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2024年11月26日火曜日

モロッコ滞在総括&SATOMI号の航海トラッキングリンク添付

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!


本日26日の朝、ラバットを出発して一路カナリア諸島を目指す航海に出ます。予定では4日後の29日夕方にグランカナリアに到着します。モロッコには合計3週間も滞在したので、モロッコ滞在の感想をセーラー目線でまとめてみました。それとカナリア諸島までのSATOMI号の航海をトラッキングできるリンクも貼りましたので、毎日どこまで進んでいるのかチェックしてみてくださいね。

ラバットでは長さの関係でTバーポンツーンに係留でしたが、横づけなので便利でした。

<マリーナ>:
入ったことがあるのはタンジェ、ラバットの二つですが、Port Of Entryになっているのはあと1つアガダーがあります。それ以外にも漁港みたいなマリーナがあるようですが、モロッコでは一旦入国しても、毎回の港で出入国手続きをしないといけなくて、Port Of Entry以外の港に入ってしまうと、自らポートポリスやカスタムに出向かないといけなかったり、港まで来てもらったり必要があり、手続きに時間がかかることになります。Port Of Entryのマリーナはにレセプションポンツーンがあり、そこで待っていればマリーナチェックインと共に手続きも終了するので断然時間の節約になるのです。また現在アンカリングはモロッコ海域では禁止となっていて、ハーバーマスターから許可を得れば可能ですが、つまり港近くでないと無理なのです。実際は非常事態以外は許可がおりないみたいです。
タンジェとラバットを比べると、どちらもEU基準からすると格安ですが、ラバットは52フィートのSATOMI号で一日22ユーロ、これに電気水代が含まれているのでタンジェよりも安くなりました。また手続きの簡単さでいうと、タンジェでは給油したい場合、一旦給油スタンドポンツーンに係留し、あらためてすぐ隣のレセプションポンツーンに係留しなおすめんどくささがありましたが、ラバットでは、出発時、給油するならそのままそこで出国手続きもしてくれる、という非常にありがたいシステム。しかも値段もタンジェより安いです。

私たちも26日は給油してから出ます。出国手続きもついでにできるのは本当に便利。
 

ブー・レグレグは川の中ですが潮の高低差が数メートルあるので、入港時にタイミングを計るのが重要。このあたり奥の方の船は干潮時は陸の上です。

<各都市の雰囲気>:
タンジェジブラルタルのすぐお向かいなので、ヨーロッパの国にいるのとあまり雰囲気に違いがありませんでした。ヨッティ―目線でいくとおそらくマリーナから徒歩移動できる半にの便利さや公共交通機関の充実が需要だと思います。タンジェはマリーナがちょっと街から離れているのですが、バスに乗るほど離れていないのでメディーナに行くのに30分弱歩くことになります。

ラバットはスーパーがすぐ近くにあり、レストランもマリーナ付近に集中しているのですごく便利。さらに徒歩5分ぐらいで路面電車の駅があるので市内観光にとても便利です。首都だけあって、小奇麗で落ち着いててほどよくヨーロピアンなのに、本格的メディーナがあちこちにあるのでいかにもモロッコを実感できます。

ブー・レグレグ(ラバットマリーナ)の周りは新興住宅街。
モロッコドレスは暑い日にはぴったり!

カサブランカは普通の都市っていう感じで、しかも非常に混雑していて名前が売れている割にはそれほどいいとは思いませんでした。一日あれば十分という感じ。ちょうどラバットとマラケッシュの間(地理的にもですが)という感じ。港は商業港しかないので個人のヨットではいけません。その手前に小さな漁港がありますが、そこに係留するぐらいならラバットから高速電車で行く方が安心便利だと思います。メディーナには営業時間に行かなかったのですが規模やお店の外観からすると観光用というのが強い印象でした。

マラケッシュはアフリカ大陸にきたぞ!という雰囲気がひしひしとする、常に砂埃や車の排気ガスで空気があまりよくありませんでした。一大観光都市なので常に賑やかでベルベル人の文化の方が強くヨーロピアンな感じは少なかったです。道路は常に渋滞しており、どこに行ってもうるさくて長居はしたくないな、という感じでした。内陸なので、ここに来たい場合はタンジェかラバットに船を置いて高速電車でやってくるのがベストかも、です。メディーナの規模はかなり大きかったのですが、値段はちょっぴりラバットより高かったです。でもモロッコに来たならカサブランカを飛ばしてでもマラケッシュは見ておく方がいいな、と思いました。それに砂漠ツアーに行きたかったら、マラケッシュ発が一番近いですし。

