2024年6月19日水曜日

主人のいとこカップルとキャッチ・アップーChingue Terra

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!




6月18日主人のいとこカップルとChinque Terraの一つMonterossoで一日を過ごしました。スケジュール的にほんの数日前まで落ち合うのが可能かどうか不明だったので、ついに実現して感激でした。

Chinque Terraの一つVernazzaの港からいとこカップルをテンダーでピックアップ

6月18日(火):前日から来たMonterossoは一晩中横揺れに悩まされる泊地でした。幸いこの日はウネリが穏やかになっていたので、前日よりは揺れが少なくなっていたのでいとこカップルが船上で過ごすのにはいいかも。いとこカップルのスティーブさんとメルさんはMonterossoの隣の町、Vernazzaに宿泊いています。お子さんたちがヨーロッパで仕事をしていたり学んでいたりするので、イタリアの前にドイツやスイスにも滞在してきたホリデー中。朝10時にVernazzaの港に迎えに行く約束でした。

VernazzaはアンカリングしていたMonterossoから見えるぐらい近かったので、テンダーで行ってもよかったのですが、せっかくなのでSATOMI号でお迎えに行くことに。

主人がテンダーでお迎えに行っている間、アンカリングはせずに私がSATOMI号に残りウロウロしていました。

スティーブさんとは昨年12月のオーストラリア里帰り中に会いましたが、奥さんのメルさんとは数年ぶりぐらい。スティーブさんは主人の母の妹の息子さんです。

ペーストリーを持ってきてくれたので、まずは船上でモーニングティー。多少揺れはあったものの、穏やかな海面で良かった。彼らのこれまでのヨーロッパ各地での旅の様子やお子さんたちの話で盛り上がりました。彼らの子供たちが小さかった頃は、クリスマスの時に毎年集まっていて子供たちにクリスマスプレゼントをあげていましたが、子供さん達が中学生ぐらいになってからは自然とそういう集まりはなくなりました。なので、私の記憶の中でまだ小学校低学年だった一番下の息子さんが、大学生になっている、と聞き、月日の流れの速さを実感するとともに、自分達も年を取るわけだ、と改めて納得。

今月に入って、初めて「夏日」を感じた日だったのでおしゃべりしているうちに、たまらなくなってきて、ドボン!水温もすごく爽やかに感じる温度で気持ちが良かったです。病み上がりの私たちも、たまらず泳いじゃった!

ビスケットで餌付け中のメルさん。直ぐ近くまで魚が寄ってくるのを、とっても喜ばれていました。手で触れそうなぐらい近くまで魚が寄ってきたので、すごく楽しそうでした。

午後1時近くになってきて、お腹が空いてきたので上陸することに。Chinque Terraというのは世界遺産に指定されている5つの村があるエリアのことなのですが、今では電車や車で行き飢餓できる村ですが、昔は陸の孤島的に、村と村の行き来は船によるもののだけだったそうです。国立公園内なので、村と村の間は専用電車が通っているそうです。Monterossoの見どころはこのジャイアンツと呼ばれる像。海上から見るほうが全体がよく見えます。

ビーチがほぼ全部パラソルで埋まっていて、そのエリアはフェンスで囲われているので上陸する場所がなかなか見つけられませんでしたが、パラソルビーチと岩場の隙間にほんの2メートルぐらいの小さなビーチを見つけ、そこにテンダーをあげました!

見事なハイビスカスが咲き乱れているます。

ビーチ沿いにはどこまでも続くパラソルの花。

丘の上の方にいくとオールドタウンがあるんですが、暑かったので長く歩く気分になれず海沿いのレストランに入ることにしました。

ビーチ沿いの席は暑そうだったので、室内のエアコンが効いた席の方に決めました。写真を撮り忘れましたが、前菜としてシーフードのアンティパストをみんなでシェアしました。私がオーダーしたのはタコのグリル。柚子塩のソースって書いてあったけど黄色のがそうかな。外側がカリッとしていて中がジューシーで、今まで食べたタコ料理の中では一番かも。

主人とスティーブさんはパスタ。

メルさんは魚にパン粉がまぶされてフライになったを選ばれました。

デザートは私と主人ははんぶっこ。チョコレートムース。

お店の人に撮ってもらいました。

その後、一緒にMonterossoからすぐ隣のLevantoまで行きました。風が全くなかったのでエンジン走行だったので、スティーブさんがヘルムにチャレンジ。

メルさんは進行方向を向いて動画をとっているのかな?風もないし波もないのですごくスムースで揺れることがなかったので、ゲストにとっては船上で過ごしやすい日だったと思います。


午後4時Levantoの泊地に到着。ここから彼らは電車に乗って泊っているVernazzaの街まで帰ります。電車ならほんの15分ぐらいの距離。この前の街だとここでChinque Terra通過の専用列車に乗り換える必要があるそうですが、ここから乗車だと直接行けるので便利なのです。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい午後4時半、主人が彼らをテンダーでビーチまで送っていきました。アンカリングしていても揺れたりすると気分が悪くなるかもって心配していましたが、穏やかな一日だったので船に慣れていない人でも過ごしやすい日になって、本当に良かったです。

気温がすごく上がっていたし、まだまだ病み上がりの身だったのでほっとしたら、なんか体調が悪くなってしまいました。夕方までお昼寝。とにかく喉が渇いて渇いて・・・・軽い脱水状態になっていたのかも。

夜は主人がタコスを準備してくれました。しっかり食べたら力がついたみたいで気分もよくなりました。

が、ウネリから守られているはずの泊地が、夜が更けるにつれてまた横揺れが激しくなってきたんですよ。それで泊地アプリには示されていない湾の右端の方に何隻も係留しているのを見て、あっちの方がウネリの影響が少ないじゃない?と思い、移動することに。すでに時間は夜9時だったのですが、まだこの明るさ。

さっきまであっちの広い方にいた。

ウネリはあっち側から入ってくるので、多少はあの影でウネリが軽減するようです。

移動したら各段に穏やかになりました。でもねぇ~安心したのはつかの間、さらに夜が更けるにつれまたウネリが酷くなり一晩中また横揺れに悩まされることに。どうもジェノバあたりの海岸線は南風だと、ウネリから完全に逃れられる場所はあまりないみたいです。

本当はLevantoでもう一泊し、上陸して街散策とお買い物をしようと思ったんですが、さすがに3日連続で熟睡できないのはつらいので、19日の午後に次の場所に移動することにしました。さて今夜は大丈夫かな?


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