2025年3月25日火曜日

ビーチの温泉目指してBouilanteに向かう!Guadelopueに着きました

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





24日も引き続き移動しました。次の目的地はいよいよGuadelopueの本島。東からの強風がしばらく続くので、島の西側を通って北上します。何か所かアンカレッジの候補があったのですが、その中からビーチに温泉が流れ出ている場所があるBouilanteという街のアンカレッジを選びました。夕日を見ながら温泉につかれるなんて最高です!

川から海に流れ出る熱湯が丁度いい温度でした。

3月24日(月):起床と共にアンカーを上げて、出発しました。前日よりも強い東側からの風が吹いているので、Guadelopue本島に向かうのに最高のセーリング日和です。泊地の外はすでに20ノット以上の風が吹いてるはずで、アンカリングしている場所からも島と島の間の海に白波がたっているのがわかりました。なので、メインセールは最初からセカンドリーフィングにして、ジェノアも1/4ほどだけ出しました。

セカンドリーフィングなのでメインセールはちょっぴりです。

朝7時半ちょっと前にはすでにセーリング走行開始していました。まだ朝ご飯は食べていません。

Terre-de-Bar島の端っこを出る頃には海面が荒れてきたのがわかりました。

わお~スターボード側90度の風が体感で24ノット。船スピードのログが作動していないので、真の風の強さがわかりませんが20ノットは軽く超えているのは確実だと思います。

スピードも7ノット越え。メインセールがセカンドリーフィングなのに快速です。全部メインセールが上がっていたら今頃大変なことになってたなぁ。

海面を通る風がしぶきをまき散らしていて、コックピット後方にもしぶきが飛んできました。私たちはドッジャーの内側いるので濡れないですけど、もしマニュアル操船だったらずぶ濡れになってたなぁ。オートパイロットさまさまです。強風だとオートパイロットがうまく作動しないのが普通ですが、SATOMI号のオートパイロットはすごく強力なのでこんな状況でも全く問題ありません。


かなりヒールしてきました。

それほど大きな波ではないので、ザブンと押し寄せてくる感じではありませんでした。

7時40分には今朝までアンカリングしていた島が後方に見えます。丁度今島と島の真ん中ぐらいかな?一番風が強い場所のさしかかっているかも。

ジェノアもちょっぴりですが、いい仕事しています。

スターボード側はもうずぶ濡れです。

スピードは8ノットを超えていて、一瞬ですが9ノットまで行ってました!

風も25ノットが最低で、突風時には28ノットとかになっていました。でもメインセールをリーフィングしているので安定感がありました。
実際の位置はこのあたりでした。Guadelopueの端っこに到達しています。

Guadelopueの北の端っこの内側に入りました。

途端に風が弱まった!さっきまで25ノットとかだったのに!!

スピードもすごく遅くなってしまいました。

Guandelopueが右側に見えます。さすが本島だから島の端っこにも町があるな。

メインセールは相変わらずセカンドリーフィングですが、ジェノアは全部出しました。


そのおかげでスピードは6ノット代に上がりました


Guandelopueは蝶々みたいな形なのです。真ん中の凹んだあたりが中心都市なのですが、南側には風向き的にあまりいいアンカレッジがなくて、長時間不在ににするならマリーナに入ったりモーリングブイに繋がないといけないのです。マリーナにはしばらくはいらなくてもいいなという気分だったので、北側の泊地に最終的に行くことにしています。そこに係留して歯医者に行くことにしています。8時半の時点ですでに、目的地まで10マイルを切っていました。

9時10分ごろ、とうとうセール走行できないぐらい風が弱まってしまいました。島の反対側では今でもゴーゴー20ノット越えの風が吹いているのいうのにね。もうあと数マイルなので、ジェノアを巻き入れてエンジン走行に変えました。

あの先が目的地のBouilanteeの町です。Bouilanteeというのはフランス語で「boiling」つまり沸騰しているという意味なのです。Guadelopueの西側には何か所も泊地があるのですが、最初の泊地としてここを選んだのは、ビーチに温泉が流れ出ているからなのです。

朝の出発がはやかったので、10時半には目的地に到着していました。朝早起きしたせいか(私は6時前から起きていた!)なんかすごく眠くなっていました。お腹もすいていたので早めのランチでラーメンを食べたら、お腹がいっぱいになったせいかますます眠気に勝てなくなり、上陸したいという主人を残して私は船内に残り、お昼寝しました。アンカレッジには突風が時折吹いてきて、外の強風の様子がうかがえました。でも波は起きないので、横揺れとかもなく、とっても快適でした。

気が付いたら午後1時過ぎになっていていました。午後2時ちょっと前に主人が戻ってきました。船内も結構温度が上がっていたのですが、外はもっと暑くて、主人もぐったり。そこで温度が下がるまで船内でまったりして過ごしました。その間も主人は歯医者さんの予約を取るべく奮闘していました。相手は英語があまりよくわからず、こちらもフランス語がダメなので、なかなかうまく意思疎通が電話だとできません。Martiniqueの歯医者さんに再度コンタクトして、Guadelopueで紹介された歯医者となかなかコンタクトが取れないというのを、説明するだけでも至難の業でした。なんとかMartiniqueの歯医者さんと再度コンタクトが取れたんですが受付の人が、主人のお願いメールを受け取っていることだけは確認が取れました。さてどうなることやら。

夕方になってきてちょっと気温が下がってきたので、ビーチ温泉に行くことに。ブルーの船がSATOMI号です。主人は昼間上陸する途中、海面に顔をだしていたタートルをテンダーでひきそうになったらしく、いつもよりスピードを落として進んでいました。

テンダーは桟橋に取り付けます。フェリー用なのかな?でもフェリーが航行しているような様子はありませんでした。そこからすぐに温泉の場所がわかりました。

さらに左手にはスーパーマーケットのCarrefourもある。便利!!

ちょっとわかりにくいかもですが、小さな川から温泉が海に流れ出ていて、その河口で皆さんつかっているよう。なので近づけば近づくほど温度があがっていくのです。
ちょっと離れると海面は暖かいけど、海底は冷たい(といってもカリブ海ですから冷たくて仕方がないという温度ではありません。)のです。なので、河口の周辺に皆さんたむろッています。深さは、新調152㎝の私でも足がついて首から上は海面に出ているぐらい。河口の正面には海流があって、しっかりふんばっていないのと押し流されてしまいます。

遠方には雨が降っている感じの雲。こんな夕空を見ながら温泉に浸かる(浮く)ことができるなんて幸せ!硫黄の匂いもそれほど強くなかったし、温度も丁度いい感じだったのでいつまでも浸かってられそうでした。

20分ぐらい温泉を楽しんだあと、家路につきました。時刻は夕方5時45分ぐらい。


ディナーは、先週だったかな主人が作ったミートソースでパスタ。沢山作ったので、半分を冷凍しておいたのです。それを半分ほど解凍しただけなので、もう1回分ぐらい残っております。

昼間上陸した主人いわく「すごい静かな町で何もない感じだけど、ビーチ沿いすぐにスーパーがあるから便利だった。」とのこと夜になったらライトアップされていましたが、音楽が聴こえるわけでもなく、静かに夜がくれていきました。

日が暮れたころから時折の突風が収まっていて、心地よい程度の揺れ具合でぐっすり気持ちよく寝ることができました。


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