<モロッコでの運転>:
ラバットで初めてレンタカーを借りたので、タンジェにしてもラバットにしても道路が広くて運転しやすそう、と思っていたのですが、マラケッシュに行ってからがらっと印象が変わりました。交通ルールは存在するのか?特にランドアバウト内では外側からいきなりウィンカーもなしでぐいぐい被せて内側によってきます。また直進車両を無視していきなり目の前を右折したり左折されたりするので鋭い反射神経が必要です。そしてちょっとでも信号が変わって発進が遅れるとあっちこっちからクラクションの波がやってきます。よほど荒れた運転に慣れていない限り、ラバット、タンジェ以外では運転は厳しいいと思いました。

ラバットではちゃんと車線もあるし、それに収まって運転してますが、マラケッシュではそうはいかない場合がほとんどでした。

<物価と両替>:
1ユーロが10.75ディリム前後で、レストランで外食した場合でもメインディッシュが250DHを超えることはあまりありませんでした。勿論お高級レストランは別ですけど、一般的なレストランはイタリア料理とかでもせいぜい150DHぐらい。マリーナ代が40フィート以下の船だったら多分一日10ユーロ代なので国全体の物価はユーロで計算すると非常に安いと思います。スーパーでも、4日間クルージングのために食力を買い溜めしましたが、それでも160ユーロぐらいで収まりました。

お茶はアラブのウィスキーと言われているぐらいよく飲まれているので、種類がこんなにあった!

大型ショッピングセンターもあって、ヨーロッパの他の国と比べて遜色なし。お馴染みブランドのショップもありました。

フードコートで食べた牛肉ラーメン。スープの味はなかなか美味しくて普通にラーメンのスープだったんですが、麺がねぇ・・・ブチブチ切れる茹ですぎパスタみたいだった。
これは高い方で、10ユーロちょっとしたかな。


別の日に違うお店で寿司を試しましたが、サーモン握りは二つあって、なかなかネタは新鮮で美味しかったです。このセットは85DHなので10ユーロ以下。

ラバット最終日にマリーナ付近のモロッカンなお店で朝食をしました。

スープ、パン、ハムエッグに飲むヨーグルト、オレンジジュースとホットドリンク付きで75DH、つまり7.5ユーロぐらい。モロッコ料理は全体的に安いですし、ラバットマリーナ付近のレストランは全体的にそれほど高くないです。タンジェマリーナより断然安いしお店も多いです。



両替ですが、マリーナとかスーパー、ショッピングセンターやおしゃれ系レストランだったらクレジットカードは問題なく使えましたが、一般的なお店、カフェやローカルレストランの場合は圧倒的にニコニコ現金払いが普通です。ユーロも普通に通用しますが、その場合どこでも1ユーロ10ディリムで計算されちゃうので、両替所よりも損なんですよね。なのでタンジェにいた時と、マラケッシュに向かう途中でユーロをディリムにまとまった金額両替しておきました。両替率はそれほど悪くなくて、生レートよりも数十セント違うだけぐらいでした。マラケッシュに行く途中の地方都市の両替所では、両替レート自体を交渉できたのでさらにお得でした。地方都市でも空港が近くにあったので両替所があったみたいです。予め生レートをネットで調べておくと安心です。ちなみにタンジェはマリーナ付近の道路沿いに何軒も両替所がありましたが、全部同じレートだったのでぼったくりの心配はなさそうでした。

あとお買い物時の値段交渉ですが、メディーナなどのマーケットでは値段交渉できますが、ヨーロピアンなお店ではだめです。カーペットを半額以下で買いましたが、それでも相手に利益がなければ応じてくれないので、ダメもとで半額の値段を言ってみてもいいと思いました。だいたい複数買うと値引きはしてくれます。ちなみにマラケッシュのメディ―ナ、ラバットのお店と比べたら値引き自体はすんなり、むしろお店のひとからオファーしてきたりするんですが、もともとの値段がちょっと高いと思うんで、最終的には同じぐらいかちょっぴり高いかぐらいでした。ただマラケッシュの方が旅行者に好まれるお洒落なデザインのものが多かったかも。


