皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!
砂漠ツアーから戻った翌日は、マラケッシュから車で2時間半ほどの場所にあるカサブランカに移動しました。カサブランカはラバットへの帰路上に位置します。映画のタイトルで有名なカサブランカですが、とっても近代的で車の運転の仕方をのぞけばモロッコにいるのを忘れてしまうぐらい。
一説では世界で3番目に大きいハサン2世モスクですが、Wikipediaでは14番目に大きいとなっており、かなり違いがあります。アフリカでは機能しているモスクの中では最大。
11月20日(水):砂漠ツアーの疲れもあり、マラケッシュはお昼ちょっと前にゆっくり出発しました。高速に入る前の道路沿いに陶器の露店があり、ついつい引き込まれてしまいました。
自分用に他にもお皿とかタジン型入れ物を買いましたが、本物の料理ができるタジンも買っちゃいました!直接に火にかけられます。ま、要は土鍋ということですけどね。調味料も買っているので野菜をふんだんに入れてご飯も入れて炊き込みご飯風にしてみたいと思います。
その後高速に入ってひたすらカサブランカに向かい北上します。途中砂漠っぽい何もない場所を結構走りました。
高速に入ってから1時間半ぐらいしてマクドナルド発見。出発時には軽くヨーグルトぐらいしか食べていなかったので、すでに2時半ぐらいとなっておりお腹ペコペコ。普段はマックに反対な私ですが、この看板を見たらなんかひかれてしまった。
ラバットではあまり感じなかったのですが、マラケッシュやカサブランカは交通量が半端ないだけじゃなく、路線を無視してあっちからもこっちからも横から車が出てくるのです。特に左折する時は信号がある場所でも交差点の真ん中に左折待機スペースがあるわけでもなく、3列ぐらいに車が交差点の真ん中で固まっています。しかも直前に右隣りの車線からいきなり直進の私たちの前に被せてきて曲がろうとするのは日常茶飯事。常にあっちからもこっちらからも車が来ることを想定して運転してないととんでもないです。それとブーブークラクションは常に鳴らされています。日本の秩序正しい運転にしか慣れてない人にはモロッコでも運転は無理に近い。おそらく、自分が直進なのに左折車に阻まれて永久に交差点を出られないでしょう。主人はこれまでギリシャ(かなり運転が荒いし道路が狭い。)で経験を積み、その後アルバニア、モンテネグロと道路無法地帯を経験し、徐々に「無謀運転」技術を磨いてきたので、モロッコでも難なくローカルに交じって運転できていますが、隣に乗っている私は常にひやひやです。
カサブランカの港は大きな貿易港でコンテナが立ち並ぶエリアとかフェリー乗り場しか見つからなかったので、近寄れず、お宿に向かうことにしました。
ここでもエアB&Bに泊まります。街の中心地からはちょっと離れていますが、その分安いし駐車場があるのが便利です。
餃子も2皿オーダーしたのですが、こんなてんこ盛りで、一皿で十分でした。でも美味しかったです。残りはお持ち帰りして翌朝食べましたが、冷えてても美味しかった。
相変わらず無法状態の交差点。路面電車の線路をまたいで左折ですが、3列ぐらいの車が左折を待っているのでこの状態で路面電車が来たらどうするのかな。でも信号がない場所だと逆に「みんなで渡れば怖くない」的で、この仲間に入って左折すればいいので、そいう言う意味では便利かも。
ハサン2世モスクは大西洋に面した海沿いにそびえています。
この広場には80000人が収容できるそうです。ラマダン期間にはぎっしりお祈りの人で埋まるそうです。
210メートルもあるミナレット
このモスク1986年から建設開始されて7年で完成した近代建築です。ハッサン2世が国王になった時の記念で建設開始となりました。建築デザイナーはモロッコ在住のフランス人だそうです。
でもきらびやかな装飾は見事。あっちを見てもへ~こっちも見てもへ~とうなりっぱなしでした。普通歴史的なイスラムの建物には装飾部分にも意味があったりするのですが、ガイドさんによるとここはあくまでもデコレーションだそうです。。
