2024年10月5日土曜日

バッテリー木枠完成&バスに乗ってプチアルメリマル周辺観光

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!



10月3日(木)は前日位置を確認したバッテリー固定用の木枠を塗装し、定位置に戻し完成ささせました。その後はメタルに塗れるペンキを求めてバスに乗って、ちょっと先にあるショッピングセンターに行きました。アルメリマルマリーナから徒歩圏外に出たのは始めてだったので、ちょっとした観光気分を味わいました。

まずは、設置していたウッドを全て一旦取り外し、外したものにコーティングを塗ります。

主人が外したものを私が塗って、すぐにまた取り付ける、という流れ作業。

前日のうちに一旦設置していて、スクリューの後がついてるのでコーティングしたものをそこに戻すだけ。手間としては2度手間のようですが、コーティングしてしまってから位置を決めると、間違った場合余分に穴をあけてしまうので、その分またコーティングし直さないといけなくなります。

2つとも木枠が完成!後はバッテリーをこの枠に置いて、その上からベルトで固定するだけです。従来のバッテリーはガスが発生するのでそのためにボックスに入れて固定してましたが、リチウムバッテリーにはその必要がありません。

次にやったことは、マスト周りのテーピング。(というのかどうかわかりませんが。

このテープでぐるぐる巻きにしていきます。英語ではマストカラー=マストの襟となってますねぇ。

伸ばしながら付けていくのですが、マストは円柱だから下側が逆にそれてきちゃったりして、思ったよりも難しい作業でしたが、私が抑えている間に主人がぐるっと巻き付けてやり遂げました。

こんな風に、気を付けていても隙間が開いちゃうんですよね。

テープは一本では足りず、二本目も使いきりました。

二本のテープを使い切って、完全に隙間なくグルグル巻きにしました。このテープは自然に溶けてテープ同士が接着するそうです。

外カバーを戻して取り合えず完成。最終的にはこの上からさらにテープを貼って雨漏りしないようにします。そして一番外のマストカバーを被せればOK。それは船体をきれいに洗ってからにするかな。

次はチェーンに塗るペンキ探しです。チェーンを何メートル出しているのかを把握するために、10メートルごとにチェーンにペンキを塗っているのです。一般的にはチェーンにクリップを付けて長さを確認するのですが、私たちはアンカーを下ろす時に重力で一気にチェーンを出しているので、深さがある場所だと物凄い勢いでチェーンが飛び出していき、チェーンのつなぎ目に付けた小さなクリップでは見逃してしまいます。そこで、10メートルごとに1メートルの長さでペンキを塗っているんです。色分けは10メートルが白、20メートルがオレンジ、30メートルが赤、40メートルが青、50メートルが緑、60メートルが黄色。その後、70メートルは30+40ということで、赤と青、80メートルは赤と緑、90メートルは青と緑という感じ。全部で100メートルなので印は90メートルで終了です。今まで最高にチェーンを出したのはトルコの狭い入り江で後ろを岸に繋いで係留するために、90メートル出したのが最高でしたが、ギリシャに居た時は、スターン・トゥーでタウンバースに係留した時は、70メートルぐらいは普通に出していました。というのは、自分のアンカーを打って後進し、後ろを岸に結わえる場合、アンカーを下ろす位置は船体の5倍の長さが安全面から理想なのです。実際は地理的条件でそんなに遠くにアンカー出来ない場合がほとんどですが、できる限り遠くにアンカーする方が、お隣の人が出発時にうちのチェーンにアンカーを引っかけてしまいアンカー自体を引きあげられてしまうリスクが低くなるのです。長くチェーンを出すことにしてからは、アンカーとバウの間のチェーンを引っかけられても、アンカー自体は動かず、単にチェーンを緩めたり縮めたりして凌ぐことができました。それにスターン・トゥーの場合、最初にアンカーを下ろす場所の水深が10メートルを超える場所というのもざらです。普通のアンカレッジでそれをやる時は、湾や入り江が深すぎるので、アンカー以外に後ろを岩に固定しておくのが理由だったりするので、当然チェーンもそこそこの長さを持っていないと安全に係留できる場所が限られてくるわけです。必要以外にマリーナに入りたくない私たちとしては、チェーンの長さは安全上必須。従って出している長さを把握しておくのもとても重要なのです。

