皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
10月3日(木)は前日位置を確認したバッテリー固定用の木枠を塗装し、定位置に戻し完成ささせました。その後はメタルに塗れるペンキを求めてバスに乗って、ちょっと先にあるショッピングセンターに行きました。アルメリマルマリーナから徒歩圏外に出たのは始めてだったので、ちょっとした観光気分を味わいました。
まずは、設置していたウッドを全て一旦取り外し、外したものにコーティングを塗ります。
前日のうちに一旦設置していて、スクリューの後がついてるのでコーティングしたものをそこに戻すだけ。手間としては2度手間のようですが、コーティングしてしまってから位置を決めると、間違った場合余分に穴をあけてしまうので、その分またコーティングし直さないといけなくなります。
テープは一本では足りず、二本目も使いきりました。
次はチェーンに塗るペンキ探しです。チェーンを何メートル出しているのかを把握するために、10メートルごとにチェーンにペンキを塗っているのです。一般的にはチェーンにクリップを付けて長さを確認するのですが、私たちはアンカーを下ろす時に重力で一気にチェーンを出しているので、深さがある場所だと物凄い勢いでチェーンが飛び出していき、チェーンのつなぎ目に付けた小さなクリップでは見逃してしまいます。そこで、10メートルごとに1メートルの長さでペンキを塗っているんです。色分けは10メートルが白、20メートルがオレンジ、30メートルが赤、40メートルが青、50メートルが緑、60メートルが黄色。その後、70メートルは30+40ということで、赤と青、80メートルは赤と緑、90メートルは青と緑という感じ。全部で100メートルなので印は90メートルで終了です。今まで最高にチェーンを出したのはトルコの狭い入り江で後ろを岸に繋いで係留するために、90メートル出したのが最高でしたが、ギリシャに居た時は、スターン・トゥーでタウンバースに係留した時は、70メートルぐらいは普通に出していました。というのは、自分のアンカーを打って後進し、後ろを岸に結わえる場合、アンカーを下ろす位置は船体の5倍の長さが安全面から理想なのです。実際は地理的条件でそんなに遠くにアンカー出来ない場合がほとんどですが、できる限り遠くにアンカーする方が、お隣の人が出発時にうちのチェーンにアンカーを引っかけてしまいアンカー自体を引きあげられてしまうリスクが低くなるのです。長くチェーンを出すことにしてからは、アンカーとバウの間のチェーンを引っかけられても、アンカー自体は動かず、単にチェーンを緩めたり縮めたりして凌ぐことができました。それにスターン・トゥーの場合、最初にアンカーを下ろす場所の水深が10メートルを超える場所というのもざらです。普通のアンカレッジでそれをやる時は、湾や入り江が深すぎるので、アンカー以外に後ろを岩に固定しておくのが理由だったりするので、当然チェーンもそこそこの長さを持っていないと安全に係留できる場所が限られてくるわけです。必要以外にマリーナに入りたくない私たちとしては、チェーンの長さは安全上必須。従って出している長さを把握しておくのもとても重要なのです。
バス停はすぐわかりました。
SATOMI号に戻ったのは午後3時ちょっと前でしたが、なんかあわただしく時間が過ぎていたので主人はすごく疲れてしまい、取り合えずお昼寝・・・・結局そのまま夕方になり、この日はもう作業は無しとなりました。
ディナーのメニューはちょっとアジアン風。豚肉を玉ねぎとでっかいマッシュルームで焼肉のタレで炒めてバサマッティライスと一緒にいただきます。最近サラダはなるべくつけるようにしています。主人があまり野菜を食べないので、意識して出さないと一週間ぐらい平気で生野菜を食べない人なんですよねぇ。私はサラダが好きなので自分だけでも食べているんですが、シシリー島で買った、ちょっとお高いオリーブオイルがとてもおいしくてそれとバルサミックビネガーのドレッシングが口にあっているのか、そのドレッシングを作ると主人がサラダを食べるので、努めてそれで攻めています。
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