2025年1月3日金曜日

仕事はじめはジェネレーターテスト&新鮮寿司三昧

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!




1月2日の仕事始めは、お正月気分が半分だったので朝から本格的に作業!という感じではなくゆる~くスタートでした。午後はアジアンショップに買い出しに行ったついでに「サクラ寿司」に立ち寄りました。寿司は当分ありつけないかな、と思い夕食用にテイクアウトも。もう準備万端じゃんと思っていたら、夜になってカリブ海域のチャートがヤバイことが発覚!さあどうする?!

1月2日(木):朝ごはんの後主人がな何やら外でごそごそし始めました。もう修理作業は残ってないはずだけどねぇ。

私は朝食が遅く10時頃からやっと食べ始めたのですが、前日のお家ディナーの残りとご飯を電子レンジでチンしようと思ったら、陸電が切れているのに気が付きました。あれ?っと思ったら外から「ブーン」という小型エンジンみたいな音がきこえてきたのです。

デッキに出てみると、オレンジ色のジェネレーターを主人が稼働させていました。それを陸電のソケットにつなげてて、ハウスバッテリーを充電しているようなのです。

実はこのジェネレーター、スペインアルメルマルにいた時に新しく買ったもので実際にはまだ一度も使ったことがなかったのです。4年前に買ったジェネレーターはサイズが一回り大きくて、しかも音がものすごくうるさく、さらに充電スピードも遅かったのでほとんど使ったことがなかったのです。ほとんど、というより一回しか使った記憶がない。キオス島の無料マリーナでメルティミをやり過ごすために4日間係留したのですが、無料マリーナ(廃墟マリーナ)なので水道は出ても電気は通じてませんでした。季節が10月になっていてソーラーパネルがあまり稼働しなくなってきたのと、曇りや雨がちだったので3日目あたりからハウスバッテリーが減って来て充電の必要が発生。後にも先にもその時一回しか使った記憶がありません。というのも音がすごくうるさくてその割に充電に時間がかかったの、結局30分ぐらいエンジンを付けて充電した方が便利だったからです。

で、ほとんど使ったことがなかったジェネレーターですが、アルメリマルに数週間滞在した機会に新しいものをオーダーしておいたんですね。古いのはシップシャンドラーに引き取ってもらいました。
新しいのは前のよりも小型で、発電中の音もうんと静かでした。テストのためにジェネレーター稼働時に電子レンジや電気ポットを使って見たんですが、さすがにそうすると音が大きくなり、ひっしで発電しているのがわかりました。なので、電子レンジなんかはハウスバッテリーを充電しきったあとインバーターを付けて使った方が効率が良いことがわかりました。たんにハウスバッテリーを充電するだけならうるさすぎず、このジェネレーターで十分なことがテストをしてみてわかりました。


青い小さい表示が陸電による充電具合を示しています。陸電に繋げている時と同じ様な数値が表示されました。

ジェネレーターテストの結果は大満足でしたが、おそらく今後もジェンレーターを使用する機会は少ないと思われます。わざわざスターンロッカーから取り出し接続しないといけませから。大西洋横断中に充電する必要が発生したらエンジンを30分程度付ければいいだけなのだし、今はリチウムバッテリーなので30分もかからないと思われます。でも今後カリブ海滞在中は今まで以上にアンカリングだけになると思われるので、ジェネレーターはあれば便利だし最後の砦って感じ。


ジェネレーターテストが終了しても主人は外でごそごそしていました。見に行くと、今度はスピニカポールをはめ込むソケットの高さをかえるラインを交換していたのです。特に消耗が激しかったわけではありませんが、前オーナーから引き継いだものをずっと使っていたので、念のため交換しました。交換したラインも新品ではなく、ジェノアシートとして使っていたものの端っこです。

午後1時半すぎ、街に繰り出しました。すでに何回も食料買い出しに行ってますが、アジアンマーケットでの買い出しはこれが最後です。ついでに「サクラ寿司」でランチをしました。
和室の個室もあってかなり雰囲気は和風です。

ここにはラス・パルマス滞在2日目のディナーで来たのですが、正直その時の印象はあまりよくなかったのです。お寿司自体は悪くなかったのですが、夜の部開店直後に行ったのでお店が準備しきれてなかった感じで、ウェイトレスさんの一人がついさっきまでモップをかけていたスペイン人の女性で英語が全く通じずだったのです。明るくて態度が悪かったわけではないですが、なんかおぼつかない感じのサービング。もう一人年配のアジア人女性がいましたが、その方は英語は多少わかりましたが、なんか愛想がなくてぶっきらぼうだったんですよね。で、それ以来来ていませんでした。でももう一つのジャパレスの「アキラ寿司」は創作寿司っていう感じで私はあまり好みじゃないんですよ。マグロやサーモン握りとかの一般的な寿司は「サクラ寿司」の方が質がいい。何よりも巻きずしで使われている海苔が、サクラ寿司の方が質がいいものなんです。海外の寿司店はおうおうにして「海苔」の質が悪く、色も紫がかったものを使っていることが多いんですよね。アキラ寿司もそうでした。でもサクラ寿司では香りがよくて青々しい海苔なんですね。