金属に塗布できるペンキがCarrefourという大型スーパーに売っているという話を聞いたので、バスに乗って行ってみることに。

バス停はボートヤードから徒歩5分以内の便利な場所にあります。時間を調べたら1時間に1本ぐらいしかなくて、12時44分のバスに乗ることに。

バス停はすぐわかりました。

ほぼ定刻にバスがやってきました。料金は一人1.35ユーロ。バスカードか現金でしか払えなかったのですが、丁度小銭を持っていてラッキーでした。

どこで降りるかグーグルマップを見ながら乗っていたのですが、スーパーはちょっとしたショッピングセンターの中にあったので、おりる人が沢山おり心配することなく無事下車。バス停から陸橋でショッピングセンターに行けました。

ここに来る途中でもずっと目にしてきたビニールハウス。この地方は野菜の栽培が物凄く盛んだそうです。どうりで地元のスーパーでも野菜の質がいいはずだ。すごく新鮮でブロッコリーとか買ってからも1週間ぐらい平気で鮮度を保っているのです。

あれがスーパーが入っている建物。

でもまずは、ランチ。マクドナルドの看板を見てから主人はここに入ると決めていた。

時間帯からかな~、こんなに空いているマクドナルド初めて見たかも?!テーブル数も沢山あって清潔でした。


これは私がオーダーしたご当地メニューの「エクストラチェダーチーズバーガー」。単にチェダーチーズが2枚ついているだけで、バーガーにはソースも特についておらず味があまりなく最悪でした!これなら普通のチーズバーガーの方がよっぽど美味しいぞ。半分も食べないでやめました。サイズはウォーターパウンダーよりもでかいのです。

チーズが確かに分量が多いけどねぇ・・・・・・。チーズの味しかしないのです。

その後、Carrefourに向かいます。大型スーパーで生鮮食品は勿論、衣料品、日常雑貨などほぼすべてそろっています。


DIYセクションみたいなのもあって、確かにペンキもちょこっと売ってましたが、色分けするほどの種類はなく・・・折角来たのにがっかり。

仕方ないので、お肉コーナーで見つけた美味しそうなステーキ肉を買ったり、地元スーパーでは売ってない純正イギリス風紅茶などをゲットして家路に着きました。帰りのバスが14時19分を逃すと次が15時までなかったので、ゆっくりしている時間はありませんでした。

SATOMI号に戻ったのは午後3時ちょっと前でしたが、なんかあわただしく時間が過ぎていたので主人はすごく疲れてしまい、取り合えずお昼寝・・・・結局そのまま夕方になり、この日はもう作業は無しとなりました。

ディナーのメニューはちょっとアジアン風。豚肉を玉ねぎとでっかいマッシュルームで焼肉のタレで炒めてバサマッティライスと一緒にいただきます。最近サラダはなるべくつけるようにしています。主人があまり野菜を食べないので、意識して出さないと一週間ぐらい平気で生野菜を食べない人なんですよねぇ。私はサラダが好きなので自分だけでも食べているんですが、シシリー島で買った、ちょっとお高いオリーブオイルがとてもおいしくてそれとバルサミックビネガーのドレッシングが口にあっているのか、そのドレッシングを作ると主人がサラダを食べるので、努めてそれで攻めています。

オレンジの飲み物は私用スピリッツ!イタリアでみんなこれ飲んでたもんね。スペインにも売ってるので、これを晩酌代わりに飲んでおります。ちなみにソーダ―水で割ってるのでアルコール分はかなり低いので、ほろ苦いジュースみたいですけど。


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