2025年12月4日木曜日

Medellinから首都Bogotaへ

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ




12月1日はコロンビアの首都Bogotaに移動しました。Bogotaには2泊滞在です。主人より遅れて体調不良になった私は、恐らく風邪マックスの状態。それでも風邪薬を飲みながら、数時間は出歩き、そのあとはひたすら夕方またで寝る、を繰り返しておりました。    Botogaのホテルでは初日夕方から夜中過ぎまで断水でトイレが流せず嫌な感じでしたが、不幸中の幸い?風邪で鼻がばかになってたので気にならなかったのだ。後気が付いたことは、コロンビアのシャワーの事。お湯が出ないと思っていたのですが、蛇口の使い方にコツがあったのです。そんなBogota2日間のハイライトです。


12月1日、Medellin空港で朝ごはん
主人はお腹の調子が良くなくてフルーツサラダ。
私は食欲だけはあるので、ちゃんとした朝ごはん。Bogotaまでは1時間ぐらいのフライトなのであっという間に着きます。
Bogotaは首都だけあって、Medellinより都会で、少し小綺麗な感じでした。専用バスレーンがありました。空港からタクシーで40分弱ぐらいでした。空港タクシーはちゃんとメーターがあって綺麗な車でホテルまでの料金は95万ペソ。約40オーストラリアドル。頭がぼーっとしているのであまり考えたくなく、もししっかり元気だったら多分バスを利用したと思います。ホテルから15分ぐらいのところまでバスで来れたみたいだったので。でも主人も回復してきたとはいえ、以前頭はぼーっとしていたし、今度は下痢が始まったみたいだったので、とにかく一刻も早くホテルについて落ち着きたかったのです。
標高2400メートルちょっとの場所にあるので寒いのだ。最高気温は19℃ぐらいですが、真夏からきた身としては寒く感じます。それに風邪ひいてるし。ホテルは繁華街にあり周りにお店が沢山あって便利な場所でした。そこで早速周辺を散策。

まずはランチ。お腹だけは空くんですよねー。主人はハンバーガーを食べましたが、私は地元の人が食べてたランチセットみたいなのを指さしで注文しました。まずスープがきました。驚いたのはスープまたはフルーツを選ぶんですよ。普通スープならサラダじゃない?
ポークのプレート。なかなか美味しかった(と思う)んですが、この時から多分少しづつ味覚がおかしくなりつつあったみたいで、ソースが嫌に酸っぱくかんじました。
 ホテルの近くにマーケットがあっていろんなお店があったのですが、なんとバービー人形の洋服を売っているお店が何軒かあったのが面白かった。


ざっと周辺散歩をしてホテルにまた戻ったのは午後2時ぐらいでした。ホテルすぐ横に薬局があったので、主人は下痢の薬を買っていました。頭痛や咳(はまだ少し出ている)が終わったらお腹に症状がうつったようです。私は風邪マックス状態だったので、お昼寝をすることに。主人も少し横になっていたのですが私より先に風邪を引き始めていたので、私よりも回復が先なんですよね。なのでしばらくしたら外に散歩に行くと出かけていきました。私はそのまま寝てたんですが、途中で片頭痛が酷く成ってきたので主人に電話をして頭痛薬を買ってきてもらいました。普段あまり私は風邪を滅多にひかないので、薬を飲むことがないんですが、ここ数日でこれまでの1年分ぐらいの薬を飲んでる気がします。頭痛薬はあっと言う間に効いてまたしばらく眠りました。

夕方5時半ごろトイレにいったら水が流れないですよ。断水しているみたいで、一階の受付の人に事情をききにいきました。ここは、実際は普通のマンションでその何室かがエアB&Bになっているんですが、エントランスには受付の人が24時間いてドアを開けてくれるんですね。どうも1カ月に1回ぐらい断水があるようで、ラッキーな私たちはそれにあたったみたい。夜10時には直るらしい。

