2023年11月12日日曜日

もうお馴染みの場所もあれば変わってしまった場所も

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードとギリシャ船上生活レポの世界にようこそ!






11日はアテネの中心地から車で30分弱の郊外、アリモスのB&Bに泊りました。チェックインの時間まで時間があったので、それまでアテネのお馴染み観光地ではない、裏通りや行きつけのお店に行って時間をつぶしましたよ。

ホテルTelis。きっと昔はかなりいい感じのホテルだったと思います。今はちょっと時代遅れなインテリアでしたが、気持ちよく滞在できました。

11月11日(土):泊まったホテルは朝食付きで一泊43ユーロというお値打ち価格。まAigioの街自体がそれほど観光名所じゃないからなんですが、それでも海辺は100ユーロぐらいします。街からちょっと離れていますが、すぐ隣にLidl(私達の大好きなディスカウントスーパー)があったりして便利です。10日は結局夕食も外出せず、ピザをデリバリしてもらいお部屋でまったり。早く寝てしっかり体を休めたので、11日は主人の気分もすごくよくなりました。
ホテルを9時頃出発。アテネに続くハイウェイに20分ほどで合流しました。リオン・アンティリオンの橋を越えたあたりからアテネまでのハイウェイには、5キロおきぐらいにトイレがあったり、数十キロごとにサービスエリアがあるのです。道路沿いのトイレはちゃんとお掃除されていて、気持ちよく使えるので、私はこのハイウェイがお気に入り。サービスエリアも新しい場所がほとんどで、きれいです。プレヴェザから一気に4時間ちょっとドライブしていた時は必ずサービスエリアで一度休憩していましたが、今回は途中で一泊したので、トイレ休憩だけでした。

午前10時は青丸の位置でした。コリントス湾の反対側はIteaあたり。セーリング中はこちら側の岸には立ち寄りませんでした。


10時半ごろ、遠方にコリントスの街が見えました!アテネに行くたびにこの道をもう十回ぐらい通っていますが、今年になるまでコリントス湾にはクルージングしていなかったので、以前は特に周りの景色に興味がありませんでした。でも今回はほんの2ヶ月ぐらい前まですぐ近くにいた方と思うと、車窓の景色にも愛着が生まれます。


10時半過ぎの位置。コリントス運河の反対側に来ました。

あのでっかい料金所を見ると、アテネに来たなっていう気がします。

11時緒と過ぎにはアテネ中心地から徒歩20分弱の街についていました。中心地は交通渋滞がひどいのと、駐車する場所が非常に限られているので徒歩で行くのが一番。写真左側が駐車場になっています。中心地までちょっとまだ距離があるので(1.5キロぐらい)駐車料金は3時間でたったの5ユーロと格安です。

地下鉄の駅が近くありました。アテネ中心部に続くシンタグマの駅まではここから3つぐらいですが、十分歩ける距離なのでお散歩していきます。

いきなり遺跡に出会うのもアテネならでは。メインの遺跡観光は全て終わっているので、アテネ中心部ではランチをしたり、ウィンドーショッピングをしたりして時間をつぶします。


遺跡のお迎えの立派な建物は、私達の口座がある「ナショナルバンク」。ここはきっと本社じゃないかな?

街の中心に近づくにつれて歩行者オンリーの道が増えてきます。伝統音楽を奏でるおじさん達がいました。
でっかい布や手芸やさんの周りには、個人経営の布屋さんや毛糸や手芸材料屋さんが立ち並んでいました。

この辺りは布問屋街かしら?観光客風の人はほとんどいない、普通のアテネの裏町です。

入り口がクリスマス仕様になってたおしゃれなカフェ・バー。

時間的にランチ時間だったので、向かった先はお馴染みのSOSOラーメン屋さん。アテネに来るたびに来ているな。この辺りはチャイニーズやお寿司屋さん、日本食レストランが集中している、ちょっとしたアジアン街です。



