2024年4月14日日曜日

100以上の教会があると言われるPiazza Amerinaーシシリー島ドライブ旅行DAY1

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!






4月12日からシシリー島ドライブ旅行をスタートしました。第一日目はでモザイクが素晴らしいといわれている世界遺産のローマ帝国時代の貴族の別荘がある、Piazza Ameriniaに行きました。宿泊したB&Bではディナーを宿のご主人の手料理が出ました。

朝10時にレンタカーを取りに行き、それから荷造りをしてSATOMI号を出たのは11時半。

Marzamemiが赤いマークの所で、ブルーのマークが目的地のPiazza Amerinia。2時間半弱のドライブなので、特に急いでいません。私たちのドライブ旅行は、いつも目的地よりも道中の風景を楽しんでおります。

マリーナの人に教えてもらった見どころの最初の場所までは車で3時間以上かかるので、途中で一泊していこうと思ったのですね。さらに主人は海岸線よりも内陸を運転していきたい、とのことだったので、途中の内陸部でなにか面白い場所はないかな、とグーグルマップを見ていたところ、Villa Romana del Casaleという場所を見つけました。ローマ帝国時代の貴族の別荘ということで結構面白そうだったので、その周辺の小さな街で宿を見つけたのです。それがPiazza Ameriniaの街。後でわかったんですが、世界遺産でした!

1時間ほどドライブしてからランチのために、ハイウェイ周辺の街に寄り道しました。アランチーノ(シシリーではアランチーニのことをアランチーノと呼んでるようです。)が食べたかったので、それでググったらカフェがヒットしました。

大正解!アランチーニ?と聞いたらお店の人が「あと2分でできます。」とのこと。出来立てほやほやを頂くことができました。主人と1個づつ。大きさはやはり野球のボールよりちょっと大きめ。

中身はというと・・・トマトソースで煮込んだミンチにグリーンピースに、モッツァレラチーズにライス。これが典型的なシシリーのアランチーノらしいのですが、もう本当に美味しい。レストランで食べるおしゃれ系もいいけど、これまで食べた中ではこれが一番でした。カフェというかペーストリーを売っているお店で売っていたので、これからはそういう場所でランチに食べることに。毎日食べても飽きないよ!美味しすぎて、結局もう1個追加して主人とはんぶっこ。主人はもう一つ別のタイプのを試しましたが、パイ側に包まれたもので、美味しかったけど、本物のアランチーノにはかなわなかった。

さらにドライブを続けます。大半はハイウェイで舗装された走りやすい道ばかりでした。

でも目的地に近づくにつれて、田舎道になっていきました。わかりずらいけど、遠方の山はエトナ山。


2時半ごろ、斜面に建物が建つ街並みの中にはいっていきました。ここが本日のお宿があるPiazza Ameriniaの街。

B&Bの近くにメーターパーキングを見つけた。丁度着いた時は午後3時半まで無料時間でした。

その広場からすぐに宿泊先の名前の看板を建物の壁に見っけ!

B&B La Angelicaという場所で、普通のお宅みたいな玄関。

入ると、すぐにキッチンダイニングルームになっていて、まさしく普通のお家だ。奥が私たちが泊まる部屋。

広々として、バスルームもちゃんとあります。シングルベッドが2つもあったので、ファミリー向けの大きな部屋みたいですが、宿泊代は二人分しか払っておりません。オーナーの醸成が多分アンジェリカさんだと思うんですが、英語は全くといっていいほどわからず。グーグル翻訳だけが頼り。で、他にもゲストが来るそうで、夕食も付けれますよ、とのこと。家庭料理に興味があったので、お願いすることにしました。

お部屋からの眺めです。


取り合えず、荷物を取りに行きがてら街の中をぶらぶら。





これが街の中のメインの広場、その名もAmerina広場。

ピアッツァ・アルメリーナ大聖堂です。15世紀の土台の上に17世紀、18世紀に改装されたそうです。


その前の広場。

大聖堂の中は、期待にたがわずゴージャスそのもの。

ドーム型の天井にパイプオルガンが両側にある!左側に弾く場所があり、右側はパイプだけみたい。

ステレオ効果になるのかな?どんな音色なんだろうか。


柱のや天井の装飾が白にブルーのアクセントが施してあり、すごくきれいです。

正面のステンドグラス。

祭壇にはお花が沢山掲げてありました。リボンに名前らしきものが書かれていており献花のようなんですね。後で教会に続く道の途中で霊柩車とすれ違ったので、おそらくこの後お葬式が行われるのでしょう。その前に中を見ることができてラッキーでした。



大聖堂から向かって右のこの建物、博物館っていうことなんですが・・・

入り口にユネスコの看板があったんですよね。後で世界遺産だとわかったのですが、建物自体はそれほど興味を引くものではなく、中の博物館の人も英語あまりわからず、なんの展示なのかさっぱりわからなくて、それでも入場料が一人10ユーロぐらいするので、やめておきました。

喉が渇いたので、広場にあったバーで飲み物を買うことに。

教会が多いねぇ。



おお!ここにもアランチーノ。こういう場所で売っているんですね。

キノートというイタリアの柑橘風味のコーラです。最近ちょっとはまりつつある。

その後4荷物を取りに行き、再びお宿についたのは午後4時ちょっと前。

パーキングで3ユーロいれたら、13日の午前中いっぱいまで有効になった!夜9時から朝8時までは無料期間なのです。

その後お宿で少しゆっくりしてからまた夕食前に街の中をお散歩しました。


ほんとに教会多いなぁ。


古城は時間が遅くて門が閉まっていた。

軽く散歩して戻ってきたら、ほどなくしてディナーの時間となりました。同じ日に泊っているフランス人のカップルの方とお宿のご主人のお友達の方と一緒で、ちょっとしたディナーパーティ―みたいでした。ダイニングルームではなく、外に出て路地の向かいの建物に案内されたんですが、そこが小さなレストランみたいになっているんです。

お宿のご主人のお友達は元体育の先生をされていたそうです。しかもフランス語もかなり話せて、英語も話せるのでみんなの通訳代わりでした。同席したフランス人のカップルは片言しか英語が話せなかったし、私たちはフランス語は全くダメだったので、助かりました。

前菜はマッシュルームとチーズのブロシェッタにほうれん草のキューシュ。

さらにナスのチーズトマトソース焼き。
そしてスパゲッティ・アマトリチアーナ。パスタはさすが歯ごたえがあって美味しかったです。

もうこの時点でかなりお腹いっぱいだったんですけど、メインの豚とポルチーニマッシュルームは味を見る程度にしてもらいました。どの料理も素朴な家庭料理風な感じでしたが、美味しかったです。

で、しっかりデザートも出てきた!ちょっとにしてねって言ったのにティラミスはしっかり私も一人前のサイズを頂いちゃいました。レモンチェロに合わせて。このティラミスは甘すぎなくて、お腹が一杯なのにどんどん食べれちゃました。

食事が終わる頃には、もうお腹がはちきれそうで、苦しかった!でも沢山散歩もしていい感じに疲れていたのでぐっすり眠りました。翌日13日は次の街に行く前に、世界遺産のVilla Romana del Casalleを見学します。


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