ラバットはマリーナのすぐ近くに何か所もカスバ(城塞都市)があります。


それぞれ規模も大きくて、実際の一つの街がすっぽり城壁の中に納まっています。




一番長く滞在したので勿論ひいき目100%なんですが、ラバットがセーラーとして一番居心地がいいです。タンジェはまだまだヨーロッパにいるような気分が抜けなかったし、見どころもメディーナ以外にあまりなかったし。でもラバットはマリーナからハッサンタワーを毎日眺めたり、徒歩で普通の地元の人が買い物に行くメディーナとかに行けます。首都なのでロイヤルパレスがあるからか、全体的に秩序があり清潔感があります。それとマリーナで言えば、ポンツーン付近は常にセキュリティーの人が巡回していたり、ポンツーンも毎日水で洗ってくれたりしていて本当に気持ちく滞在できたんですよね。長期で船を放置しておいても全く不安がありませんでした。ちなみにラバットにもクレーンがあって陸置きができます。
あまり日本人セーラーには知られていないのかもしれませんが、係留費の安さ、物価の安さに安全性を考えるとモロッコのラバットで越冬するのも悪くないじゃないかな、と思います。カナリア諸島に向かうにしても、ラバットまで南下してきてから行く方が夏の間がピークのオルカ攻撃エリアも避けることができますし。

何よりモロッコ滞在を心地よく過ごせたのはモロッコ人の優しいさと一方先を行くようなおもてなしの心。こちらがお願いする前に「〇〇しましょうか?」と手を差し伸べてもらった事が沢山ありました。そういう気遣いは日本人にはとても居心地がいいです。

ということで、11月26日、朝10時半にはブー・レグレグマリーナを出てカナリア諸島に向けて航海開始します。スターリンクは今回はアクティベイトしていませんが、イリジウムGOは発信していくので、以下のリンクをクリックしていただくとSATOMI号の居場所がわかりますよ。

この先数日間ブログの更新はありませんが、毎日位置確認でこのブログ記事に戻ってきていただき、SATOMI号の居場所を確認したら、ついでに「ペーパークラフト」ボタンもポチっとしていただくと、次に更新した時もブログが埋もれちゃわないと思うので、よろしくお願いいたします。


そしてこれが計画した航路です。


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2024年11月25日月曜日

風予報だけじゃなく航路まで自艇情報でプログラムしてくれるデーターハブ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



数日間に渡る長距離航海の場合、一番の気がかりは航海途中の天気の変化。イリジウムGOを新しく購入するにあたりPredictwind社のデーターハブパッケージを思いきって導入しました。データーハブがあればSATOMI号の船の特徴やサイズを考慮してカナリア諸島までの4日間の航海、天気だけじゃなくどの航路でいくのが一番いいのか4つのパターンで計画してくれるのです!

来年1月の大西洋横断は、バイキングラリーという最高でも25艇までの小さなラリーに参加して行います。ラリー費用も比較的安価ですが、参加にあたりイリジウム・GOの搭載という以外は、安全対策は各艇の責任において、ということなので縛りが少ないのも気に入ってる理由です。

当初はインターネットさえつながれば、随時風天気予報をネットでチェックできるのでスターリンクさえあれば充分だと思っていたので、イリジウム・GO(サテライト通信システム)を別に新たに購入するのは、ちょっとねぇ~と思っていました。でもイリジウムGoについて知れば知るほど、ポータブルのサテライト電話機能という面で、持ち出し不可能なスターリンクにはない機能があり、万が一ライフラフトに乗り移らないといけないような事態が発生した場合でも救助要請できたり、電池がある限り位置発信も続けれるので安全面のバックアップとして有効だな、と納得できました。

でも実際はそれ以上にもっと便利だったのだ!