ランチタイムに来たのは初めてなんですが、メニューが新年で一新したみたいで(中身は変わってなかったけど)写真つきで見やすくなっていました。何よりスタッフが違っていて前回いた年配のアジア人女性もいましたが、彼女よりも立場が上、と思われる別のアジア人女性がいたんです。その人は英語も上手で明るくて笑顔が素敵で接客が上手でした。もしかしたらオーナーかな?とにかく「歓迎された。」気分だったんですね。

ランチは午後4時半まで。ランチタイム弁当ボックスメニューもあります。

主人が「普通にお寿司が食べたい。」といったので「松」盛り合わせ。私は朝食が遅かったのであまりお腹が空いてなかったので主人とシェアで十分でした。

あ、でも私は別に軍艦をオーダーしてましたけど。一見イクラに見えますが、実際はサーモンを細かくカットして「漬け」にしたものが乗っているだけです。でも海苔がパリパリで風味がよく、美味しかった!
お腹いっぱいになってたんですが、もうこれで当分寿司を食べれないかもと思ったら、ディナー用にテイクアウトもしちゃいました。

アジアンマーケットに行きたかった理由はこれ。5キロのジャスミンライスをゲットです。タイ米のジャスミンライスですが、タイ人らしき人がレジをやっているお店でどれが美味しいか聞いたら、このブランドを教えてくれたのです。最初は5キロ袋を2個買おうと思ってましたが、手元にまだもち米や寿司用米、別ブランドジャスミンライスがそこそこ残っているので5キロにしておきました。お米虫よけと共にこのボックスに入れて保管しておきます。

他には白菜、でっかい生姜にポン酢、豆板醤、酢豚ソース、おたふくソース(お好み焼きは作らなんですけどね。)に韓国ふりかけを買いました。白菜は2/3ほど冷凍保存し、残りは浅漬けの素でお漬物にしておきます。

さて、着実に準備が進んでいるぞ!と思っていたら、主人がいきなり「ヤバイ、カリブ海のチャートが入ってなかった!」と言い出すではありませんか!

実は私たちのチャートプロッターに入っているナビオニックスは地中海エリアのものだけなんですね。でもモロッコにいた時にカナリア諸島付近のチャートとかを確認したら、カリブ海用のものを購入しなくても充分詳しく乗っているのがわかり、更新しなかったんですよ。でもここにきてカリブ海までのチャートをチェックしてみたら・・・・そっちは全然詳しくなくて大まかな事しか見れなかったんです。

ヤバイ!と思いさっそく主人は街にでかけてSDカードを買いに行きました。レイマリンのチャートだったらネットでダウンロードして購入できるからです。こういう時シエスタで昼間お店が閉まるのは便利。夜は9時近くまで営業しているからです。

で無事SDカードをゲットした主人は早速ネットでカリブ海域のチャートダウンロードに挑戦。やり方をネットで調べたりして労力を費やした結果、なんとぉ~!!!!レイマリンはカリブ海エリアのチャートだけが、なぜかないんですよ。他の海域はあったのに。

え~どうするのぉ~???とちょっと焦った私。でも主人は「最悪チャート無くても行けるから大丈夫。明日シップシャンドラーでナビオニックスのを買ってくる。」と全く動じていませんでした。

で気を取り直してテイクアウトした寿司でディナー。
ランチでオーダーしたものよりもグレードの高いものをテイクアウトしてきたので量もタップリ。中身は海老が入っていること以外はランチで食べた「松」盛り合わせと同じですけどね。このシンプルなネタの寿司が一番美味しいのだ。ちなみに店内でこれをオーダーすると船盛になって出てきます。ちゃんと醤油もワサビも生姜もタップリつけてくれていました。

出発まであと数日っていうタイミングで航海に重要なチャートがないって、トホホ・・・な感じでした。幸い3日の朝一で主人はシップシャンドラーに出かけていき無事ナビオニックスのカリブ海用SDカードを購入することができました。カリブ海だけではなくパナマ運河までかばーするものだったので、これで向こう2年ぐらいはばっちりです。

本日もご訪問ありがとうございました!ご覧いただいた記念によろしければ「ペーパークラフト」ボタンをポチっと押していただけますか?
             



PVアクセスランキング にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