2025年12月7日日曜日

観光はCartagenaだけでいいんじゃない?!でも船移動しなかった理由あり

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!



カリブ海に面した街Cartagenaはスペインが南米を占領し開拓して行った歴史深い街で、観光客も沢山来ます。鮮やかな色彩で溢れる街並みはどこを見ても絵になる場所ばかり。正直コロンビア観光はこの街だけでもいいんじゃない?と思うぐらいでした。港町でいい泊地もあるのでSATOMI号でCartagenaに来ることも可能なんですが、あえてそれをしなかったコロンビア特有の理由があるんです。

12月4日:今回のコロンビア観光ツアー最終日はCartagenaで丸一日過ごします。朝ごはんはホテルのカフェで食べました。一人3万ペソはお値打ちだなと思うメニューでした。

主人も私もアボガドトースト。卵は主人は目玉焼きで私はスクランブルにしてもらいました。フルーツとジュースにコーヒー紅茶が含まれています。

そのまま観光に出かけました。主人の風邪はもうほぼ完治しているんですが、私は数日遅れで感染したので、まだ鼻づまりや咳がひどいです。でも頭がぼーっとした感じごかなり良くなってきたので、今回の旅最終日は、お昼寝しないで頑張りたい!


前日夕方にこの辺りまできました。城壁の中に広場があり、スペインがコロンビアを開拓した時に街を築いた名残の場所です。


夕べは近くまで来なかったので気が付きませんでしたが、キリスト誕生の舞台、水面に浮いてたのだ。
城壁広場の向かい側方面にも古い町並みがあるので見に行きました。


お土産物を売ってる場所はあちこちにありますな、このアーケード内のお店は路上露天店より質がいいものを置いてるようでした。

さらに進んでいくと壁に鮮やかなアートが描かれた通りにでました。

日差しも強くお天気がいいから、一層彩やかさが強く見える気がします。


なんかどこを見ても絵になるなー。



病み上がりなので、ちょっと表情がかたい?!

きゃーここなんか、インスタ映え最高!


その後港の方にでました。ここはCartagenaの泊地です。うねりとか入ってこない安全な場所。なのでCartagenaに船で来れるんですが、コロンビアはまず出入国の際必ずエージェントを通さないといけないというルールがあって、それがUSドルで350ドルとかなり高いのです。しかもいったん入国しても次の港に向かう時はまたいちいち国内移動出入国手続きをしないといけません。つまり港を移動するたびに費用がかさむという事。マリーナにはおかかえエージェントもいて、Santa Martaでは一週間以上の滞在でエージェント費用は100ドルになり、一カ月以上滞在だと無料になります。しかもマリーナを利用しない人にはマリーナおかかえエージェントは仕事を請け負わないんですよね。だからアンカリングで過ごす場合は自分でエージェントを探す必要があります。勿論マリーナ係留代を節約できるのでそれが一番安上がりなんですが、アンカリングに350ドル払うなら、費用は高くなってもその分を留守中安心して船を放置しておける方が私たち的にはお得に感じております。ということで、コロンビアでは最初からSanta Martaだけに立ち寄ることにしていました。

引き続き街中散策です。バルコニーに骸骨のご婦人たちがいた。

12月に入り、一気にクリスマスデコレーションが加速しています。コロンビアももともとスペイン占領下の国だから、キリスト教がメインだと思うんでクリスマスは一年で一番盛り上がるイベントでしょう。Cartagenaはもともと街中がアートな綺麗な町だと思うんですが、この時期は特に綺麗になっているのかも。観光するなら12月がお勧め?!


