皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
22日、本当はもう1泊Green Islandに滞在する予定だったのですが、野菜の在庫が少なくなりクリスマスディナーの時にロースト肉に合わせる分が不安になりました。(なったのは主人だけですけど。)で本土に近い町のお店までお買い物に行くことに。そこでも在庫がある保証はないんですけどね。どうせ移動しちゃうので元の場所に戻るよりもさらにちょっと先の通称Swimming Poolというサン・ブラス諸島でもきれいで有名な場所に移動することにしました。浅い場所が沢山あるのとすでに沢山の船がいたので、アンカリングできる場所を探しているうちに、なんと浅瀬に乗り上げちゃった!!!砂地だから良かったけど。
22日の朝の時点ではまだここにもう1泊するつもりだった。
すぐ後ろの船、最初は近すぎるかなと思ったけどチェーンを縮めたのでそれほどでもなくなりました。でも前日の夕方ディンギーに乗った女性がやってきて「明日お昼ぐらいに出発するんですけど、お宅の船うちのアンカーの真上にいるから」と言ってきたので「大丈夫その時船にいるようにしますので。」と言いました。でもなんかすごくそっけなくて、もう一人男性がいるのを見たんですが、その後は一度も外に出てきてなくてしかも夜もアンカーライト付けていなくて室内も真っ暗で非常に危険な状態でした。マナー悪いじゃん!
Green Islandには上陸すらせず、移動となりました。買い物が終わったらまた戻ろうか、とも思ったんですが、どうせならそのまま次の場所に移動しよう、となりました。正直期待していたほど景色的には、前日にいた場所とほとんど変わらなかったのです。揺れないだけかな。リーフはこっちの方がきれいかもしれませんが次の場所も同じぐらいかもっときれいらしい。
次の目的地は通称Swimming Poolという場所で、沢山のリーフの中に浅い砂地が広がっているので、そこがまるでプールみたいっていうことでそう呼ばれてるらしいです。サン・ブラス諸島では「一度は行っておきたい場所」ということなので、クリスマスをそこで迎えることにしました。
ジェノアだけ出してゆっくりセーリングで行きました。
すでに見慣れてきたKunna族の街の風景。
ここにはコンクリートのちゃんとしたワーフがありました。本土を行き来しているらしき船が、私たちがアンカリングしている時にやってきました。
お店にはちょっと人だかりがあって、私たちより先にアンカリングしていた船のフランス人カップルがお買い物をしていました。トマト、玉ねぎ、キュウリにじゃがいもと、種類は少なかったのですが、取り合えずじゃがいもと玉ねぎがあればいいなと思っていたので、トマトとキュウリはボーナスでした。フルーツ類はなかったのですが、ライムがあったのでライムを何個か買うことに。大航海時代はかっけが重大問題でしたが、キャプテン・クックはフルーツや野菜不足が原因なのではと思い船員たちにライムジュースを毎日一口ずつ飲む用命令していたそうです。おかげで船員を病気で失うことがなくなり、無事に航海を終えることができたらしいです。そこまで絶望的な状態ではなりませんが、主人に「ライムがあるし、お米も沢山あるからこれで問題ないね。」と言ったら「海賊みたいなこと言っているね。」と笑われました。
バスケットコートがあって、少年たちが遊んでいました。
ここでビールはバーみたいでビールを売っていました。
ビール買ったら運んでくれました。途中ほら貝がおいてある家があり、そのほら貝をブーとふくパフォーマンスも見せてくれました。嵐が来た時、これをふいて嵐をおっぱらうんだそうです。
この建物は議会堂だそうです。
そして白い建物が学校。
フルーツのお店は最初に行った閉店していたお店なんですが、地元の人が声をかけると人が出てきて「パイナップルとかバナナある?」と聞いてくれました。そしたらこの日は全く在庫無しでした。次に行ったのは卵があるお店。
最近卵を買いに行く時は、こうやって卵ケースを持参することにしています。スーパーじゃないので、パッケージされていなくて1個いくらで買うからです。洋ナシジュース4缶、バニラフレーバーのウィートミルク3個と1ダースの卵は全部で20ドルでした。野菜は重さで計り売りで6キロぐらいで10ドルだったし、ビールは2カートンで20ドルだったのでまあまあの収穫じゃないでしょうか。特に野菜はジャガイモを沢山ゲットし、玉ねぎも在庫と合わせて充分この先1週間ちょっと大丈夫な数になりました。トマトとでっかいキュウリはよかったなぁ。アイスバーグレタスがあるので、サラダが作れます。キュウリは食べ切れなくなったら日本から持ってきた塩昆布と混ぜて即席漬物にして楽しんでいます。