まずイリジウムGoを購入するにあたり、バイキングラリーお勧めのPredictwind社が販売しているデーターハブというミニコンピューターとセットになっているパッケージを選びました。Predictwind社から買わなくても、勿論いいのですが、そのおかげでバイキングラリーメンバー専用サポートスタッフがついてくれて、使い方ウェビナーを開催してくれました。それで主人は無料バージョンでは得られなかった素晴らしい機能の存在と使い方を知ることができました。今後も使い方サポートは続いていきます。これだけでもバイキングラリーに参加した価値があった気がします。それにPredictwind社ってニュージーランドの会社なんですよね。2009年当時オーストラリア海域を航海していた私たちは、当時はまだ風予報のアプリなんかはなくて、そもそもネット自体が陸上でもオーストラリアでは通じてないエリアがかなりあったんですよ。スマホも当時は今ほど普及してなかったし。アプリなんてとんでもない!で、当時ニュージーランドに天気予報から長距離航路を計画してくれる人がいる、というのがセーラーの間では有名で、世界中の長距離セーラーが彼のサービスを利用していました。もしかしたら今、その人がPredictwind社に関わっているかも?

オーストラリアンバイトと呼ばれる西オーストラリアから南オーストラリアへの一週間連続航海をした時、私たちが頼っていたのは政府の気象庁の予報を無線で聞くこと。航海途中はそれができないのですが、ハイパワーのアンテナを持つ南オーストラリアカンガルー島のボランティアの人と、同じく南オーストラリアポートリンカンにいるボランティアの人と一日2回時間を決めて、天気予報を教えてもらい私たちの安全確認を無線で行っていました。彼らはメルボルン―大阪レースでもサポートしてくれている人たちです。

そんな時代から今、年間購読料はかかりますが、自分の船のモデルやサイズを登録するとそれに合わせて、航海に出た時の揺れ具合とか不快具合まで予測して航路を計画してくれるのです。出発日も4日間示してくれるので、その中から一番いいのを選べるのです。

あらゆる風予報や波の状況などを計算して平均を出してくれます。

船がどれぐらい不快になるのかも%で示してくれます。なので4日間のうち一番いい出発日を選ぶことができるのです。


警戒予報もわかります。

これはイリジウムGOとは直接関係なくて、イリジウムGoがなくてもPredictwind社のデーターハブは単独で購入できます。ですがイリジウムGoを含めたパッケージは1500USドルでした。

このデーターハブというのは、単独のミニコンピューターのようなもので、データの取得をイリジウムGOやスターリンクを通じて行います。そのデータに基づいて航路を編み出してくれるんですね。なので通信できている限り常に天気や航路のアップデートをしてくれるわけです。なので初期投資以外に毎月の購読費がかかります。それは70USドルぐらいです。購読は月ベースなので長距離航海をしない期間はストップすることができます。

Predictwindの風予報アプリは無料バージョンが有名で、私たちもこれまでそれを利用してきました。でも無料バージョンはデーターを示してくれるだけなので、それを自分達で解釈して結論を出します。これがなかなか難しいのだ。オーバーナイト程度の航海だったら出発前に確認しておけばまあ大丈夫だし、たとえ外れても24時間過ぎれば目的地の港やアンカレッジにたどり着けるわけです。(外れることの方が多かった気がしますけど。それは私たちのデーター解釈力が原因だと思います。)

携帯アプリもあります。この二つはPredictwind社のデーターハブパッケージを購入している人にしか使えないアプリです。


データハブがなくてもPredictwinアプリの有料バージョンにすれば航路プランニングする機能がありますが、それには船のモデルのよっての波の影響、どれぐらいアップダウンがあるか、どれぐらい横揺れするかなどの詳細な情報は得られません。

情報解析が自分でできればそれが一番なのでしょうが、波の高さ、間隔から自分の船のモデルだったらどういう動きをするのか、どれぐらいピッチングするのかなどを予想するのはかなり難しいと思うんですね。今までは主に風の強さと方角を中心に航海プラニングしていて、波の高さと間隔もある程度は考慮していましたが、それがどんな影響をSATOMI号が受けるのか、まではわからずおおよその想像でした。そのため実際に出発してから予想以上に波が大きくなっていて揺れも激しくなってもじっと我慢の子だったのです。でもデータハブがあれば、各時点で波の影響などをSATOMI号の船体データを加味して、航路を決めてくれるのでより不快感が少ない航路を表示してくれます。それによって出航を見合わすこともできます。船体データは長さとかキールのサイズとかという一般的な数字だけではなく、ちゃんと船のブランドやモデルを登録することで船体の形や風や波に対してのパフォーマンスのデータも考慮してくれるのです。