お昼寝して少し気分がよくなっていたので、また外にでかけることに。この日あたりから私も少しづつ胃腸の調子が悪く成ってきていて、食欲があまりありませんでした。主人も同じだったみたいで、昼間取り合えず食事をしていたので、夕食は食べずにお散歩程度にしておきました。
昼間来たのとは違う路上マーケット。

主人はMedllinで博物館を見に行きたくて、タクシーの中で財布を無くしたんですがその博物館というのがコロンビアの有名な麻薬取引群団のボス、パブロ・エスカバーの博物館だったのです。(財布を無くして動揺していたので、落ち着くために取り合えず博物館には入ったらしい。転んでもただではおきない。)その時お土産物コーナーに売っていたパブロのTシャツが欲しかったそうですがお金がなかったし、値段もオーストラリアドルで100ドルしたので諦めていたそう。街中でパブロのTシャツを見つけたので、買いました。品質は博物館の方が良かったみたいですが、値段は半分以下だったので納得。


昼間ランチをしたお店は夜はこんな感じにイメージがちがっていました。
断水は結局夜中3時ぐらいまで続いておりました。


12月2日:私の体調は最悪は過ぎたみたいですが、頭がぼーっとしているのと咳がだんだんひどくなってきたので体力消耗が激しいです。でもできるだけ観光したくて朝から行動開始。
まずはシャワーを浴びてすっきりさせます。Medillinにいた時シャワーが水しか出なくて具合も悪かったので、出発の朝気合を入れてさっと浴びただけだったんですよ。マリーナのシャワーもお湯が出なかったのでコロンビアではそうなのかなと思っていたんです。でも一応水とお湯と2つ蛇口があるんですけどね。で、お水の方は冷たいままですがお湯の方は捻るととりあえず生ぬるいよりちょッと冷たい、でも水よりましっていう温度なんです。で主人が発見したのですが、お湯の蛇口、目一杯オープンにするんではなくちょっとだけにするとお湯が出てくるということ!だいたいどこでもお湯の蛇口って温度は一定で水の蛇口と両方合わせて温度調整をして、蛇口自体は水量を調整するだけじゃないですか?でもコロンビアはお湯の蛇口自体、沢山出すと水が沢山混じるみたいで温度が低くなり、ちょっとだけ出すとお湯が出てくるようなのだ。それがわかったので、久しぶりに温かいシャワーを浴びてすっきりできました。

朝ご飯はホテルのすぐ後ろの通りにあるパン屋さん。

主人は簡単にパンとコーヒー。
私はビーフスープとパンのセット。スープはコロンビアの典型的朝食らしいです。大きなジャガイモが1個ごろッと入っていて食べ応えがありました。


朝ご飯を食べて元気が出たので、Bogotaで有名な歴史的エリアに散歩に行きます。徒歩20分ぐらい。




なんかパレードみたいなのをやっている通りに出ました。通行止めになっている一角にいろんな扮装をした人たちが音楽と共にたむろッています。

お願いしてないのにポーズをとってくれた。
ので自撮りもお願いしました。


ここが有名な広場Plaza de Bolivarです。
正面にはコロンビア大聖堂

中はイタリアとかギリシャの大聖堂よりは質素でしたが、荘厳な感じは漂っていました。


大学があって卒業式だったみたい。


なかなか面白い建物が並んでいる通りでした。

その後またホテルに戻り、私はお昼寝。半日しか行動する体力がないんですよね。主人は私が寝ている間にまた散歩に出かけていきましたけど。

夜はお腹がかなり空いていて、パスタが食べたかったのでイタリアンのお店を探しました。途中見おぼえがある通りにきて、昼間散歩に来ていた場所だとわかりました。さらにレストランがなんとお昼にお茶をした場所の奥だったのだ!





