2024年4月15日月曜日

ローマ帝国時代の貴族の館-世界遺産Villa Romana del Casalleーシシリー島ドライブ旅行DAY2

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




世界遺産のVilla Romana del Casalleは見ごたえ十分で1時間半もかけてじっくり見ても全然飽きない凄さでした。ドライブ旅行2日目のお宿はそこから1時間半弱の海辺に近い方にあるAgregentoの街。ここにも世界遺産の古代ギリシャの神殿があるので、行くことにしたのです。


世界遺産の看板。ちゃんと英語でも表記されていました。海外からの観光客がよく来るってことですね。

4月13日(土):朝食は8時から。朝はB&Bの中のダイニングルームでの食事でした。生ハム2種にサラミ3種、チーズが3種とイタリアらしいメニュー。全部私好みなので大満足。

それとふわふわのコルネットに、ホームメイドらしいジャムが6種類。少しづつ全部試しました。ヨーグルトもありましたよ。

コーヒーは勿論マシーンがあるので、お宿のご主人が入れてくれました。チョコパウダーとクリームが一杯のカプチーノでコーヒー好きな主人はおかわりして2杯飲んでいました。フランス人カップルの方も結局ご夫婦ともおかわりしていました。私はコーヒーを飲まないので紅茶をいただきました。ちゃんと何種類か紅茶もあって、出ていたクッキーと一緒に頂きました。ちなみにクッキーも美味しかったなぁ。

チェックアウトしてすぐにVilla Romana del Casalleに向かいました。車で10分ぐらいの場所で、着いた時はやっと開園になった時間で、駐車場はガラあき。入場料は一人12ユーロっちょっとお高めですが、十分その価値はありました。受付で音声ガイドを借りました。一人7ユーロ。でも個別ガイドを雇うより安いと思います。

Villa Romana del Casalleというのはローマ帝国時代のこの地域にいた貴族の別荘なのです。
まず最初に出てくるのは、サウナとお風呂。

お風呂の奥には着替えたり熱くなった体をさます場所がありました。

このヴィラは床のモザイク画が有名ですが、とにかくでっかい館で当時の豪華で荘厳な様子が目に浮かぶようでした。

これはトイレ。個室の区切りがなかったので、お隣さんとお尻丸出しの付き合い。当時はここが社交の場所になったしたそうです。政治の話や商談の話なんかもしていたそう。

これだけ全部見ることができます。

この広場は中心は噴水にだったそうです。それを囲むように各部屋が連なっています。


廊下部分にもこんな素晴らしいモザイク画。

ここはお風呂やサウナに繋がる小部屋で、モザイク画が示すように館の奥方様が利用していたそうです。床に描かれた絵はその部屋の用途を示す模様になっているようです。


その奥にはキッチンや配膳に使われていた部屋が続きました。

こんな風に上から部屋を見下ろす感じです。あちこち四方に繋がった部屋ですが、見る順番が決まっていて、迷うことなく順序良く見ることができました。でも通路は二人通るのがやっとなので、団体客と一緒の時間になって混雑していると、じっくり一部屋一部屋を鑑賞するのは難しいと思いました。空いている時間に行って本当に良かった。



この部屋は館の住人の冬のリビングルームだったそうで、午後の日差しが沢山入る位置にありました。
館には主人の家族の部屋以外にも、お客さんが来た時の部屋もあります。沢山の部屋があるんですが、一番すごいなと思ったのは、この館の幅いっぱいの長さの細長い部屋。


ここでは、狩りをしてきた動物を解体したり、異国から捕獲してきた珍しい動物をゲストに披露したりしていたそうです。床のモザイク画にもそれを物語で示す模様が描かれていました。

あっちの端っこもはるかかなた。

船で運んできましたよっていうのが示されている部分。紀元4世紀のものだというのに、色合いも結構保たれているし、何よりこれが全て1㎝四方ぐらいのモザイクを並べて描かれていること。物凄い労力ですよね。

異国から珍しい動物を捕獲してきたの図。

奥の方の部屋にはこんなビキニガールの絵が描かれた部屋が!ビキニってこんな時代からあったのね?!ではなくて、当時はこれがスポーツウェアだったそうです。この女性たちはアスリートで、ここで何かのスポーツをしたそうで、優勝者が冠をもらっている様子も見えます。

