2024年10月17日木曜日

細々とした仕上げ作業段階に入りました&前菜だけで十分のお値打ちイタリアン発見

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





大仕事が全て完了したので、15日火曜日は細々した作業をこなしました。マスト周りのカバーをしたりプロペラのアノード磨きをしたり。アノードは取り付ける時のグリースがやっと15日に届いたのでタイミング抜群でした。この日は初めて試すイタリアンでディナー。飲み物についてくるタパスとボリュームのある前菜でメインディッシュがなくても良かったかもって思ったぐらいお値打ちでした。

マスト回りのカバー、テーピングをした上から金属のわっかで固定。

このままでは見栄えが悪いので、濃紺の外カバーがあるんですが、何しろ船内がごちゃごちゃでスターンバースに保管しているものを一旦全部取り出しており、船体上に保管してカバーをかけていたりするので、ここ用のカバーが現在紛失状態。荷物の片づけと整理を始めたら出て来るでしょう。

チェーンをアンカーに収めたし、ペンキを塗ったり、という作業がなくなったので地上もスッキリ綺麗になりました。数日前までここにいろんなツールやゴミが散乱しておりましたが、片づけました。

主人はプロペラの先端についてるアノードを磨き始めました。今年度はほとんどマリーナに入っておらず、そのため陸電に繋いでいる期間が非常に短かったのです。マリーナに入っている時でも陸電を使用しなかったことも結構ありました。そのせいか、アノードの状態が非常によく、付着物を削り落とすだけで交換の必要がなかったのです。

ぐぃーんと削ったらきれいになりました。ほとんど腐食しておりません。この後取り付ける前に専用グリースをネジの部分につけるのですが、そのグリースが15日にやっとマリーナに配達されたのです。夕方オフィスに取りに行くことに。なので、取り付けは翌日16日となります。

スターンバスルームのトイレ、清水を取り込む金属のノズル部分を磨いてから設置します。

ついに、完了。ハードスタンド上にいる間は使用しませんが、このトイレは常にタンクに接続しているので、使おうと思えば使えなくはありません。シャワーカーテンも新調したし床もピッカピカで、新品のバスルームになったみたい。

床は当初マリンプライウッドの表面そのままだったのですが、主人のアイディアでピンストライプを付けて従来の木目フロアを再現することにしたのですが、大正解だった。単に一色の板っていう感じより、フェイク木目でもこっちの方が断然いい。主人が色塗したのですが、いい仕事をしてくれました。

作業のために外していたバスルームのドアもやっともとに戻し、トイレがキッチンから丸見え状態を解消。工事現場感がなくなった。

作業の終わりが見えてきたので、プチご苦労様会的に外食することに。まだ行ったことがなかったイタリアンのお店に行くことにしました。一見カフェ&バーなのですがお料理はピザが中心ですが、リゾット、パスタに前菜の種類も豊富みたい。

まずは飲物。主人はジントニックで私はプロセッコ。イタリアンだもんね。やっぱプロセッコだ。タパスかな?オーダーしてないけどまずおつまみ的なものが出てきました。この後写真を撮り忘れましたが、マルガリータピザも2切れ出てきました。薄生地のピザで美味しかったです。

ハーバーマスタ―オフィスがある側のワーフ沿いにあります。こっち側まで来るのにボートヤードからは10分ぐらいかかるので、ほとんど来ないんです。オフィスに届いているグリースをピックアップがてらここで食べることにしました。

お料理を頼んだら、またしてもピザ生地だけのピザがパン代わりということで出てきました。

そしてまたまたおつまみプレートがやってきた。この時点ではアルコールはまだ一杯づつしかオーダーしていないんですけどね。

前菜として私がオーダーしたのはお決まりのビーフカルパッチョ。何とすごい大皿。二人でシェアして十分だったね。しかもピザ生地だけのパンを食べれば、もう充分お腹が一杯になりそうです。

主人も別に前菜をオーダーしていたんですよね。エビのピリピリ。ガーリックトーストもついて来て、スープがとっても美味しかったのでパンを浸して食べたら、これだけで満足しちゃいます。


でもねぇメインディッシュもオーダーしてたんですよ。私はパスタ。ボスカイオーラソースでパスタはメニューとは違うパパデールに変えてもらいました。もっちりした歯ごたえが最高に美味しかった。でもここにたどり着く前にお腹が結構一杯になっていたので完食できず。次は前菜やめてパスタだけにした方がいいかも。

主人はなんとポークスペアリブ。でもお腹が空いてたらしく、海老の前菜、私のビーフカルパッチョも手伝いつつ、こちらも完食していました。

どれもイタリアで食べるイタリアンに負けないぐらい美味しくて、お店の人がとても良く気が付いてフレンドリーだったので、すごく感じが良かったです。お値段的にはアルコールが4杯で前菜2皿、メイン2皿で合計74ユーロは、それほど高くないと思う。分量的には軽く3人前はあったしね。次からは、前菜だけまたはメインだけでも量的には十分だと思いました。一カ月もいるのに、まだまだ未知な場所があったアルメリマル。来週にはウェットバースに戻れるし、レンタカーもあるはずなのでいろいろ足を伸ばしてみたいなぁ。やっとそういう心の余裕が生まれてきました。


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