お店の雰囲気はおしゃれな感じだったんですが、手作りパスタっていう話だけどなんか違う気がする。茹で加減はまあまあでしたけどね。さっぱりしたものが良かったのでナポリタン。

主人はミネストローネ。胃の調子は今一つまだよくないようです。それとコロンビア風の味付けというかスパイスというか・・・があまり私たちの口に合わないのかもしれません。それと風邪で味覚障害になってるのもあるかな。

帰り道またマーケットを見つけて寄ってみました。あったかそうなポンチョが売ってたんですが、今後当分冬服が必要ないのでパス。手持ちの冬服は全部圧縮袋に入れて収納しちゃっていますし。

ホテルの部屋はMedellinの時より断然いいです。

引き続き体調が万全でないんですが、それでもできるだけ観光することにしています。でも本来の元気だったら、バスとか公共交通機関を乗りこなしていろいろ広範囲に出かけられたと思うんですが、何しろ頭がぼーっとしているのであれこれあまり考えたくないんですよね。
まだ旅は続きます。12月3日はカリブ海沿いの町Cartagenaに移動です。Cartagenaは気候がまたSanta Martaと同じ感じになるので、暖かい分体が楽かな?

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2025年12月3日水曜日

ついに私はダウンで主人は財布を失くす!

皆さんこんにちは!Sailing Stamperウェラード里美がお送りする手作りカードと船上生活レポの世界にようこそ!





Medellin最終日は、朝から私は発熱でダウン。ほぼ一日中ホテルて寝てました。少し回復してきた主人は午後から一人で観光に出かけたんですが、なんと博物館に着いた途端タクシー内に財布を落としたのに気が付いたそうです。私が午後3時ごろ電話したら「今警察にいるんだ。」というからビックリ。熱も吹っ飛ぶ程のショックでした。

夕方には私も少し気分が良くなったのでケーブルカーに乗りに行きました。


11月30日(土):今までもいろんなアクシデントを旅行中に経験してきた私達でしたが、今回は最悪の事態発生。朝から熱っぽかった私は、とても出歩く気分になれず遅い朝ごはんの後、ホテルで寝てることにしました。主人も最初付き合ってくれてましたが、私より先に回復傾向にあるので、遠慮なくお出かけくださいと、午後1:00ぐらいだったかな、主人を観光に送り出しました。

それから熟睡してふと目が覚めた時、午後3時ぐらいだたかな?今どうしてるかな、と思って主人にメッセンジャーで電話したら、なんと「警察にいるんだよ。大変なことになってしまってて。タクシーの中に、お金払ったあと財布を忘れてしまったんだ。」というではありませんか!え~ヤバい!だって主人の財布の中にはオーストラリアの銀行口座のキャッシュカードやクレジットカードが入ってて、それが私達の普段の生活費を調達する唯一の手段なんですよ。私も一応自分の口座のカードに、クレジットカードは家族カードで主人と同じのもってるんですが、カードは盗難届を出すと私のも使えなくなります。しかも新しいカードを海外から発行手配しオーストラリアからコロンビアまで送ってもらうのにどれだけ時間がかかることやら。さらに翌日からBogodaに移動する旅程なのに。頭が真っ白になったんですが、主人からメッセージがきて、「財布見つかるかもしれないって。」とのニュース。それでまた電話したら、博物館にタクシーで行ったんだけど、入口のセキュリティカメラにタクシーが写ってて、ナンバープレートがわかったんですね。それを警察に知らせたら、タクシーを見つけてくれたんです。で、財布が見つかったといういい知らせが入り、1時間ぐらいでタクシーが警察に届けに来るとのこと。届けた謝礼は必要ですよ、と言われたそうですが。クレジットカードなど全て無事だそうでした。

一瞬どん底でしたが、信じられない幸運の光が指しました。主人がいた場所はホテルから10分ぐらいの場所だったので迎えに行こかと思ったんですが、まだ気分が優れなかったので部屋で待つことにしました。

