皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!
SATOMI号は再びクレーンで陸上ハードスタンドに上げられました。10月後半にトリニダードでハードスタンドから海上に戻ったばかりなんですが、この先オーストラリアに戻るまで事故さえなければハードスタンドに上がることはないし(金額が恐ろしくて)、マリーナバースに滞在する金額と比べたらクレーン代を足してもあまり変わらないことがわかったので、思い切って再びあげることにしました。それにしてもほんの2ヶ月だけなのに、ハルの付着物が既に結構あって驚きました。勿論スルッと落ちましたけどねぇ~。普通のアンティファウル塗装だったらいったいどんな感じになっていたでしょうか?!
1月10日(土):お昼ちょっと過ぎ、SATOMI号はウェットバースを離れてクレーンの場所に移動しました。本当は12時にクレーンの所に行く予定だったのですが、連絡が来るまで待機ということで、実際に「来てもいですよ。」と無線で呼び出しがあったのは12時15分ぐらいでした。風が後ろから15~17ノットぐらい吹いていたので、ポンツーンにハルが押し付けられる感じにはなっていましたが、バースに入る時にラインを受け取ってくれたハーバーマスターの人が来てくれて、最後までスプリンガーを持っていてくれたので、それを起点にバックで左側にカーブしながら問題なく離れました。
クレーンに上がるのはいろんな場所で何回も経験しているので、私は余り緊張しませんでしたが、操船している主人は毎回緊張するみたい。クレーンの場所に無事係留した後、ダイバーの人が潜ってキールの形と場所を確認してくれました。これ、すごく大事なんですよね。ギリシャでは最初は船の設計図を提出し、クレーンのベルトを渡す位置にスティッカーが貼られました。その後はそのスティッカーを使っていたんですが、トリニダードでハルを磨いてもらった時にはがされてしまいました。ベルトを通す位置が悪いとプロペラを傷つけたりするので確認は大事です。パナマの他のマリーナのヤードで、この作業を怠ったため船に大きなダメージを起こされてしまったという話を聞きました。
10月の終わりにトリニダードで海上に戻したばかりなので、前回に整備した時からまだ2ヶ月ちょっとしかたっていません。でも、出発してすぐにエンジンの黒煙問題が発生したり、オートパイロットが故障して丸2日間4時間交代でマニュアル操船してやっとの思いでBonaireに着いたと思ったら、真っ暗な中さんご礁にキールをぶつけたりして、今シーズンのクルージングは最初から故障続きでした。オートパイロットはBonaireで直せたんですが、エンジンの黒煙問題はコロンビアでは時間的に解決できず、シェルターベイに来てやっとことが進み始めました。キール自体はコッパーコーティングの塗装が削れた程度で、構造自体にはまったく異常がないことは主人がダイビングして確認しました。なので当初は南太平洋のどっかの島国ハリケーンシーズンをやり過ごし、2シーズンかけてオーストラリアに戻ろうと思っていました。でも私も主人も年々年を取るしお互いの親も高齢だし、オーストラリアに戻ってからもまたオーストラリア海域を一周したいと思っているので、一気にオーストラリアに戻った方がいいかも、と思い直したのです。それにタヒチとかフィジーとかでハードスタンドに上げたり修理をしたりするとかなり高額になりそうなこともわかってきましたから。
で、シェルターベイマリーナに着いてから、ヤードの費用なんかを聞いてるうちに、今ここでもう1回ハードスタンドに上げた方がいいな、という結論に至りました。部分のコッパーコーティングを塗布しなおしたかったし、プロップウォークもたった2ヶ月でダメになっていたのでいいタイミングでした。一番は費用の問題かな。マリーナバース代が一日割引き後でもUS70ドル弱なので、物凄い高いわけではないんですが、陸上の場合は半額ちょっとぐらいなんですよね。2週間滞在するとそれにクレーン代を足すとあまり金額が変わらない感じになったんです。それとヤードで仕事を依頼するとハードスタンド滞在費も割引きになることが分かり、プロップウォーク塗布をやってもらう費用が割引き代で充当できることがわかりました。つまり割引きなしで自分達でやった場合と作業を依頼した場合の金額が同じぐらいなんです。だったらやってもらった方がいいですよねぇ。今まではずっとは自分達でやってたので慣れていたんですが、トリニダードでやった時、地中海で冬にやっていた時と気温の差が凄くて、おそらく作業のタイミングがうまくできなかったんだと思うんですね。うまく塗料が付着しなかったようなんです。さらにプロペラに塗ったグリースが塗料との相性が悪かったのか、その部分はするりと剥げてしまいました。なので、今度はいつもこの気候で仕事をしているプロに塗布してもらうことにしました。
それにしてもたった2ヶ月だったのに、付着物の多いこと多いこと。スクレイパーで削り落としてもらったら、さすがにコッパーコーティング、表面的についていただけみたいなので、フジツボみたいな小さな貝はスルッと剥がれましたけどね。地面に散らばっている砂利みたいなものが剥がれたフジツボです。
さらに緑の藻みたいなものも海面ラインに付着していたのですが、こちらも高圧洗浄で綺麗になりました。画像左が洗った後で右側がまだ付着している状態。
カリブ海は海水温が地中海よりも高くさらに栄養満点なので、すぐに付着物が育ってしまうんですよね。コッパーコーティングしていると、表面上は付着物があるんですが根元がくっついていないのでスクレイパーで軽く擦ると簡単に落とせます。トリニダードにいる時、普通のアンティファウルの人が「もうね、自前のさんご礁が船底に育ってるんですよ。」と言っていました。
隣のボートとクレーンの隙間がなんと10㎝ぐらいしかない。見事な操縦具合です。
あのでっかい倉庫みたいなのがヤードオフィスです。
今日から2週間、ここが我が家の裏庭となります。
すぐ近くにKUMAという名前のキャタマランがいます。絵からして日本語のKUMAのようですね。船籍はアメリカのようです。他にも「龍太郎」と感じで描かれたキャタマランもマリーナバースに近い方のヤードでみました。
お昼ご飯を食べていなかったので、早めの夕食も兼ねて久しぶりにお家ごディナー。クリームシチューの素と焼肉のタレをミックスして「なんちゃってビーフストロガノフ」を作ってみました。生クリームなくても牛乳とバターをクリームシチューの素と混ぜると十分クリーミーになります。アペロルと共にハッピーアワー!やっぱりお家ご飯は自分の味だから美味しいな。主人も最初は、生クリーム無で大丈夫?と疑っていたましたが「すっごく美味しいい。疑ってごめんなさい。」と言っていました。
ということで、これから2週間、また修理メンテナンスの毎日が始まります。
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