お迎えも中華料理屋さんが2軒並んでいます。

主人はスパイシービーフ丼。ピリ辛ミンチにコーンがご飯の上に乗っている。

私は豚骨ラーメン。かなり本格的なラーメンに見えますよね。お味もまあまあです。

あそこにお寿司屋さん。でも私達がアテネで日本食を食べたい場合は、ここの数軒先のお店にしか行きませんけどね。

お腹が一杯になった後は、ショッピングエリアに移動。ぶらぶら眺めているだけでも楽しめます。さすがにここは人込みがすごい。

お馴染みのブランド名もよく目にします。


ぶらぶらしているうちに2時ぐらいになったので、駐車場にもどることに。中心地から地下鉄を一駅ぐらい過ぎると、ちょっとごみごみした裏通り的な街になります。移民も沢山住んでるみたいで、ギリシャ人じゃない風の人をよく見かけます。そして、ギリシャでは珍しいホームレスも見かけるようになります。ギリシャって離島の方が貧しい感じがしますが、ホームレスをほとんど目にしたことがないんですよね。


こういう、さびれた感じの裏町に惹かれる私。アテネの素顔っていう気がするのです。

八百屋さんですが、外国の国旗のポスターとかが貼ってあり、パキスタンとか中東の方から出稼ぎに来ている人向けのサービスを何か提供しているのかもしれません。

時間的には丁度良かったので、そのまま宿泊先のB&Bに向かいました。B&Bがあるのはアリモスという郊外で、海辺の街。2020年に初めてギリシャにやってきた時、このエリアのB&Bに1カ月滞在したので、すごく馴染み深いのです。当時はまだコロナの規制があった時だったので海外からの観光客が少なく、海辺に徒歩数分の好立地のエアB&Bが格安で借りられましたが、今はすっかり正常値段。なので、アリモスの繁華街から車で10分弱の場所で一泊54ユーロの場所にしました。まるまる一つのアパートを借りるので、すごく快適です。リビングのソファは気持ち良すぎて、一回座ると起き上れなくなる。

寝室。

キッチン

アリモスの街はすでに熟知しているので、夕食は車で隣町のお気に入りの日本食レストランに向かいます。ここも、すでに何回もいったことがあるKikkoというお店。3年前アリモスに滞在中に発見したお店で、まだ開店したばかりの時でした。アテネ郊外では珍しい、ちゃんとした日本食レストランでお刺身の盛り合わせとか、盛り付けも本格的でした。お味噌汁もお出しが効いて美味しかった。

取ってもおしゃれな雰囲気。

近くには昼間だけやっている屋台的な同系列のお店もあります。

毎回アリモス付近に滞在するたびに、Kikkkoさんに来ていたのですが、年々メニューに変化が現れたのです。いい方なのか悪い方なのかは好みの問題ですが、だんだん日本料理から離れていきフュージョン料理になっていったのです。でも味は相変わらず美味しいんですけどね。

牛のタタキ。いいお肉で柔らかくて美味しいのですが、普通のタタキの味とはちょっと違う。下のアボガドピューレとの相性もいいんですけどね。

なんと今年はついに「刺身盛り合わせ」が消えていました。代わりにマリネ的な「ホット刺身」なるものが。ポン酢ソースに反焼きした魚を付けた感じ。決してまずくはないのですが、以前はとっても新鮮な刺身を盛り付けも美しく出しいたのを期待していたので、メニューになくてがっかりでした。
鉄火巻きもマヨネーズであえたネギが入ってました。美味しかったけど、これも以前は普通の鉄火巻きだったのに。写真撮るのを忘れましたが、これ以外にマグロとサーモンの握りをオーダーしています。それはさすがに普通のにぎりでしたけど。

サービスでデザートにアイスクリームが出てきました。

どれも美味しかったんですけど、開店当時の純粋な日本食はどこえやら。ずっとお店が続いているのは嬉しけど、なんちゃって日本食になってしまったのはちょっと残念な気がしました。もう次は来ないなって思った。おそらくアテネ郊外では、純和食は地元の人には完璧には受け入れられなくて、ちょっとづつアレンジしていくしか存続できないんでしょうね。

SOSOラーメンは、ここ2年ぐらいでできたお店ですが、毎回ちゃんとしたラーメンに近づいている気がします。お馴染みのお店も、私にとっていい方に変わっていくものもあれば残念な方に変わっていくものもあり、そんなことを感じるぐらい、アテネに何回も行っているという証拠ですね。でもアテネ周辺の、深い歴史と近代的な華やかさと活気の混合は、何回行っても飽きることはありません。

さて、12日はお昼ちょっと前のフライトでアテネをたち、アブダビで4時間待って乗り換えです。アブダビを出発するのは12日の夜10時過ぎでシドニー着は月曜日13日の夜7時ぐらいとなります。時差があるので、実際のフライトは12時間ぐらいですけど。初めて行くアブダビの空港、とっても楽しみ!では行ってきます。


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