2024年8月21日水曜日

サルディニアの北西の端っこにやってきました!Isola Pianaで風待ち

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!






一日遅れで出発したIsola Rossaマリーナ。20日はアップウィンドながらタックを繰り返し、途中20ノットに強まった風にもメインセールをセカンドリーフィングにして最後までセール走行で8時間乗り切りった末、到着したIsola Pianaは一面砂地が広がる素晴らしい泊地でした。

8月19日(月):午前中物凄い雨と風だったので、出発を一日延長しました。午後には予報どおり風向きが変わりマリーナ外のアンカレッジにいても良かったな、と思う感じになりましたが仕方ありません。予報が違っていたら最悪だったし。
お隣のアメルというフランスのお高級ヨットブランドに乗っているドイツ人の方からディナーを一緒にというお誘いを受けました。停電などがありマリーナの陸電がうまく機能しなかった時、主人が助けてあげたので話をするようになっていたのです。しかも彼らは私たちがこれから向かうスペインのマヨルカ島からやってきたので、いろいろお話を聞きたいと思っていました。彼らは翌日ドイツに戻り、また9月の半ばに戻って来てサルディニア島周辺のクルージングを楽しむ予定だそうです。

今夜は違うレストラン。
前菜はツナタタールを主人とシェア。
主人はポークベリー。量が丁度良かった。

私はリゾット。これも歯ごたえが残っていて、シーフードの御出汁が出ていて美味しかったです。
調子に乗って、デザートまで。お店手作りのティラミスは甘すぎなくて完食できました。
いろいろお話を聞いて、とっても楽しい夜を過ごすことができました。彼らは翌朝5時ぐらいに空港に向かうそうで、私たちも出発するので、夜9時半にお開き。グンタさんはSATOMI
号の動向をこれからアプリで追っていくと言っていました。

8月20日(火):前二日間とは違い、とても穏やかな海となっていました。風は最初は弱めですが、目的地に近づくにつれていい感じになっていくはず。何より波の高さが収まっているのがいいです。午前9時半ぐらいにはマリーナを出ました。

ほんとに赤く見える。だからIsola Rossa。


ずっとあげていたテンダーを低い位置に戻しました。ウネリがあったので、この作業がなかなか時間がかかり、30分ぐらいかかってやっとセーリング開始。

今日は波も穏やかでセーリング日和になるでしょう。

アップウィンドなのでギリギリまでジェノアをしぼっています。

向かっているのは画面左のちょっと出っ張った腕みたいな場所。

おや鳥の群れ。大きい魚が小魚をハンティング中かな。イルカがいるかと思って期待してみてましたが、現れず。

10時35分。4ノットか~。

10時41分、タックしました。

後方にはなんか雨雲が。最近夜になるとよくレインストームがあるんですよね。この日は特に予報が無かったし、私たちが向かっている方向と反対側に雲が動いていたので、私たちが雨に見舞われることはなさそう。

角度的にはこんな感じで走ってるので、また何回かタックする必要がありそうですね。

まあまあヒールしています。

ランチはパスタが食べたくなっていたので、ヒールしながらも料理しましたよ。パスタは比較的簡単に作れるし一皿で済むのでセーリング中は良く出るメニュー。

午後1時緒と過ぎ、かなりヒールしてきました。風がコンスタントに17ノットを超えるように。予報通りだね。
スピードもその分上がってきたので、前半のノロノロを挽回できそうです。

陸地にもっと近づいたらタックします。

波はそれほど高くなく、不快感は全くなし。

午後2時過ぎタックしました。


この後、私は船内で少しお昼寝をしていたのですが、午後3時半過ぎ、主人に「リーフィングするから。」と起こされました。最初ファーストリーフィングでいいかなと思ったのですが、やっぱりセカンドまで縮めることに。

この角度で体感20ノットだとやっぱりリーフィングした方が安定しますよね。スピードはそれでも6ノット前後。



午後4時半、このままウエイポイントまで一直線で行けるといいなぁ。



前方35度ぐらいで進んでいるので突風時になるとコースが乱れがち。キャプテン、マニュアル操船に変えました。

傘マークのある場所の反対側、島の根っこ辺りを目指しております。

スピードはこの頃、6ノット後半から7ノットまで上がっていました。




5時ちょっと過ぎ。ヒール具合はさっきよりましになってきました。


午後5時半ちょっと過ぎ、Isola Pianaとサルディニア島の北西の端っこの間のアンカレッジまであと少し。

再度タック。


Isola Piana側にある刑務所跡の建物。

午後5時42分、もう1回タックすることになりました。




6時18分、やっと到着。結構遠浅でマーキングしていた場所からは結構離れているんですが、混んでいたのでここで落ち着きました。

透明度はばっちりで、一面砂地だし余裕はタップリあるのでアンカーを下ろす場所には困りません。

ハートマ―クを付けた場所に行こうと思っていたのですが、実際は青丸の位置にアンカリング。

でも水深はキール下1.9メートルとかなり浅いのです。風や波からは守られているし、夕方の時間に着いたからここで十分満足です。

5時ぐらいから私は焼き野菜をオーブンに仕込んでいたので、すでに焼きあがっており、ステーキを焼いてすぐに夕食にしました。ウネリの影響もなく、程よい風が吹いていて涼しくてとても快適な夜を過ごすことができました。


8月21日朝、凄い混んでるなあ。でも広い泊地にはまだまだスペースがあります。私たちよりもさらに後方にアンカリングしている船も結構います。




この後一気にスペインのメノルカ島まで行く予定なので、ここで数日間風待ちをする予定です。8月の後半だからなのか、ここ数日涼しい日が続ていて過ごしやすくなってきました。食料も買い込んでいるので、綺麗な海でプカプカしながら過ごすのはもってこいの場所。

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