぱ、Barbati-Northはマスト上と船体レベルでの風の強度に差があったんだ。で、GPSをつけっぱなしにしてしばらく様子を見ていたんですが、きれいな半円を描いていたので、アンカーが完璧に機能しているということ。さらにその後主人が泳いで自分の目で確認に行きました。すると砂地をめがけて落としていたアンカーは、それよりもちょっとだけズレた場所に刺さってたそうですが、潜ってみたら、砂地に見えていたのは実はとても硬い場所で、アンカーが刺さらず、そこから少しずれた場所は短い海草が生えてはいるものの、柔らかい砂地みたいで、そこに刺さっていたとのこと。さらに念のため潜ってアンカーをグラグラ揺すってみたけどびくともしなかったそうです。やったーここ数日で多分一番ちゃんとアンカーが固定されたようです。
ま、18日は夕方からとっても穏やかになりその後またしばらく風無の日々が続くんですけどね。それにしても、毎日本当にちょっとしたドラマが起こる船上生活!
夕食は久々の外食です。昼間上陸したビーチからさらに先に小型ボート用のマリーナがあるのを見つけたのでそこに係留しました。
ウォーターパークの反対側にSATOMI号が見えます。レストランは海沿いのこの通りに集中していているみたいで、ほぼ全部チェックしていったんですが、大半はギロスとかスブラキなどのギリシャ料理の軽食のお店かピザのお店。メニューにバラエティーがあるレストラン(タバーン)はあまりないみたいでした。閉店しているお店も結構あって、すっごいにぎわった観光地ではないみたいですが、その分ごちゃごちゃ感がなく、ゆったりしたいいムードが漂っていました。ウェーターパークがあるせいか、家族ずれも多かった。
で、最終的にまた反対側の端っこ、昼間ガソリンスタンドに行く時通りかかったレストランにしました。
食後はまた街の目抜き通りをお散歩。おおきなギリシャ各地の名産を扱っているお店があったので、覗いてみたら、2年前にイサカ島で買った自然化粧品のブランドを発見。オリーブを原料にした化粧品です。このローションが日焼けした肌にとても気持ちがいいんですよね。今まで他の場所では見たことがなかったので、さっそく買いました。
それから主人がワッフルとか食べたい、と言い出したのでカフェ&バーを探しました。
SATOMI号に帰るころ、夜の9時ごろには風はほとんど収まっていて、この夜はここ数日で一番静かな夜でした。
19日は朝から海は鏡状態。
本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
0 件のコメント:
コメントを投稿