2025年1月15日水曜日

破損したスピニカポールカップトラックを特注!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



前日お願いしておいたスピニカポールカップのトラック、なんとたった1日で新調されて戻ってきました。新しいのはステンレススティール製なので、前のよりうんと頑丈です。しかも懸念事項だった内側の滑り止め部分までちゃんと付けてくれていました。


1月13日(月):お天気良好だったので、潮落とし成分が入った洗浄液を使ってSATOMI号をシャンプ―!潮を落としただけじゃなく、ラス・パルマス到着直後に洗ったきりで溜まっていた埃汚れもきれいになりました。ま、次に航海に出たらまた同じ事の繰り返しですけどね。
でもマイクロファイバーをシャンプー液につけて洗い落とす方法に変えたら、デッキブラシを使っていた時よりも時短で綺麗になることがわかったので、最近では船体洗いもそれほど気にならなくなってきました。

洗浄を終えてから、ちょっと街に繰り出します。13日はケープ・バーディ―の独立記念日で祝日なのです。メインストリートがにぎやかな雰囲気だったので、見に行ってみることに。

マリーナのポンツーンの一つにこんな手漕ぎボートが係留されています!こんなに小さいけどこれで大海を横断する人いるんですよねぇ。この後カリブ海まで行くのかな?

大通りではミリタリーのパレードがありました。マーチングバンドの音がしましたが、実際のバンドではなくスピーカーから流れていました。

ポルトガル領だったケープ・バーディ―は言語は今でもポルトガル語ですが、現在は完全なる自治国で、アフリカ地域では一番安定している民主主義の島国だそうです。


その後メインストリートのちょっと先まで歩ていくと、マーケットを発見。お土産物や雑貨などを売っていますが、カラフルで面白そうでした。

取り合えず今日は下見程度です。この近くにガスボトルを充填してくれる会社があるらしいので、後日また来ることになります。

ランチの場所を探してメインストリート沿いをマリーナの方にもどっていったら3階建ての建物の屋上がレストランになっているお店を見つけました。入口には小さな看板が出ているだけなので見落としがちです。

でもお店からの眺めは最高!マリーナが一望できるのです。

お店はトロピカルなムードで一杯。なかなか広いお店でした。



主人も私もチキングリルをオーダーしました。サイズもガッツリで、付け合せはサラダ、ライス、ポテトから選べるのですが、ライスとポテトを追加。

味付けがとっても美味しくて、グリルの香ばしさも伴い、すごく満足いくランチでした。でもお値段はたったの14ユーロ!今のところレストランは外れたことがありません。チキンは食べ切れなかったので私はライスと共にお持ち帰り。翌朝の朝ごはんとなりました。

さて、お願いしていたスピニカポールのトラック、日曜日にもかかわらずすぐ来てくれた職人さん、13日の午後には出来上がると言われていたのですが、正直あまり信じてなかったのですね。でも大間違い。祝日にもかかわらず、ちゃんと夕方5時ちょっと前に戻ってきました!これが特注新調したトラック。ちゃんと内側には滑り止めも設置されています。ステンレスなので、前の鋳物のより断然強固です。ネットで似たような製品を調べたら値段が1000ユーロを下らないものばかりだったのですが、なんと工賃材料費込で、たったの230ユーロ程でした!激安!!!

で、新しいトラックをはめ込むためにはマストについてるレールの一番したのストッパーを外さないといけないんですが、ボルトが劣化していて全然外せなかったのです。で職人さんに壊さずにやれるか見てもらったら「大丈夫できるよ。」とのこと。早速ハンマーとドライバーで取り掛かってくれました。でも家で持っているドライバーのサイズが、最大のものでも小さかったらしく「明日自分のドライバーを持ってくるね。」と出直してくれることになりました。さらにそれを止めるボルトも手持にあるということで、持ってきて来ることに。

あ~本当に良かった!週末に到着したのにたった2日で問題解決しちゃいました!ちなみにマリーナにあるサービス取次会社からは、最初の「仕事依頼受け付けました」のメール以降、14日の火曜日になっても応答なしでした。でもいいもんね、解決しちゃったから。

こんなに早く仕事が進んだのは地元の職人さんとVEラリースタッフ(彼自身もヨッティ―)がコンタクトがあるからこそ。もし私たちが個人で大西洋横断を試みていたとしたら、きっとこの職人さんをすぐに探すことはできなかったはず。(言葉の問題もあるし)で仕方なくマリーナにある取次サービスの会社に依頼することになり、もしかしたら1週間以上時間を無駄にすることになったかもしれません。そう思うとラリーに参加したメリット、さらに実感しました。

ちなみにラリー参加艇の中には、もっと深刻な故障を抱えている船が数隻いるんです。ウォーターメーカーのモーターが故障してしまったり、セールに不具合が出ていたり・・・と予定されいてる17日の出発には間に合わないようで、滞在が一週間以上になるかもしれないそうです。それを思うとSATOMI号の故障は少なくとも、直せなかったとしても出港を見合わせるほどのものではなかったので、ラッキーでした。ラス・パルマス出発直後にラダーに故障が発生した船もいて、ラス・パルマス出発自体が遅れていまだミンデロに到着していなかったりするんです。それとは対象に、17日以降の天気が気になったのかなんど13日に先に出発してしまったキャタマランもいます。

ラリーとはいえ、必ずしもグループ行動する制約はなく、自分達の判断で出発日を決める自由もあるのです。

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