皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
メンテナンス日記第17日目の10月25日は、レバーが固まっていて閉じることができなかったシーコックの修理をしました。古くなっていたので力づくでも動かず、実はこれまでずっと開いたままだったのです。
10月25日(水):デッキコーキングという大仕事が終わったので、次なる仕事は前々から気になっていたシーコックの修理。レバーが固まってしまっていて開いたままになっていたんです。排水用なので開いたままでも実質の問題はなかったのですが、閉じられないということは、もしパイプに異常があって水漏れが発生した場合に船内への海水侵入をストップできないので一大事となります。レンチで力をいれて動かそうとしても全然ダメ。
で、シーコック自体を新しいものと取り換えることになりました。取り換えるっと言っても簡単にはいきません。まずは古いものを取り除かないといけないのですが、これが一番大変でした。
レバー部分はまず外せたみたい。
それからヒートガンで温めております。接着されている部分をはがそうとしているのかな?
バウトイレの洗面台の下に排水パイプ系が集まっています。
古いパイプを外す時、回して外すのですがそのままだとハルの外側に通じている部分まで一緒に回ってしまうと外せないので、そこが回らないよう固定しておく必要があります。それが私の担当で、こんな風に鉄のプレートを穴の中の出っ張りに引っ掛けておいてそれをレンチで挟み、さらにレンチの柄を四角いパイプに差し込み持ち手を延長させました。主人が内側から回し始めたら、私はその動きと反対方向に力を入れて外側に通じるパイプ部分が回らないように固定します。
ですが、この方法は結局だめでした。You Tubeいろいろ検索してやり方を探したりしていましたが、結局古いパイプを切断してようやく外すことができました。
1時間ぐらいかかっていました。でも外せたからOk!あとは新しいものを取り付けるだけ。
取り外した古いもの。
スルーハルフィッティングが外れました。
新しいフィッティングはブラス素材なのでコッパーコーテイングをする必要がないので、外側はこれで完了です。
この時点で午後3時半ぐらだったのですが、今日はここまでで終了。新しいパイプをまだゲットしていないのです。
午後4時すぎに、前日連絡したマリンカーペンターのディミトリさんがやってきました。ガスボトル設置の木枠づくりや、腐ってきているスターンバスルームの床板修理と、一番大事なのはこのドアフレーム上の部分。べニア部分が歪んでいます。
すでに別のカーペンターの方に見てもらった時、構造上の異常ではなくべニアだから経年でこんな風になると言われていましたが、セカンドオピ二オンをきくためです。ディミトリさんも「これは特に気にする必要ないですよ。表面的な劣化からくるものです」とのことでした。おそらくそうじゃないかなって思っていましたが(パノスさんも同じことを言っていたし。)これで本当に安心できました。ガスボトルのフレームとバスルームの床板の修理に関しての見積もりをもらう事にしました。
私は主人がシーコックの取り換えをしている間、主人のお手伝いの合間にステンレス磨き作業を再開しておりました。サビ落としはダビッドやドッジャーのフレーム、キャノピーのフレームと全ての部分が終了したので、その上からポリッシュ液を付けてコーティングをします。オーダーしておいた磨き液がやっと水曜日に届きました。かなりはかどったので、磨き工程もあとほんの少しのエリアだけとなりました。
夕飯は、豚肉の焼肉ソースをかけただけの簡単料理。ご飯代わりは茹でブロッコリーに大型マッシュルームと野菜炒めに、ちょっと焦げているのでわかりずらいですが、ミニチーズポテトグラタン。あと2週間ぐらいの滞在だし、出発直前は冷蔵庫をストップさせるので、今後はお家ごはん率が高まっていくと思います。
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