皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
今週は月曜日以外ずっとほぼ一日中雨が降り続く日々が続ています。なので必然的に室内でする作業しかできません。まずは重要事項のエンジンの洗浄、オイル交換などを終了させました。
6月11日(水):朝起きた時から、ずっと激しい雨が降り続きます。午前中ちょっと雨が止んでいたので、その隙間をみてサビ落としを再開したのですが、ストーンション2本目に取り掛かったらまた降り始めちゃった!
サビ落としは塗ってから数分乾かして水で洗い流すのですが、最後に塗った方は乾かないうちに雨に降られたので、後でみたらジェルが効く前に濡れちゃったので、やり直ししないといけませせん。数日間降り続く予報なので、仕方ないけど。
主人は船内でエンジンの洗浄を始めています。普段はエンジン冷却は海水を取り込んで稼働していますが、しばらく使用しないので清水で洗浄します。ホースで清水に接続してエンジンをかけます。
新しく買い替えるつもりはなく、オーバーホールしてもらおうと思ってたのですが、何しろ年代物のエンジンだったのであちこち交換する時期になっていて、予想外の見積もりに。さらに新品のエンジンが一台だけアテネに在庫があって、おそらく在庫を消化したかったのか物凄く割引きした値段でオファーがあったんですよね。そしたら新品を買うのとオーバーホールして古いのを使い続けることの差額があまりなくなったんです。そんなタイミングを逃す手はなく、新品エンジンに買い替えました。これでSATOMI号の価値がぐんと上がったし。
SATOMI号はTAYANA52といって、日本ではあまりなじみがないブランドの船で、世界でも知る人ぞ知る、というタイプのブランド。アメリカの船舶デザイナー、ロバート・ペリー氏が台湾の「タイヤン」という造船所のためにデザインしたモデルです。なのでアメリカではヨットに詳しい人はTAYANAを知っている人は多いし、造船所が2010年あたりで廃業になっていて、今は製造されていないので、巷に出回っている数が限られているんですよね。製造されたのは1992年で、当時は今のようにチャーターヨットビジネスというのは今ほど一般的ではなかった時代。量産型の製造方法ではなく、タイヤンでは職人さんがグラスファイバーを一枚ずつ手で貼ってハルを形成していたそうです。なので、将来的にSATOMI号を手放す時が来た場合でも、船体の古さは特に問題にならなず、むしろクラッシクックカーのような価値があります。だからエンジンなどの心臓部分が新しければ、さらに価値を保つことができるんですよね。なので、将来への投資と思って買い換えました。
新しいエンジンになったら、違いは歴然でした。とにかく燃費がいいし、スピードも速いし、音も静か。替えて本当に良かったです。
オイル交換します。飛び散りが発生しないよう、ラグ替わりの古いテーブルクロスを床に敷いておきました。
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