まだまだ使いこなせていないと思いますが、ラバットからカナリア諸島までの航路で初めて試してみます。11月24日お昼現在の時点で、一番いいのは11月26日火曜日出発となっています。これだって風予報だけを見て考えていた時は出発は28日以降かなって思ってたから大違いです。

という事で明日26日の朝10時過ぎにモロッコを出発します。グランカナリア到着は4日後の29日の夕方の予定です。久しぶりの2日以上連続航海が今から楽しみで仕方ありません。

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2024年11月23日土曜日

世界で2番目に高いミナレットに北アフリアカ最大のショッピングモールーカサブランカ観光

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと地中海船上生活レポの世界にようこそ!





砂漠ツアーから戻った翌日は、マラケッシュから車で2時間半ほどの場所にあるカサブランカに移動しました。カサブランカはラバットへの帰路上に位置します。映画のタイトルで有名なカサブランカですが、とっても近代的で車の運転の仕方をのぞけばモロッコにいるのを忘れてしまうぐらい。

一説では世界で3番目に大きいハサン2世モスクですが、Wikipediaでは14番目に大きいとなっており、かなり違いがあります。アフリカでは機能しているモスクの中では最大。

11月20日(水):砂漠ツアーの疲れもあり、マラケッシュはお昼ちょっと前にゆっくり出発しました。高速に入る前の道路沿いに陶器の露店があり、ついつい引き込まれてしまいました。

色とりどりの陶器が沢山。中でも調味料とかをちょこっと出すのに便利なサイズのミニタジン型の入れ物がすっごく可愛くてお土産用に数個買いました。これなら軽いから持ち帰る時にもあまり負担になりません。

自分用に他にもお皿とかタジン型入れ物を買いましたが、本物の料理ができるタジンも買っちゃいました!直接に火にかけられます。ま、要は土鍋ということですけどね。調味料も買っているので野菜をふんだんに入れてご飯も入れて炊き込みご飯風にしてみたいと思います。

これは直径10㎝ぐらいのタジン型入れ物。オリーブとかちょっと出すのにぴったりのサイズ。

その後高速に入ってひたすらカサブランカに向かい北上します。途中砂漠っぽい何もない場所を結構走りました。


高速に入ってから1時間半ぐらいしてマクドナルド発見。出発時には軽くヨーグルトぐらいしか食べていなかったので、すでに2時半ぐらいとなっておりお腹ペコペコ。普段はマックに反対な私ですが、この看板を見たらなんかひかれてしまった。

各国のマックは、ちょこっとずつ違いがありメニューもご当地ものがあって、食べ比べが面白いのです。インテリアはおしゃれな感じでしかも清潔感がありました。オーストラリアのマックより掃除が行き届いているなぁ。

私は「ロイヤル」にひかれてロイヤルチーズバーガー。

どこがロイヤルなのかな?と思ったのですがお肉のサイズが普通よりでっかかかった。一般的にクォーターパンダ―と呼ばれているものと同じかも。それよりはピクルスの量が少なかったけどね。でも美味しかったです。スペインのアルメルマル付近のショッピングセンター内のマクドナルドで「エキストラチーズバーガー」というのを食べましたが、あれはまずかったなぁ。ちなみに私の中で一番マックらしくなかったのはイタリアのシシリーのマックです。バーガーのバンが違っててやたら甘かったのだ。主人は勿論ビッグマック。ミールにするので、私は飲物やフレンチフライをお裾分けしてもらいます。

午後3時半、カサブランカ郊外に到着。こんな面白い建物があった!

ブリッジみたいになっててその下にまた別の建物が縦にならんでます。土地の関係でこんな風に建設したのかな?

