2023年6月22日木曜日

ギリシャ出国準備をしております

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





アンカー流れたり、マットレスやテンダーを救助したり・・・と何かとドラマ続きでしたが19日からは平和な毎日を過ごしておりました。そして今頃はギリシャ出国のため移民局に行ってるころかな?まずはここまでの毎日のレポートです。

Ormos Ypsosは本当にきれいな沿岸。街も近くて私のお気に入りアンカレッジとなりました。

6月19日(月):この日は風が収まって、やっと数日ぶりに何のドラマもない平和な日でした。暇すぎて、主人はエンジンルームの防音シート貼りを始めました。

カバー部分はレフカスにいる間に貼ってましたが、両サイドは古いまま。かなり薄くなっているので上から貼り付け。


何やら外が騒がしかったので、見てみたら小型ボートが何隻か同じ場所にいました。なんかあるのかな?

で、午後になって観光客が少なくなってから行ってみることに。どうも洞窟らしきものがあるようです。

あれは奥までつながっていそう。

テンダーで入って行こうとしたら、結構狭くモーターを上げてもぶつかりそうだったので、一番奥まではいきませんでした。

写真だとくっくり見えますが肉眼だと暗くて奥までは良く見えないんですよね。小型ボートはここを見に来てたみたい。

海もとってもきれいなので、岩場がある辺りをシュノーケリングしました。結構沢山魚がいて面白かったです。中には小型の鯛みたいな形の魚もいました!小魚だけじゃなく10㎝を超えるサイズのもの沢山いたので楽しめました。

ディナーは例の小型ボートの港にテンダーを付けてYpsosの街に上陸。このアンカレッジ、私のお気に入りになるつつあります。NWからの強風からも守られているし、風がない日でも変なウネリもなし、さらに海もきれいで比較的静かな割には街も近い。海沿いの通りにスーパーからコインランドリーまでそろっているのでヨッティ―には最高の立地です。

この日はパスタにしました。主人はミートソース。

私はマッシュルームとイタリアンソーセージのクリームソース。美味しかったので、完食しちゃったら食べすぎてなかなか寝付かれず、胃腸薬を飲む羽目になった!欲張ったつけですな。


3泊したYpsosも今日が最終日。この夜は全く揺れることもなく、風の音もなく、ここ数日間で一番平和な夜でした。

6月20日(火):朝、エンジンの音で目が覚めた!時計を見たらまだ8時前。いつもなら主人より私の方が先に起きるのに!風がまったくないのにエンジンつけてるって、いったい何事が起こったのか!と思ったら「大丈夫寝てていいよぉ。出発準備しているだけ。」だって。この日の行き先は、ほんとにぐるりと回っただけの場所なので、エンジン走行だったら30分で着いちゃうのに、もう出発。海もまっ平で波全く無し状態で、主人一人でアンカーを上げてYpsosのアンカレッジを離れました。移動中、私はまたうとうと寝ちゃいました。

でもすぐに「着いたよぉ~」となった。移動先はOrmos Kommenoですが、コーフ島で一番大きいマリーナ、Gouviaマリーナが見える場所です。

ここには常時20隻ぐらい係留されているそうです。ラッキーなことに、私達が到着した時、ほぼ湾の真ん中に係留していたヨットがアンカーを上げて出てくところでした。で、そこに私達がアンカーを下ろしました。湾の真ん中の方がアンカーが効きやすい海底らしいのです。

アンカーはすぐに効き始めました。この日もすでに最低20隻は係留していました。この前の北西の強風からもここもよく守られていたと思います。

広い湾なので、まだまだ余裕たっぷり。Paxos島のLakkaよりもうんと広いから、あそこで100隻ぐらいいられたら、ここなら200隻ぐらいけそう・・・はないね。Lakkaより深いから、みなさんチェーンの長さが結構あると思うんで、お隣との距離はある程度保っておきたいです。その点でもここは丁度いい感じ。というのはすぐ近くにマリーがあるからチャーターヨットの方たちはマリーナ入港待ち以外では長居しないので、ここが混雑することはあまりないと思います。