とこどころ柱にコーランのお祈りの文字がついてましたけど。
ハサン2世モスクは大西洋に面した海沿いにそびえています。
ちゃんとしたモスクなので、お祈りの時間をはずしてツアーで入場しないと入れません。ツアーは9時から1時間ごとにお昼前まであります。午後は3時だけ。一人14ユーロでした。10時半に着いたので11時のツアーまで隣接の博物館を見て時間を潰しますが、この博物館、ツアー待機場のために繰られたんじゃないかなっていう感じで、あっという間に見終わります。
強制はされませんでしたが、モスクなのでヘッドスカーフ着用。いつもは首に巻いてるスカーフですが、イスラム教の国にいるので念のため常備しています。
外から見ても充分でかいのはわかりますが、中にはいると本当に驚きます。でっかい!端っこがはるかかなただ。
でもきらびやかな装飾は見事。あっちを見てもへ~こっちも見てもへ~とうなりっぱなしでした。普通歴史的なイスラムの建物には装飾部分にも意味があったりするのですが、ガイドさんによるとここはあくまでもデコレーションだそうです。。
ところどころから覗けるようなっています。
室内は土足厳禁なので入り口で靴を脱ぎます。
チラッと見えるのは大西洋。
次は地下の洗い場に行きます。ここが実際の入り口で、まずは洗い場に行ってからお祈りの場所に移動するのが普通です。
地下も一階と同じぐらいの広さで、壁伝いに沢山の蛇口がありました。
こういう噴水が全部で4列ぐらいあるんですよね。とにかくでかいです。
ツアーは1時間ぐらいで終了。説明はあまりなく、ほとんど参加者の質問に答えるという感じでした。それでもガイドさんはチップを要求してきます。レストランとかではそういうのは今のところ経験してないんですけどね。ま2ユーロ程度しかあげないのでそれほど気にはなりませんけど。
次に向かったのは北アフリカで最大の規模というモロッコモール。ドーム型の建物のがあります。
いわゆる普通のショッピングモールなんですが、時間帯なのかこういうものなのか、ラバットのショッピングセターに行った時もそうでしたが、すごく空いているんですよ。週末じゃないと混雑しないのかな。
このショッピングモールの売りは、世界一大きいアクリル水槽。
地上3階建てぐらいの高さがあり、その中心にエレベーターが通っています。でもそれに乗るのは有料。小型サメやマグロが泳いでました。主人は「美味しそう」とつぶやいていた。
其れ以外は、主に洋服屋さんが沢山入っている普通のショッピングセンターです。映画館もあるようで規模は確かに大きく、端から端まではいきませんでしたが、特にお買い物の予定もなかったので、すぐ飽きてしまいました。
ランチのためにきたので、すぐにフードコートに向かいます。お馴染みのファーストフードのお店が並んだいます。
私はボーキーボール。洋風ちらし寿司みたいなもんなんですが、ニューヨーカーという名前のにしたら、蒸した海老とかアランチーニが乗っかっていた。主人はケバブを食べていました。
その後、ラバットに向けて帰路につきます。カサブランカからラバットのマリーナまでは2時間弱。午後1時にショッピングセンターを出てきてラバットの端っこに着いたのが午後3時でした。さすが首都だからなのか、ラバットは道路も広くて交通量も比較的少なく、秩序がある町です。全体的に清潔感もあるし、ラバットに来てなかったら、モロッコがこんなに気に入ってなかったかも。
あれは電車の駅。でっかい建物でデパートかなにかか?と思いました。高速電車がここからマラケッシュやその先のアガダーまで出ています。タンジェにも行けますよ。
次に向かったのは北アフリカで最大の規模というモロッコモール。ドーム型の建物のがあります。
この後の予定ですが最新天気予報では、来週水曜日までは出発できそうにありません。25日月曜日まで滞在予定でしたが、ちょっと延長する必要がありそうです。今のところでは28日木曜日あたりがいい感じ。
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