ビール買ったら運んでくれました。途中ほら貝がおいてある家があり、そのほら貝をブーとふくパフォーマンスも見せてくれました。嵐が来た時、これをふいて嵐をおっぱらうんだそうです。
猫ちゃん親子。ちびちゃん可愛い!連れて帰りたくなる。野良じゃなくてちゃんとこの家で買われてるようです。
そして白い建物が学校。
お買い物を終えてすぐに出発。それでもまだ12時ちょっと過ぎです。Swimming Poolまではここから15マイルほどなので、またジェノアだけあげてゆっくり行きます。アップウィンドなのでメインセールを上げた方が速く進みますが、すぐ着くので上げてまた下ろすのが面倒でした。
ディンギーは牽引したまま。
それでも5ノット前後のスピードが出ました。今朝いたGreen Islandの泊地の間をぬってセーリング走行です。
陸から離れるにつれて風があがってきて、スピードも5ノットを超えるようになりました。
風は安定して20ノットぐらいだったんですが、突風時になると時々風速メーターがおかしくなります。絶対47ノットはない。シェルターベイに着いたらじっくり調べないと。ちょっとウネリが大きくなってきましたが、横からなのであまり気になりませんでした。
前方に同じ場所に向かうと思われるキャタマランがいて、アップウィンドなのにがんばってセーリング走行しているようでした。私たちはジェノアしか出していなかったのですが、6ノット前後のスピードで進んでましたが、キャタマランは5ノット行かないぐらいだったので、追いついていきました。アップウィンドはやっぱりモノハルの方が有利なのだ。メインセールを出していたら、おそらく7ノット近く出たと思う。
午後1時半にはSwimming Poolについてたんですが、すでに沢山の船がアンカリングしていて、空いてい場所を探して時間をとりました。前方に見えるのがSwimming Poolと呼ばれる場所。
ハートマークの場所がSwimming Poolなんですが、私たちが最終的にアンカリングしたのは青丸の場所。かなり混んでいたのはわかっていましたが、それでもどっか隙間がないかな?と思ってうろうろしていたら、海流が結構激しくていつの間にか浅瀬に横長に進んでいて、なんと一瞬砂地にスタックしてしまったのだ!!!そこで後進ギアで少しづつあとずさりしてなんとか事なきを得ました。スタックしている時ディンギーにのった男性が「大丈夫ですか?押しましょうか?」と近づいてくれましたが、最終的に自力で脱出できました。その方が「この辺りは砂地だからダメージはないと思いますよ。」と教えてくれました。で、結局そのエリアはあきらめました。次に島の前に近い方に行ってみたんですが、そこは海底が緩い泥みたいで一見アンカーが効いているように思えてもバックギアに入れて確認するとずるずる流れてしまい、周りにいる船と近くなりすぎになってしまうんですね。3回やり直したんですが、納得できず諦めました。で最終的に青丸マークに落ち着いたんです。
そこは水深11メートルぐらいだったのでチェーンは50メートル出しました。すぐにアンカーが効き始めたのがわかり、それと万が一アンカーが流れても後方には遠方に数隻いるだけで(私たちよりもさらに後方にアンカリングしてる船がいるぐらい混んでいるのだ。)周りが気にならないので気が楽です。
サン・ブラス諸島の端っこに来ました。グーグルマップではさらにズームインしないと海の上に浮いてるだけのように見えます。
島の後方にもリーフがでっぱっているので、私たちがいる場所でも波はほとんど立ちません。島があるおかげで、吹き曝しのSwimming Poolエリアよりも風が弱いんですが、涼しい程度にはちゃんと吹いてるので気持ちがいいです。
気が付いたら、右隣りは多分来るときに一緒だったキャタマラン。
そして左隣りの2隻はなんとオーストラリアンボート。キャタマランの方はバイキングラリーで一緒だった人たちで、モノハルはその知り合いの方達の船。モノハルの人たちはさらにシドニーのボンダイ出身の方でした。Green Islandにいる時に偶然出会って、彼らにSwimming Poolの事を聞いたんですよね。
夕食はサーモングリル。それにお味噌汁に即席漬けも作って日本食風に。主人が「こんな場所で日本食食べれるなんて最高にラッキー!」と喜んでくれたので嬉しかった。
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