皆さんこんにちは！Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ！
Vloreに来てから今日（9日）で四日目の朝を迎えましたが、ここまで全く退屈することもなく滞在を楽しんでおります。首都ティラ―ナには及びませんが、ほどよい都会の便利さがあり、泊地からいろんなものが徒歩圏内なのです。この先のDuressの街の方が大きみたいですが、そこはアンカリングできる場所から街中まで数キロの距離があるんですよ。だから余計Vloreの良さがわかりゆっくり風待ちができます。
7月7日（金）：午後になってやっとテンダーを下ろしました。でも実際に上陸したのは涼しくなってからの午後3時過ぎ。
レンタルスピードボートの桟橋があるんですが、そこにテンダーを係留させてもらえます。近づいていったら、係の男性がラインをとってくれて桟橋に上がるのも手伝ってくれた！なんという親切。しかもずっと桟橋にいるからテンダーを放置しておいても安全です。
アンカリング中SATOMI号
車でここに来た時にみた観覧車。
Vloreは海辺のリゾートの街ですが、海外からの観光客よりも地元アルバニアの人たちが訪れる観光地という印象でした。勿論イタリアからの観光客は多いみたいですけどね。
小ぎれいな街並みです。
その後ディナーのお寿司屋さんに行きました。お寿司がメインですが、アジアンレストランというカテゴリーです。
お味噌汁、結構おいしかった。
写真撮り忘れましたが、サーモンのお刺身も頼んでました。とっても新鮮でおいしかったので写真を撮るのを忘れてがっついた。その後サーモンとアボガドの裏巻。一個一個が小さいのでこの数でもペロッと行けます。
マグロの握りも試した。ちょっと味付けがしてありましたが、それそれで美味しかったです。全部で20ユーロちょっとだったので、お値段もお値打ち。サランデはさすがに超観光地だったのでレストランが高いなと思いましたが、ドライブ観光中も思いましたが、アルバニアは全体的に物価が安いのがいいなぁ。
あの奥に将来的に巨大マリーナができるそうです。現在絶賛工事中で若干音がうる差かったのですが夕方には終わったし、週末はやってませんでした。
昼間は北西の風が最高で15ノットぐらい吹きましたが、波もあまりたたず快適に風待ちができました。湾の外では20ノット越えになっている事を考えるといい泊地です。アンカーアラームもここ2日間全く鳴りませんでした。夜になって風がなくなると若干ウネリの影響を受けましたが、不快で寝られないほどではありませんでした。
7月8日（土）：この日も午後3時過ぎ、涼しくなってから上陸しました。主人だけは朝から数回退屈しのぎに街に行ってましたけどね。私は朝7時から日本のクラフト仲間とZoomで一緒にペーパークラフトしたりおしゃべりしたりで楽しく過ごしていたので、その間、主人は木をきかせてくれました。昨日スーパーで見つけたラーメン、試してみたらこれが結構いけた！ちゃんと味噌ラーメンのスープだったのですよ。「味の素」製ですね。海外マーケット向け製品だと思いますけど。イタリアでもこのブランド見た気がする。ちょっと買い溜めしておこうかな。醤油味も買ってあります。
上陸してから最初に行ったのはVodaphone。サランデで買った旅行者用SIM、1カ月３４GBを主人が既に使い切ってしまい私のもあと5GBぐらいしか残っていなかったのでトップアップです。で、最初は同じプランでトップアップしようと思ったら、ウィンド―に貼られていた１００ＧＢが目に入った！ツーリストパケットらしいのでお店の人に聞いてみたら、今入っているＳＩＭカードのままでそのプランにできるとのこと。期限は一カ月ですがたったの２９ユーロで、しかもモンテネグロでも使い続けられるとのこと。これは便利。サランデのお店にはこの表示がありませんでした。１００ＧＢなんて絶対使いきらないから無制限みたいなもんです。
次に普通の住宅街にあるディスカウントストアでギリシャでお馴染みのＪＵＭＢＯに行ってみました。
このＢＩＧマーケットはあちこちにあり、アルバニアの大手チェーンストアのようです。とにかくスーパーが徒歩圏内に何軒もあるのが本当に便利です。同じＢＩＧでもお店によってちょっと品ぞろえが違うので、見かけたら入ってみてチェックしております。
ちょっと遠くまで行ってみました。港からだと徒歩30分ぐらいの場所に旧市街があるのです。すでに半分ぐらいまで歩いてきてたので行ってみることに。
古いモスク。オスマントルコ支配時代のものかな。
オールドタウンといってもきれいにペンキが塗られた建物ばかりで昔ながらを残しているわけではないようですが、観光スポットとしてはいい感じ。土曜日の夕方だからなのか、まだ時間が早いのか開いているお店はレストランやカフェだけでした。
出かけたのが夕方4時ちょっと前だったので、すでに午後5時半ぐらいになっていました。最初オールドタウンで夕食を、と思ったのですがピンとくるお店がなかったので、港近くまで戻ることに。レストランはあっちの方が沢山あります。歩いて戻るのは面倒だったのでタクシーを拾いました。行きたいレストランがあったので、そこを地図で示して「いくらですか」と聞いたら「500レク」ということだったので、それが高いのか安いのかはわかりませんが30分ちょっと歩くより5ユーロ程度払って車の方がいいなぁと思ったので同意しました。
向かったのは、一番最初に来るまでＶｌｏｒｅに来た時に行ったイタリアンレストラン。ここ本当に美味しくてお高級感が漂うのにお値打ちなのです。3つのフォークがマークのお店。
ビーフカルパッチョ。う～ン美味！
フェットチーネボロネーゼ。メンが腰腰で完璧アルデンテでした。イタリアのパスタに全く劣りません。
ワインを2杯、ビール1杯、そして主人が食後酒にブランデーを飲んだのですが、全部でたったの50ユーロ！！！料理だけだったら多分３０ユーロぐらいです。ギリシャのタバーンでも50ユーロぐらいかかったことがある事を思うと、本当にこのお店コスパが最高です。今の所アルバニアで一番お気に入りのお店。
デザートを食べたい主人のために、お迎えにあったカフェに入ります。
クレープを食べていました。コーヒーは今一アルバニア風は口にあわない主人ですが、甘いものは世界共通です。アルバニアのコーヒー、トルコのコーヒーに似ているんですよ。
今日もゆっくり午前中を過ごし、午後の涼しくなってから街歩きで運動不足解消できたいい一日でした。
日中も暑いといっても船内は30度になるかならないか、でギリシャやトルコにいた時と比べると断然快適なんです。たった一つVloreでの残念な点は、海水が濁っているので入る気になれないことですが、暑さがひどくないので耐えれております。日が暮れると涼しいので寝苦しいということもなし。すごく快適です。
まだまだ数日Vloreにいることになりそうですが、全然平気。毎日ゆっくりできて、それでいて街歩きは面白いので退屈しないのです。今まで立ち寄ってきた泊地の中ではVloreが一番だと思います。北風の場合はVloreの街のアンカレッジが最適だし、南風になったら同じ湾内のOrikumマリーナの隣のアンカレッジが最適。つまりどの方向の風待ちでも、待避できる泊地がある湾なのです。距離的にも丁度DuressとSarandeの中間ぐらい。急いでアルバニアを通過したい人だったら、SarandeやDuressで出入国して一気にVloreまで来て、買い出ししたり風待ちしたりするのが最適プランだと思いました。そして将来的にVloreにマリーナが完成したら、湾の一番奥にあるOrikumマリーナは必要なくなっちゃうかな。Vloreの方が湾の入り口に近いからね。
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