ランチは主人が見つけた、Cartagenaはで一番美味しいピザ屋さんに行くことに。ピザ屋さんというよりは結構ちゃんとしたイタリアンレストランですね。

もう一週間もなんらかなの薬を飲み続けているので、そのせいか胃の調子が悪くてサラダとかさっぱりしたものが食べたい私。アボガドとズッキーニのコンビが美味しかったです。

主人はぺぺロニピザ。私も一切れいただきましたが、なるほど本場イタリアで食べたピザに劣らない味でした。

ランチ後は徒歩20分ほどの場所にあるCastillio de San Felipe de Barajasを見に行きました。1600年代に建てられた要塞です。当時はカリブ海の覇権を争っていたフランスとイギリスからの攻撃をよく受けていたそうです。周辺の旧市街を含みこの要塞もユネスコ世界文化遺産の一つとなっています。
ここに来るまでも緩やかな坂道だったのですが、さらに上まであがっていきます。炎天下なので帰りはタクシーに乗ろうと最初から思いました。
高台だから市内の眺めがいい。
この要塞の特徴はトンネルがあちこちにあること。ほんの一部しか通りませんでしたが、迷路のようでした。
トンネルを出ると要塞の別の部分にいきなり出たので、近道なのかな。


半分部分しか見ませんでしたが、ま、十分かな。帰りのタクシーは要塞のチケット売り場の前で待機しているのを拾いました。2万ペソと最初に言ってきたので本当はちょっと割高なのかもしれませんが、私たちにとっては安いし、市内が一方通行が多く、かなりぐるぐる回って徒歩で帰るよりもむしろ時間がかかったぐらいだったので、定額料金で良かったと思いました。

私の風邪も咳以外はかなり回復してきたので、この日はお昼寝せず、午後ちょっと休んだけでほぼ一日中観光しました。なんていっても最終日だしね。

夜は主人がお肉が食べたいといったのでステーキを置いている場所を探しました。ステーキ専門店だとなんかやたら高いんですよ。それと風邪で味覚障害になっているのか、もともとそうなのか、どうも今回の旅ではレストランに満足できておりません。Santa Martaではほぼどこでも費用対効果に満足できていたんですが、他の都市では今一つ。さらにコロンビア独特料理だとスパイスが合わないみたいで主人も私も今一つ食欲が出ないんですね。
それでホテル近くにステーキ専門店ではなくビストロでメニューが豊富な場所を見つけたので行ってみることに。
メニューにはフィレ・ミニョンとなっていましたが、メダリオンステーキなかな?でも柔らかかったし、焼き加減も丁度良くソースも美味しくて良かった。しかもお値段は専門店の半分ちょっとぐらい。これで十分だ。牛肉の質はコロンビア、良さそうです。

食後は遠回りして旧市街まで足を延ばしてみました。あちこちライトアップされてる。
一瞬マクドナルドかと思ったら「偽マクドナルド」でもネーミングがImposter=偽物、なりすまし、をもじっていて面白い。
路面店で可愛いイヤリングを売ってるおばさんと一緒に。一応2セットピアス買いましたよ。両方で16ドルだったので、すごく安く感じました。シドニーだったら、マーケットでも一個25ドルでも安いと感じるなぁと思った。

昼間は来なかった別の広場で、たいまつを持ったパフォーマンスが行われていました。

夜になるとクリスマスデコレーションがライトアップされて、メルヘンの世界があちこちに。

風邪を引きながらも頑張って観光し続けたコロンビア内陸の旅はこうしてCartagenaが終点でした。Medellin、Bogotaはかなり内陸の都市で、規模としてはCartagenaより大きいと思うんですが、そのごみごみした感じと気候の違いから、あまり最初の二つの都市の印象はよくありません。ま、主人が財布を無くすというアクシデントがあったからかもしれませんけど。でもSanta Martaもそうですが、カリブ海沿いの町の方がなんか小奇麗でホームレスも少ない印象なんです。とにかくMedellinやBogotaでは道の50メートルごとにホームレスが横たわっていたので、うっかりしていると踏んづけちゃいそうでした。もし時間的な制限があるとしたら、コロンビア観光はCartagenaだけでもいいかな~。でもそう思えたのは比較対象があったからかもしれませんけどね。


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