夕方4時半位に主人が戻ってきました。話を詳しく聞いたら、財布と現金はなくカードだけが車内に散らばっていた、とドライバーが言ったそうです。でも主人は最初の反応とその後ポリスとドライバーが何やら話をしていた様子から、それは嘘で現金を山分けする話になったんじゃないか、と思ったそうです。現金はペソで10万ペソぐらい入ってたと思います。幸い前日にもっと下ろした時に半分ぐらいは私が持ってたので、主人の財布の中にはオーストラリア・ドルにしたら400ドルぐらいが残ってたわけです。決して少ない金額ではないですが、何千ドル紛失したわけではないし、クレジットカードや免許証などは全て無事だったので被害的に最小限と言えるでしょう。主人も病み上がりだったからきっと頭がぼーっとしてたをだと思いますが、降りてすぐに忘れたことに気が付き博物館の入り口の人に掛け合ったのが大正解、お手柄だったと思います。さらに博物館の人にセキュリティカメラの画像を自分の携帯に送ってもらうように手配し、警察に出向いたのも正解でした。博物館の人達は凄く親身になって協力してくれたそうです。

タクシーの写真があったから警察も動く事が出来ました。日本だったら簡単に見つかるでしょうが、ここは南米コロンビア。治安が決して良いとは言えません。だからカード類が全て戻ったのは奇跡だと思います。

その頃には私も少し気分が良くなってたので、ケーブルカーに乗りに行くことに。
Medellinは山岳地方なので斜面に町があり、ケーブルカーが庶民の足として普通に使われているんですよね。まずはタクシーでケーブルカーの駅まで行きました。ホテルで呼んでもらうタクシーはドライバーの記録が残ってるのが安心。主人は運悪く博物館には流しのタクシーを利用してました。タクシーは現金払いですが、私もまあまあまとまった現金を持っていたので大丈夫でした。

ケーブルカーの駅では切符の買い方が分からなかったのですが、駅員さんが丁寧に教えてくれました。スペイン語だけでしたが、何となく分かりました。金額も上に上がってまた戻るだけ、というのが想像できたみたいで、それに十分な金額を選んでくれたみたいでした。
いざ乗ってみたら、なかなか近代的で個数も多く待つことなくスイスイ乗れました。時間帯なのか空車の方が多いぐらい。


斜面にギッシリ家が立ってる!


途中2回ぐらい中継駅がありましたが、1番上まで乗って行きました。


終点ではぐるりと車が回るのでそのまま乗ってようと思ったら、いったん降りるように言われました。また料金払うのかなと思ったんですが、そのまま反対側までぐるりと歩けて、駅員さんいましたが問題なく下りに乗り込みました。



下りの頃には夜景になりました。


ケーブルカーの駅は電車の駅と連結しており、調べたらホテル近くの駅まで1本で行けることがわかったので、電子で帰ることに。ケーブルカーで乗り合わせた地元の中学生ぐらいのサッカー女子達がどの電車に乗ればいいのか教えてくれました。コロンビアの人達は、みんなフレンドリーで見るからに外国人に私達に興味しんしんみたいでスペイン語かわからなくても話しかけてきたりします。

電車で最寄り駅まで行き、そのまま夕食に。チャイニーズに行ったんですが、薬の飲みすぎで2人とも胃が荒れてるみたいで食欲かあまりありません。

で主人もわたしもスープにしました。主人はクリーミトマトスープ。チャイニーズレストランなんだけどね。
私は野菜スープ。

 
夜には私の熱は下がっていてそこそこ元気も出てきたんですが変わりに咳が酷くなったきました。まだ回復には数日かかるかも。翌日からまたフライト移動でコロンビアの首都Bogotaに移動します。Bogotaは標高2400メートルちょっとの山岳地方の都市。気温が低いのが気になります。それにしても財布がなくなった時はどうなるか、と思いましたが、博物館の人の協力と主人の機転で無事解決。警察とタクシードライバーは胡散臭かったようですが、おおむねコロンビアの人達は親切です。


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