2023年6月23日金曜日

意外とすんなりいったコーフでの出国手続き

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






昨日22日の午後にアルバニア共和国のSarandeにて入国しました。ギリシャ出国手続きはスムーズに行き出発前日の21日午後に終了しました。期せずしてコーフ・ポートで元日本のフェリーを見つけて驚き!

6月21日(水):フランクさんのお店から帰ってきてから午後1時、次のフェリー港近くのアンカレッジまで移動しました。
遠目に大型クルーズ船が見える場所。すごそこです。


途中、でっかいパワーボートの隣を通過。湾の外の結構真ん中にアンカリングしていました。

30分で到着。Mandarakiの古城も遠くに見えますね。

以前アンカリングした場所にはキャタマランがいました。砂地の場所をめがけて下ろしたアンカー、1回目はダメで、2回目に挑戦。今度は砂地がかなり広くなっていて、多少ズレても大丈夫な場所に下ろしました。チェーンが自然に引き出されていったので、すぐにアンカーが効いたのがわかりました。念のためバックギアでエンジンふかしてダブルチェックしておきましたけど。

青丸の位置にアンカリングしています。入国管理局やポートポリスがあるのは右手に見えるでっかい港内。徒歩だと10分ちょっとぐらいかな。

午後2時半、この小さな港にテンダーを乗り入れて上陸しました。
EU以外の国から入港した大型クルーズ船やフェリーの乗客が入国しているタイミングだと、カスタムとかが物凄く混雑するんですよね。早朝7時半ぐらいだと空いているのは、以前主人が、今持っているレジデントカード申請中の書類でギリシャに再入国できるかどうか質問に行ったときに、わかっているので、22日の出国日の朝に手続きしようと思っていますが、丁度いい時間帯を聞きに行くことにしました。でないと、数時間も待たされる可能性があるコーフ・タウンの入管です。

おや途中中国系ディスカウントストアがあるね。後でのぞいてみよう。

ここがフェリーのお客さんが入る入り口。

でも私たちは、通り越して、さらにその先にあるポートポリスにまず向かいます。

ポートポリスの建物。ここでは、トランジット・ログに出港のスタンプを押してもらいます。中に入っていったら係の方がすぐに部屋に通してくれました。対応してくれたのは、以前主人が入港スタンプをもらったときの人と同じ係員の方でした。出発の場合、24時間以内から手続きができるので、22日の朝に出発の場合はすぐに手続が可能です。明後日となると断られますけどね。ポートポリスなんでコーストガードなんですが、担当のお姉さんは本当に明るくて親切な方でした。今まで会ったポートポリスの中で1番!クルーリスト作成の時私が日本人だと知ると「わぁー日本人クルー(応対したの)初めてだわ〜。」と感激してました!さらに、またコーフに戻ってくるか何度も聞かれ、「ギリシャ入国は必ずコーフでしてね。またお会いしましょう!お元気で。」と名残惜しそうでした。パスポートコントロール後にまたここに戻りスタンプして貰った書類のコピーを取らないといけなかったのですが、その時も「申し訳ないけどまた戻ってきてね。私はその頃には居ないけど同僚に伝えておくから。」と。こんな謙虚なポートポリスにあった事がありません。そして戻った時もしっかり引き継ぎがされてました。(これも珍しいのだ。)
出港手続きの次は入国管理(パスポートコントロール)とカスタム(税関)に移動します。それで出国手続き完了となります。港沿いを、さっき通過したフェリー乗り場の入り口まで戻ります。

建物に入って行くと、ガラ―んとしていたので、いいタイミングだったみたい。すでに一人先客がいましたが、10分ぐらい待ったら私達を対応してくれました。まずはパスポートコントロールの部屋に行き、書類のチェック、パスポートのチェックをして出国手続き完了。次はカスタムの部屋(すぐ隣の部屋)をのぞきます。が、本当は私達にはこれは必要ないんですね。というのは出国手続きをした後カスタムに行くのは、トランジット・ログを返却するためなのです。でも私達のトランジット・ログは無制限のものなので、カスタムに返却は不要。ずっと手元に持っていていいんですよ。ロードス島からトルコに行った時にそう言われました。でも、お隣りのパスポートコントロールの部屋の人が「じゃ次はカスタム、隣の部屋に行って。」と言ったので念のため顔を出しただけ。案の定カスタムの人も、トランジット・ログを見て「来る必要ないわよ。無制限のトランジット・ログだから。」と言いました。「そう思ったのですが、隣の部屋の人にいわれたので念のため。」と言っておきました。

ラッキーなことに全ての手続きが30分ちょっとで終了。タイミングが良かったからでしょう。

「コーフでのチェックアウトは待たされるし職員の態度が悪いからコーフでチェックアウトするのは避けた方がいい。」というコメントが泊地アプリに結構書かれているんですが、最近、そのアプリのこの辺りに関するコメントは信じないようにしているんです。というのは、どうも、この辺りにいるヨッティ―は「期待値」が高い人が多いみたいで、文句が多いというか・・・待たされるっていっても、フェリーのお客さんが大ぜい入国している時に居合わせたら個人で出入国するヨッティ―なんか後回しに決まってると思うんですね。さらに忙しい中、いろいろ質問されたりしたら職員だってイライラするでしょう。しかもフェリーと違って個人だから時間は選べたはず。忙しい時間帯に来ておいて、ごちゃごちゃ言うなっていう風に職員の方が思っても不思議ではありません。同じギリシャでもヨーロッパの中心に近いから、西側EU国での水準をギリシャでも期待する人が沢山いるのかな、コーフには。そういう人たち、エーゲ海諸島や、ドデカニーズ地方に行ったら耐えられないかも。

そんなことを主人と話ながら、出口へと向かう途中、日本語が目に入りました!

「フェリーみしま佐世保」だって!上からペンキが塗ってあります。これ日本のフェリーだった中古を買い取ったんでしょうね。

ケラキラ・ラインというのはコーフと本土を結ぶ大手のフェリー会社です。それが元日本のフェリーを使っていただなんて、驚き。

午後3時40分ぐらいだったんですが、ランチを食べていなかったので来た時に見つけたインド料理のお店に寄りました。

ギリシャでインド料理はとても珍しいのです。この時間帯でもすごくにぎわっていたのですが、お店のお客さんがインド系というかパキスタンとかバングラデシュ系と思われる方々あかりだったんです。つまり本格的ってことかな。期待できる!

タンドーリチキン、ジューシーだった!
期待をはずさずとても美味しかったです。

デザート替わりに出てきたミント味みたいなコンフェッティ。

その後、例の中国系ディスカウントストアをのぞいてからSATOMI号に戻りました。出国手続きが終了したので、22日の朝はゆっくり出発することができます。明日はアルバニア共和国入国の様子をレポートしますね。


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