2024年6月18日火曜日

二日間お籠で休養した後に上陸・・・の後移動 Port VenereからMonterosso

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!






2日間ずっと船内に尾籠して休養していた私たち。16日には私も主人の風邪に感染したみたいでちょっと体調を崩してしまいました。でも幸い私は軽症で翌日にはかなり気分は良くなりましたけどね。18日、朝方上陸して街をざっと散策してから次の場所Monterossoに移動しましたよ。

Port Venereの街、可愛らしい小さな街ですがお店はおしゃれなものが多かった。

6月16日(日):前日周りにいた沢山のヨットは、夜のうちにほぼすべて退散していたみたいで、朝起きたら数隻しか残っていませんでした。主人は熱っぽさはなくなったものの、体のだるさはまだ残っているようで「力がでない!」と言っていました。反対に私は朝から関節痛が始まり、主人の風邪がうつったのか?と思い、風邪薬を飲み始めました。咳も出始めたのですが、夕方ごろにはかなり回復していました。免疫力が私の方が高いみたい!主人の具合が悪くなった途端から、私も一緒にハチミツをお湯に溶かしたものに生姜をすったものをいれて飲んでいたおかげかな。ギリシャプレヴェザのアパートの大家さんが養蜂家だったので、大きな瓶を何個か頂いていたのが、まだ残っているのです。すごく濃厚なハチミツで冬でも固まらないタイプのブドウ糖が少ないハチミツなので健康にもすごくいいのだ!

一日中二人とも寝たり起きたりを繰り返して、ゆっくり体を休めたので、夕方ごろにはかなり元気が出てきました。主人は食欲も出てきたみたいで、Tボーンステーキを食べる!といって冷凍庫からお肉をだして夕食を作ってくれました。

これで力を付けてさらに回復を早めてくれるといいなぁ。

今シーズン初、日よけを設置。これからずっとつけたままにしておきます。移動中は巻き上げておけるので、つけっぱなしでOKなのです。

6月17日(月):かなり主人の体調は回復していて、テンダーを下ろして街に上陸することにしました。到着した15日の夜は、湾内にウネリが入ってきて朝方まで揺れていましたが、二日の16日の夜はすごく平和でした。

朝ご飯を食べてから、10時ちょっと過ぎにPort Venereの街に上陸。なんかマーケットをやっているみたい。

古城の方へ行ってみることに。これは城塞でしょうね。お城はさらに丘の上にありました。
塀の中にドアみたいに穴が開いている部分があって、そこから階段が続いていて、岩場に下りれるようになっていました。

きれいな海。泳いでいる人たちも数人いましたよ。泳ぎたいなぁと思ったけど、まだ完全に風邪がなおったわけじゃないので、しばらく用心しておかないとね。我慢我慢。

丘の上から、アンカリングしているSATOMI号が見えました。今朝になったらさらに船の数は減っていて、観光船がブイに繋いでいるほかは、私たちを含めて4.5隻しかいません。

岩場にこしかけるおばさんの像。


あの間を観光船が通過して外に出て行ったので、私たちも通れるかも。あそこから出れば外に出る近道なのだ。

街の中には、お決まりの狭い路地沿いにお店がポツンポツンとありました。でも結構面白そうなお店が沢山ありましたよ。



ここはお塩とかスパイスにオリーブオイル専門店。


雑貨屋さんもおしゃれ。



良くみると欲しくなってくるので、素通り。

古い門みたいなのがあった。きっとあそこから中が中世の城壁の中だったんでしょうね。


そこを抜けると、港に戻りました。丘の上の古城にも行ってみようかなって思ったのですが、二日も船内でじっとしていたし、まだ体調が万全でないのですぐに疲れてきたので、中止して船に戻ります。


11時半、アンカーアップして移動です。9マイルほど先のナショナルパーク内にあるアンカリングスポットに移動するためです。「チンクエ・テッレ」と呼ばれている5つの村々が点在する地区で、世界遺産になっている場所なのです。そのうちの一つMonterossoに向かいます。あの間、深さ的には十分みたいなので、通過していきます。



Port Venereは初日こそ多少ゆれたものの、総合的にはとてもいい泊地でした。ほぼ全部の方角から守られているようなものだし、さらに奥の方にはいっていけば強風待避の泊地としてもすごくいい場所だと思います。もう少し奥にあるLa Speziaの街とかにも行ってみたかったのですが、先急いでいるのですっとっばし。


先を急いでいる理由は、今この近くに主人の従姉がホリデーで滞在しているんですよね。数日前からお互いの動きを確認しながら連絡を取り合ってて、やっと18日辺りに落ち合えそうな感じになってきたのです。Monterossoの街に従弟夫婦も行っていみたいと思っていたそうです。


11時40分、Port Venereを出ました。左に曲がって海岸線を北上するとすぐにMonterossoです。

セーリングできるかなあと思いましたが、たったの3ノットの風。もう少し沖に出ればちょっとはましな風が吹いているみたいですが、たった9マイル先に行くために何十マイルも余分に走ることはないね、ということでエンジン走行です。

波は穏やかでしたが、ウネリが強く、走行中も左右に結構ゆれました。

12時ちょっと過ぎぐらいにMonterossoに着きました。ここはナショナルパークになっているので、アンカリング禁止区域があるんですね。Zoonに分かれているんですが、モーリンもあって事前予約することになっているんですが、ナショナルパークのサイトではここに来ること自体、アンカリングしても事前許可が必要とのことなのですが、サイトを見ると事前許可を受けるページは「現在機能しておりません。」となっているんです。なのであきらめて、ZoonCのアンカリングは禁止じゃないけど制限があるっていうゾーンにしました。それにもともと自己申請をするページも「観光船」などの利益を得る船が対象と書いてあったので、自分の船で行く場合は許可は必要ない、解釈しました。モーリンを使うと有料なのですが、モーリンにつなげるつもりは最初からなかったので、事前許可は必要ないな、という結論に達しました。


ビーチ沿いにびっしりパラソルがならんでいて、ここから見る限りは世界遺産ぽい雰囲気はないのですが、丘の上に建物が少し見えたので、おそらくそれが「世界遺産の村」なのでしょう。

ということで、18日は朝、一つ戻ったVernazzaの港から従弟夫婦をピックアップして、SATOMI号でMonterossoにまで来て、そこから上陸して観光をする予定です。風邪をひいているので、もしかしたらうつる可能性があるよ、と伝えたのですが「大丈夫、私たちもちょっと前まで風邪ひいてたから。」だって。遠いイタリアの地で親戚に合えることになってとても楽しみです。

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