2023年10月17日火曜日

レフカーダは冬支度がスタートしてました!メンテナンス日記第10日目

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!





メンテナンス日記10日目の16日は午前中は雨で作業は午後からスタート。夫婦ともに「磨き作業」に専念しました。買い物ついでにレフカスでディナー。10月も半ばになり、街の広場にも冬支度の兆しが。


昨年のプロップスピード(保護塗料)を削り落としてピッカピカの素だけになったプロペラ

10月16日(月):朝から雨が降り始め、ようやく止んだのはお昼ちょっと前でした。私はその間室内を簡単に掃除しましたが、何しろツール類が出しっぱなしになっているので床をまるく掃除機(ハンドクリーナータイプの小さいやつ)をかけた程度。しっかりやる気にならない!(という言い訳でもある。)

主人は雨が上がって太陽が出できたラ早速作業を開始していました。エポキシ―プライマーを塗り重ねるためです。乾く時間が必要なので天気がよくなったらすぐやらないと。天気予報では17日(火曜日)も雨模様なのです。

ラダーが動く部分の内側もきちんと塗るため、何回も主人に「ヘルムを一杯一杯にスターボード側にきって。」と呼び出されました。その後また「次は反対側」。

この隙間、本当に塗りにくくて大変ですが、今回はとってもスムーズに下地が塗れたのでその上のコッパーコーティングもしっかり定着するでしょう。これで下地が完成したので、あとは数日間連続で天気がよくなる日にコッパーコーティングをしたら終了です。船底関係のメンテナンスは今年はこれだけなので、とっても楽ちん。あ、ところどころ軽くスポンジの荒い目の方で擦ったりはしますけどね、その程度です。

スターンもよりスムーズになったので、新しくオーダーしたブルーのペイントが届くのを待つばかり。今度こそ前と同じ色でありますよ~に。

アノードもきれいに付着物を削り落として設置されていました。

私は相変わらずストーンションを磨き液を付けてポリッシュ。本当に見違えるようにキラキラになるのがとっても楽しい。両側ともコックピット手前部分まで完了しました。ドッジャーのフレームなどコックピットエリアは、塗装が完璧に乾くまで、サビ落とし後の水洗いがえきないので、当分保留です。一番サビがひどかったストーンションは終了したので残りはそれほど時間がかからないでしょう。

午後の後半は主人はプロペラを研磨していました。昨年プロックスピードという保護塗料を塗っていたのですが、塗り方が正しくなかったようで(乾かすタイミングにコツがあるらしい。)付着物が物凄いついてる部分とそうでない部分の差が激しかったのです。それでもう一度全体的にやり直すことにしました。

古い塗料をきれいに落としてピッカピカの元の部分が出てきました。軸というのかな、船体に繋がっている部分も見かけは悪いですが、研磨してスムーズになっています。

プロペラ研磨は昨年私も手伝いました。昨年はもっとひどい状態だったので、研磨するのが大変だった。今年はうまく塗料が機能していない部分もありましたが大半は大丈夫だったので研磨するのも昨年よりは楽でした。この調子で毎年メンテナンスが楽になっていくといいなぁ。

その後、今度はバウスラスターのプロペラに取り掛かっていた主人。バウスラスターのプレペラは付着物がほとんどなくて、すごくきれいになっていたのでもう完成していると思ってましたが、そうでなかったみたい。


前日見た時はこんなだった。

もう一つの方はすでに研磨完了してました。

この時点で午後5時半。私は午後3時ぐらいから作業を終了して、のんびりしていたんですが、夜ご飯を作る気力がなく・・・この日は主人が冷凍ラザニアにトッピングを増やして焼いてくれるはずだったのですが、午前中雨ふりで作業が半日しかできなかったので、いつもより遅くまで作業をしてました。なのでラザニアを後日ということで、買い物も兼ねて外食することに。
近いけど、海底トンネルを通過すると一往復6ユーロかかるので、必要な時以外はプレヴェザには行かないことにしています。なので、ちょっと時間はかかりますが、買い物はボートヤードと同じ側にあるヴォニッツァからレフカーダに行きます。Lidlがあるレフカーダに久しぶりに行くことにしました。車だと20分ぐらいかな。

まずは食事を先に済ませます。スーパーは夜9時まで開いているので。港沿いに路駐。レフカーダの街もまるで裏庭のように熟知しております。

そこから裏道を通ってレストランが固まっている広場に向かいます。港沿いにもタバーンが何軒もあるのですが、普通のギリシャ料理だけだしツーリスト向けということで、質の割りにはお値段が高いので、私達はあまり利用しません。

この広場も、2週間前と比べたらかなり閑散としています。画面真ん中のレストランは私達のお気に入りですが、閉店していました。本日休業ではなく、冬季休業に入ったのです。

広場の反対側は3軒とも冬季休業に突入。手前の2軒は今月初めにレフカーダにSATOMI号で立ち寄った時にすでにこんな感じでした。その時は左端のお店はまだ開いてたんですけどね。ギリシャって、夏の間だけ休まず営業して、冬になって観光客が少なくなると数カ月間ずっと閉店になるレストランは珍しくないです。パラパラ訪れる観光客のためにお店を毎日開けておく無駄を考えたら、閉店の方が経済的なのかも。

で、広場ではなく、そこから一本奥に入った場所にある、もう一つのお気に入りレストランに行きました。ここも伝統的ギリシャ料理ではなく、ツナタタキとかチェビチェとか、他とは違うメニューがあるのです。シーフードレストランですがお肉料理もあります。でもツナのステーキがとても美味しいお店。店内は一見パブみたいですけどね。

裏庭にガーデン席があるんですが、ちょっと肌寒かったのと蚊にさされるのが嫌で室内席にしておきました。他のお客さんはガーデン席にいってたので静かでよかった。

まずはツナのシェビチェ。カルパッチョとはまたちょっと違うんですよ。このお店には、カルパッチョ、タタール、シェビチェ、それにタタキまで、と生っぽい魚料理4種類がそろっております。ソースが美味しすぎて、パンに浸して食べました。

私はマッシュルームリゾット。最近かなり御無沙汰してました。

主人はムサカ。かなり好きで高確率でオーダーしております。

食後にお気に入りのスーパーLidlに行きました。レフカーダはこの辺りのチャーターヨットのメッカで港エリアは観光客でにぎわっていますが、街全体としては普通の住宅街。なので大型スーパーが数軒そろっているので買い物しやすいのです。これはプレヴェザも同じ。港から離れると普通の住宅街になります。港から徒歩圏内で行けるスーパーはちょっとお高めなのも同じだな。

Lidlでは真空パックになっているビーフステーキを狙っているのですが、プレヴェザでもレフカーダのお店でもおいてませんでした。ミルクやヨーグルト、翌日の朝食用のクロワッサンやパックのサーモン切り身(ノルウェーとかから来ているらしく新鮮でおいしい。)などを買い足しました。その後で空になっていたガスボトルを交換し、全部用事が終わったのは8時半過ぎ。かなり効率よく用事がすみました。

毎日作業に明け暮れていると、楽しみがないとモチベーションが保てません。外食したり、お買い物であっても車でちょっとドライブすると気分転換になり、また次の日から頑張ろうという気になれます。

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