順路に沿っていくと、途中で外に出ます。ここは壁はなくて天井だけの場所で、お客さんをもてなす場所だったそうです。

2重丸印の場所。

その奥も宴会場だったよう。結構広いのでかなり豪華な宴だったことでしょう。

すごく状態のいいモザイク画。

その後、建物の南側の住居に向かいます。北の住居と南の住居があるので、季節ごとに移動していたんでしょうね。南側は主人の家族の部屋が噴水のある中庭を囲んでいました。

ここは中庭ですが、天井があったよう。


中庭に面した部屋の一番大きいのが館の主人の部屋。


これは別の部屋の床のモザイクがです。


子供部屋だったそうです。



このモザイクはユリシーズのオデッセイの物語を描いています。

この部屋のモザイクは多分一番有名かな。真中のカップルがハチミチの入れ物をもっているのですが、それは当時の風習で、結婚してから最初の満月の頃にハチミツを食べると子宝に恵まれるという言い伝えたがあったからだそうです。現在のハネムーン(英語だとハニームーン)はそこから来ているそうな。

バシリカという部屋は一番大きい部屋。

ここでは周辺の住民がご主人さまにお目通りになったり、祭事に使用されていたそうです。


CGでその様子を再現した看板がありました。

9時半にスタートして、見終わった時はすでに11時ちょっと前。でもあっという間な気がしました。とにかく「ほ~」「へ~」と感心することばかりで、退屈することなく鑑賞できましたよ。音声ガイドの口調も物語風で、音楽もあったりしてすごく楽しめました。

見終わった後トイレに行こうと思ったら、トイレ使用は有料でした。こんな風に改札口があって、50セントをいれないと開かないシステム。で売店でお金を崩してもらおうとしたら、先にガイドブックを12ユーロで買ったからなのか、売店のお姉さんがレジから50セントをくれたのです。多分何も買わないで、トイレだけ利用する人を防ぐためなんでしょうね。

駐車場に続く道沿いにお土産物屋さんがあり、その近くのトイレも有料で50セントですが、朝一で着いた時、小銭が無くてお店の人に崩してもらおうとたら、その人が「大丈夫、使っていいいよ。」と言ってくれたので、2回とも無料で使用できました。

来た時はガラガラだった駐車場が来るまで一杯。大型バスも5台いた!


その後、この日のお宿のAgrigentoの街に向かいます。車で1時間半弱で、途中通り道の街でランチをすることに。この街にもこんな立派な教会が。もう特に観光地ではない普通の街でもすごいんですよね。


その向かいにも競うようにもう一つの教会が。

で、この日のランチもアランチーニ。今回は違う味のものもお試し。

Agregentoの街には古代ギリシャのテンプル、アテネのパルテノン神殿みたいなのが残っていてそれも世界遺産なのです。見に行くのは翌日に回し、まずはお宿に向かいました。

お宿があるAgregentoの街に着いたのは午後2時半過ぎ。まだ時間があったのですが、主人が取っても疲れていたんで神殿の観光は翌日に回し、夕食時間までお昼寝して休むことにしました。

すごく趣のあるエアB&Bです。壁が土壁むき出し。


ミニキッチンやリビングもあるアパート一軒貸し切りタイプ。エアB&Bはこのタイプが多いのです。それでいてお値段は一泊55ユーロ(これは二人分の料金)なのでとてもお値打ち。ドアに暗証番号をいれると開く小さなロッカーがあって、そこから鍵を自分で取り出して入るシステムです。帰りもそこに鍵を返しておしまい。支払いは予めブッキングサイトを通してクレジットカードで支払い済みです。

バスルームも洞穴みたいな気分。

ベッドルームはロフトになっています。

5時ぐらいまで主人はぐーぐーいびきをかいて熟睡していました。かなりお疲れだったみたい。午前中のヴィラ見学が結構ガッツリ歩いたし、新しい刺激満載だったから心身共にお疲れだったよう。