取り合えず港を見に行ってみようということで、街の中心をつっきっていきことに。遠方からでもひときわ目に着いた白い建物は、Sacret Heart大聖堂。でも今では教会としては機能していないのです。

1930年代のキリスト教教会ですが、現在では教会としては機能しておらず、祭壇なども取り外されてイベント会場にみたいになっているんだそうです。特に訪問する気はなったけど、イスラムの国にキリスト教の大聖堂なんて、と思って期待して入ったらさぞかしがっかりしたことでしょう。

それにしても、マラケッシュ、カサブランカと共に驚いたのは、運転事情。こんな都会なのに荷台に人が乗っかって平気でポリスの前を走っていました。つまりこれは交通違反ではないということです。

ラバットではあまり感じなかったのですが、マラケッシュやカサブランカは交通量が半端ないだけじゃなく、路線を無視してあっちからもこっちからも横から車が出てくるのです。特に左折する時は信号がある場所でも交差点の真ん中に左折待機スペースがあるわけでもなく、3列ぐらいに車が交差点の真ん中で固まっています。しかも直前に右隣りの車線からいきなり直進の私たちの前に被せてきて曲がろうとするのは日常茶飯事。常にあっちからもこっちらからも車が来ることを想定して運転してないととんでもないです。それとブーブークラクションは常に鳴らされています。日本の秩序正しい運転にしか慣れてない人にはモロッコでも運転は無理に近い。おそらく、自分が直進なのに左折車に阻まれて永久に交差点を出られないでしょう。主人はこれまでギリシャ(かなり運転が荒いし道路が狭い。)で経験を積み、その後アルバニア、モンテネグロと道路無法地帯を経験し、徐々に「無謀運転」技術を磨いてきたので、モロッコでも難なくローカルに交じって運転できていますが、隣に乗っている私は常にひやひやです。

カサブランカの港は大きな貿易港でコンテナが立ち並ぶエリアとかフェリー乗り場しか見つからなかったので、近寄れず、お宿に向かうことにしました。

ここでもエアB&Bに泊まります。街の中心地からはちょっと離れていますが、その分安いし駐車場があるのが便利です。

ミニテラスもありました。キッチンもある普通の1ベッドルームのアパートです。

夕食は中華が食べたくなって、車で10分弱の場所のお店に行きました。他のお客さんがみんな中国人なので人気のお店かも。

それもそのはず、量が半端なく多い!前菜用にスープと思ったら、なんとこれ家族用の土鍋ぐあいのサイズなんですよ。しかもたったの4ユーロ。これ軽く4~5人でシェアできるサイズです。二人では食べ切れずお持ち帰りしました。
餃子も2皿オーダーしたのですが、こんなてんこ盛りで、一皿で十分でした。でも美味しかったです。残りはお持ち帰りして翌朝食べましたが、冷えてても美味しかった。

そのあと腹ごなしに車は置いたたまま、30分ぐらい歩いてメディーナに行きました。でも着いたのが9時ちょっと前。メディ―ナのお店は9時閉店だったので、ほとんどのお店がすでに店じまい。でもお店の外観だけから判断すると、これまで行ったメディーナの中では一番、観光地風なメディーナみたいでした。散々メディーナには行ってるので悔いはなし。

11月21日(木):カサブランカの観光スポットは・・・というと実はあまりないのだ。ハサン2世モスクが有名なので、そこは外せないと思い行ってみました。
相変わらず無法状態の交差点。路面電車の線路をまたいで左折ですが、3列ぐらいの車が左折を待っているのでこの状態で路面電車が来たらどうするのかな。でも信号がない場所だと逆に「みんなで渡れば怖くない」的で、この仲間に入って左折すればいいので、そいう言う意味では便利かも。

ハサン2世モスクは大西洋に面した海沿いにそびえています。

ちゃんとしたモスクなので、お祈りの時間をはずしてツアーで入場しないと入れません。ツアーは9時から1時間ごとにお昼前まであります。午後は3時だけ。一人14ユーロでした。10時半に着いたので11時のツアーまで隣接の博物館を見て時間を潰しますが、この博物館、ツアー待機場のために繰られたんじゃないかなっていう感じで、あっという間に見終わります。



この広場には80000人が収容できるそうです。ラマダン期間にはぎっしりお祈りの人で埋まるそうです。



210メートルもあるミナレット


このモスク1986年から建設開始されて7年で完成した近代建築です。ハッサン2世が国王になった時の記念で建設開始となりました。建築デザイナーはモロッコ在住のフランス人だそうです。