一日を有効活用するために朝早くからここに移動したので、朝ごはんを終えてから早速行動開始。シップシャンドラーを求めて上陸です。それとゴミも捨てたかったし。Gouviaマリーナの中に入ってきて、どこかテンダーを係留できる場所はないかなと思っていたら、一番奥、カフェの真ん前のワーフにすでに係留されているテンダーを発見。すでに誰かがいると留めやすいです。さらにちょっと背が高いワーフにはここに落っこちた人用に梯子がかかかっているので、テンダーから楽々ワーフに乗りあがれます。

まずはマリーナ内のシップシャンドラーをみましたが、探してるものは見つからず、マリーナの外に出ていきました。このあたり何軒もシップシャンドラーがあり、みんな半径500メートル圏内に固まっているので便利。探しているのはスターンに付けたスピーカーとアンカーしている時に使うウォーキートーキー。VHFのレシーバーが格安でもう1個変えればすでに設置されている無線と一緒に使えるのでそれが最適です。

結局全部見た結果、フランクさんのお店が一番価格もリーズナブルで、サービスがいいことがわかりました。スピーカーも一番ここのが安かった。それとウィンチの中の部品を一個探していて、どこに行ってもそれが見つからず、エレクトリックショップに行くように言われたんですが、そこまではちょっと遠いからということで、フランクさんのお店の人が、ついでがあるから私達の代わりに行ってくるとのこと。本当にいいサービス精神。

取り合えず、また戻ってくることにして、近くにあるスーパーに行き足りなくなっていたものを数点買い足してきました。フランクさんのすぐお迎えにあるカフェでランチをしてからお店に戻ります。

で、ここで見つけたのはヘリー・ハンセンブランドのUV長袖シャツ。

これ、主人が同じものでネイビーのシャツを持っているんですが、UVF50で長袖なのにメッシュだから涼しいんですね。オーストラリアに帰った時、私用を探していたんですが、女性用サイズが見つからなくて諦めたんです。別のブランドのを買ったのですが、それはかz背遠しが悪くて暑いんですよ。走行中はいいけど止まった途端、脱ぎ捨てております。ただでさえ見つからないのに、しかもXSがあった!即買いでした。グレーしかなかったけど、なんでもいいんですよ、サイズさえ合えば。

それとアルバニアの旗。

モンテネグロの旗も買いました。

SATOMI号に戻ってから、ひと休憩したら主人が動き出しました。早速スピーカー取り付け。ちょっと前から片方だけ突然音が出なくなっていたんです。


取り付けを終わってからも何やら、配電盤を外して夕方遅くまで作業が継続しておりました。後で教えてくれたんですが、壊れたと思ったスピーカーは、そこが問題じゃなく、配線が切れていた場所があったそう。だから買い替えなくてもよかったんですが、もう古くなっていたので丁度いい機会でした。主人は、全部確認してスピーカーの故障だと断定したのに、配線が切れいていた部分が原因だったことを見破れなかったのがちょっとショックだったらしく、落ち込んでました。まいい音のスピーカーになったからいいんですよ、結果は。

ディナーは冷凍チキンのマリネした手羽先をオーブンで焼いただけ。サラダ共にスナック感覚。こういうの主人は好きなのでビールと共におつまみ的に楽しみました。落ち込んでいた気分もこれでかなり回復したらしい。

6月21日(水):昨晩も本当に穏やかで平和な夜でした。前日フランクさんのお店にお願いしておいた部品、1個だけ見つかったということで、もう一度お店に行くことになりました。

今日はアンカレッジの海の透明度、前日よりもいいみたいです。魚が結構いるのが見えました。

フランクさんのお店に行って部品をピックアップしたら、お昼から移動する予定です。ギリシャ出国手続きのため、Mandarakiマリーナを出た後で泊った、フェリー港の隣のアンカレッジに行きます。この続きは、出国とアルバニア共和国入港までの様子と一緒にまとめてご報告しますね。

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