皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!
メンテナンス日記第18日目と19日目は雨がちの天気で半日しか作業が進みませんでした。でも懸念していた残りのシーコックには異常がなかったのでほっとしました。プレヴェザを離れるまであとたったの2週間。大仕事が終了したのでスケジュール的には順調です。
25日に新しく交換したシーコックに新しいパイプを接続します。レバーが固着してダメになったのでフィッティング部分から全部新しく変えたのはブルーのレバーの部分ですが、その隣のパイプも含めて2本、変えました。白い太目のパイプがそれです。外は雨降りでしたが、これは室内でできたので問題なし。
午後になってもまた雨が降り始めたので、この日はこれで作業終了。デッキコーキングやラダー部分のコッパーコーティング補足など、今回のメインイベントが全て終了しているし、シーコック交換も1か所で済んだのでメンテナンス作業はのスケジュールに余裕が出てきました。後はテンダーを船体の上に移動させるような出発前の準備とか、修理ではないけれど「磨き」的な化粧的な作業が残っているだけで、今のうちにやっておかないと、という作業はもうありません。
10月27日(金):朝のうちは曇り空ながら、雨は上がっていました。でも地上は前日の激しい雨降りであちこち水たまり。この日はアウトボードモーターやプロペラ部分にグリースを塗布しました。
なのでそれを掃除して、また再会。(もちろん掃除係は私です。)アウトボードモーターが終了して、次はプロペラ部分。そこでも何かあったらしく下から主人が「xxxxx」とテレビとかだったら「ピー」と修正音が入るような言葉を叫んでいました。なんか頭にもグリースがついちゃったみたいで、作業を終えてからすぐにシャワーを浴びにいってました。
その間、私はステンレス磨きを再開しておりました。サビ落としは全部終わったので、残っているのはポリッシュ液でコーティングで光沢を出しコーティングをするのみ。これはすいすいはかどるので、ほんの2時間弱でポート側はドッジャーのフレームも含めてすべて終了。
そうこうしているうちにまた雨がポツポツ降り始めたのでキャノピーで雨避けになっている、ヘルム部分も磨きました。
でもまた午後3時ぐらいには雨模様になったので、この日もこれで作業終了。夜はお出かけの用事があるのでそれまでゆっくりしていました。
今年6月にアルバニアを航海中に、キャタマランに乗ったイギリス人カップルに出会いました。トリスタンさんとケイさん。彼らはモンテネグロをすっとばしてアルバニアまで行くといっていたので、彼らの方が先にアルバニアを出発していたのです。その時今年の越冬はプレヴェザでする、と言っていたのでもしかしたらまた会えるか、と思っていたら、なんと今週火曜日に偶然クレオパトラマリーナのシップシャンドラーでばったり会ったのです。彼らはクレオパトラではなく、隣の隣、アクティオマリーナのハードスタンドに上げていました。
ヴォニッツアに車で行ってディナー。ヴォニッツアは通過したことがあるだけで立ち寄ったことはなかったそうで、来年はプレヴェザエリアを離れる前にここに来てみたいと言っていました。
そうなんです。ヴォニッツア、意外に知られていなくて、プレヴェザで越冬してもシーズンが来たらすぐに移動しちゃう人が多いんで、プレヴェザの港奥に続くアンブロシア湾にわざわざ行くヨッティ―は結構少ないんですね。チャーターヨットは沢山行くみたいですけど。今年の春以降、ヴォニッツアのタウンバース周辺がアップグレードされていたのでますます立ち寄りやすくなっていました。港からすぐアクセスできる丘の上には古城もあるから、見る場所もあるし。まだそれほど大々的な観光地になっていないヴォニッツアは、ひっそりとした昔ながらのギリシャの街のムードが残っているのが私は好きです。
今年今頃は、大西洋横断に向けてモロッコ当たりにいるはずでしたが、時間つぶしにアルバニアに行かなかったらトリスタンさんとケイさんにも出会わなかったはず。計画が大幅に狂った一年でしたが、結果的にはいいことが多かった一年でした。
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