強制はされませんでしたが、モスクなのでヘッドスカーフ着用。いつもは首に巻いてるスカーフですが、イスラム教の国にいるので念のため常備しています。

外から見ても充分でかいのはわかりますが、中にはいると本当に驚きます。でっかい!端っこがはるかかなただ。


でもきらびやかな装飾は見事。あっちを見てもへ~こっちも見てもへ~とうなりっぱなしでした。普通歴史的なイスラムの建物には装飾部分にも意味があったりするのですが、ガイドさんによるとここはあくまでもデコレーションだそうです。。

とこどころ柱にコーランのお祈りの文字がついてましたけど。


地下にはお祈りの前に体を清める足洗の場所があります。

ところどころから覗けるようなっています。

室内は土足厳禁なので入り口で靴を脱ぎます。


これが一番奥の正面。祭壇なのかな。ここでお祈りのリーダーがお祈りの指揮をするのです。


チラッと見えるのは大西洋。

バルコニー席があるのですが、そこは女性エリア。モスクでは男女別々になり、入り口も女性は外から直接2階に上がる入り口があります。モスクによっては女性禁止の場所も実際は多いです。女性エリアには5000人収容できて、一階(男性エリア)には25000人収容できます。外には80000人だから合計で10万人もの人が一斉にお祈りできるスペースがあるんですね。


次は地下の洗い場に行きます。ここが実際の入り口で、まずは洗い場に行ってからお祈りの場所に移動するのが普通です。

どこもかしこも大理石で埋まっており、まるで宮殿のような豪華さ。




地下も一階と同じぐらいの広さで、壁伝いに沢山の蛇口がありました。

真中には噴水があって、そこも洗い場だそうです。洗うのは足だけではなく、まず手を洗い腕を洗い、口をすすぎ、鼻もの中も洗い、頭から水もかけるそうです。そして最後が足。

こういう噴水が全部で4列ぐらいあるんですよね。とにかくでかいです。

ツアーは1時間ぐらいで終了。説明はあまりなく、ほとんど参加者の質問に答えるという感じでした。それでもガイドさんはチップを要求してきます。レストランとかではそういうのは今のところ経験してないんですけどね。ま2ユーロ程度しかあげないのでそれほど気にはなりませんけど。


次に向かったのは北アフリカで最大の規模というモロッコモール。ドーム型の建物のがあります。


いわゆる普通のショッピングモールなんですが、時間帯なのかこういうものなのか、ラバットのショッピングセターに行った時もそうでしたが、すごく空いているんですよ。週末じゃないと混雑しないのかな。

このショッピングモールの売りは、世界一大きいアクリル水槽。


地上3階建てぐらいの高さがあり、その中心にエレベーターが通っています。でもそれに乗るのは有料。小型サメやマグロが泳いでました。主人は「美味しそう」とつぶやいていた。

其れ以外は、主に洋服屋さんが沢山入っている普通のショッピングセンターです。映画館もあるようで規模は確かに大きく、端から端まではいきませんでしたが、特にお買い物の予定もなかったので、すぐ飽きてしまいました。

ランチのためにきたので、すぐにフードコートに向かいます。お馴染みのファーストフードのお店が並んだいます。


私はボーキーボール。洋風ちらし寿司みたいなもんなんですが、ニューヨーカーという名前のにしたら、蒸した海老とかアランチーニが乗っかっていた。主人はケバブを食べていました。

その後、ラバットに向けて帰路につきます。カサブランカからラバットのマリーナまでは2時間弱。午後1時にショッピングセンターを出てきてラバットの端っこに着いたのが午後3時でした。さすが首都だからなのか、ラバットは道路も広くて交通量も比較的少なく、秩序がある町です。全体的に清潔感もあるし、ラバットに来てなかったら、モロッコがこんなに気に入ってなかったかも。

あれは電車の駅。でっかい建物でデパートかなにかか?と思いました。高速電車がここからマラケッシュやその先のアガダーまで出ています。タンジェにも行けますよ。

SATOMI号に戻って来た時は4時ちょっと前でした。一週間ぶりの我が家はやっぱり落ち着くなぁ。

この後の予定ですが最新天気予報では、来週水曜日までは出発できそうにありません。25日月曜日まで滞在予定でしたが、ちょっと延長する必要がありそうです。今のところでは28日木曜日あたりがいい感じ。

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