お昼寝して気分がすっきりした主人をさそって、お散歩に出かけました。翌日行くことにしている神殿以外には特に見る場所がない街なのかな?と思っていたら大間違い。一番近くにあったのは修道院で、ちょっとわかりにくいい位置にあったので、30分ぐらい迷ってしまいましたが、最終的に見つけて本当に良かった。

地味目な作りですけどね。

庭部分はきれいだった。
博物館になっている部分があるので、入場料一人4ユーロかかりました。

展示物もありましたが、奥の方にはイスが並べれられていて、今でも普通に会議室みたいにして使われているようでした。

丘の上に立っているので、さらに上の階からの眺めがすごくよくて、海の方まで見えました。翌日あの、カーブした陸橋道路を走ることになるとはこの時は気づいてなかった。


あれが神殿の一つだ!全部で5か所あるんですよね。ほんとにパルテノン神殿みたい。でもそれよりうんといい状態ですね。

でもこの修道院で一番よかったのは、音楽室があったんですよ。楽器も置いてあったけど、ステージみたいなものもあって、コンサートホールとして使われているみたいでした。底の音響がすばらしくて、合唱団にいた頃に歌ったメサイヤの一部をハミングしてみたんですが、自分の声とは思えないぐらい美しい響きになったんです。すごい!だからコンサートホールにしているんですね。素晴らしいエコーでした。それだけでもここに来た甲斐があった、ぐらい特別だったんですよ。

その後、レストラン街を目指してふらふらしていたら、壁に顔が徐々に飛び出してくる感じになっているオブジェ発見。

で、最終的にこの教会の通りにたどり着きました。

中はこれまでみた教会の中では質素。

天井のフレスコ画は美しかったけど。

この通りが目抜き通りだったみたいで、結構人が歩いていて賑やかでした。この時気が付いたのが、この日は土曜日だったということ。観光客だけじゃなく地元の人も繰り出しているですね。

メインストリートを最後まで歩いて行ったら、突当りの広場からはまたいい眺めが広がっていました。Agregentoの街も丘の上にあるのです。

眼下には電車の駅があった。

レストランは沢山あるんですが、前日のB&Bで一緒だったフランス人カップルお勧めのレストランの様子を見に行くと、すごくいい感じでした。で土曜日ということもあり、予約した方がいいかなと思って、きくと、なんとすでに外のテーブル以外は満席。で、それを開店時間の夜7時で予約しておきました。すでに6時半すぎていたので、あと30分ぐらい別場所で食前酒でも楽しみながら待てます。

時間になっていくと、7時というのは早い方なので2回転できると思ったのか、室内席に案内されました。すごく雰囲気がよくて、サービスのスパークリングワインも出てきた。人気なのがわかります。


このスティックの乾パンがやたら美味しかった。黒いのはイカ墨いり。

繊細はシーフードクルード盛り合わせ。これもう最高に美味しかったです。オイスターも海老も、マグロも白身魚も・・・・どれもこれも最高だった!25ユーロですけどね、価値は十分にありました。二人でシェアしたし。

メインはまたまたビーフ。ここでもブラックアンガスがあった。シシリー島では人気のビーフなのかな。サイズ的には15㎝四方ってい感じで、二人で半分で十分足りましたよ。焼き具合もちゃんとレアで、口の中でとろけた~!!!!

で、デザート今回は私が食べたいものにしてもらいました。ミルフィーユ。パイ皮部分がとってもサクサクで軽くて、自分一人でも全部食べれそうと思ったぐらい控えめな甘さでした。とにかくすべてが最高の出来具合で、しかもお店のサービスもすごく丁寧で気が利くのです。インテリアとか黒服のマネージャーさんかな?も見かけは超一流のレストランなんですが、全く気取った感じがなくてすごく気さくな、それでいて丁寧に扱っていただけるお店なんですよね。ちょっと自分達が特別な人になった気がしちゃいました。

ほろ酔い気分で、足取りも軽くお宿に向かいます。

途中、路上ライブで迫力のある歌声がきこえてきました。ここでもちょっと一杯やって音楽を楽しみました。

帰りは坂道をひたすら登ることになったので、アルコールの入っている体には結構きつくて、はーはーぜーぜ―言いながら休み休み帰りました。

ドライブ旅行DAY2も大満足の一日。翌日もまた世界遺産を求めて観光を続けます。

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